OURSブログ

社会保険労務士としての日々の業務を行う中で、考えたこと、感じたこと、伝えたいことを綴る代表コラム。

山の手メンター塾(オープン勉強会)について

2021-06-13 21:31:37 | 雑感

2015年の山手統括支部長時代に念願のメンター制度をどうしても支部で導入したくて作ったのが「山の手メンター塾」です。メンター制度ということで登録したばかりの開業・勤務問わず先輩社労士が面倒を見るというコンセプトです。始まった当初はリアルで集まりゲストに来てもらって話を聞いた後グループディスカッション、さらにその後「仕事の話をする飲み会」と夜10時ころ解散というスケジュールでやってきました。当時も人数的には30人くらいが集まっていたと思います。

その後もここまでコロナ禍にもめげず支部の中で委員会として引き継がれ続いており、特に目黒支部の今井さんは熱心に取り組んでくれて、さらに当初から参加してくれているメンバーが支えてくれています。集まる人数もそれほど変わっていないような気がしています。ここ1年間はリアルは無理なのでzoomでの開催と、ブレークルームの活用でなかなかこれはこれで楽しい会が作り上げられています。ある意味リアルの時よりさらに気軽に参加しやすい面もあるような気がしています。HPやTwitterなどもできているのですが、今さらながらHPを見ると第1回からの内容もしっかり記録されており、継続は力なり、本当に有り難く感謝の気持ちでいっぱいになります。

山の手メンター塾HP
https://sr-mentor.com/?fbclid=IwAR3gExRnoI48jCJ8reQcYUlDetmXAceE0FnUD_h0nVT8_R6Zf1Q1YDVQEao

塾の1期生は、3年間メンター塾で勉強した後卒業して既にメンター役に回ってくれているのですが、卒業記念に寸劇を披露してくれて、それを作る過程で非常に連帯感ができて今も色々なことを聞いたり話したりできるチームになっているということです。

今年度は、zoomの利用が一般的になったこともあり、山の手メンター塾のスピンアウトというものまで作られて、山手統括支部所属の会員以外も参加可能の「オープン勉強会」となっています。先週の金曜日に開催されたのですが、特にテーマを決めずざっくばらんに色々な情報交換を行うことができて、開業1年生だけでなく私のように開業30年近い者でも楽しく有意義な時間になりました。富山からのご参加もあり、地方のお話も今後も色々と聞くことができれば視野も広まるだろうと感じました。

山手統括支部メンバーだけではなく参加頂けるスピンアウトは、次回7月9日(金)20時からです。開業したばかりの方から、ベテランまで参加可能です。また20時からということで食事は終えてしまい、お酒を片手の参加で気軽に参加できますので、一度覗いてもらえると良いと思います。

 

「人は財産なり」、とこれまで社労士をやってきてつくづく感じます。山の手メンター塾とBBクラブの両方とも、みんなで勉強していけたらと考えて作ったものですが、両方とも貴重な集まりにみんなで育ててきたのだと嬉しく思っています。

話題は変わりますが、コロナワクチンの大企業での職域接種が始まりました。職域接種の仕組みは以下のようになっていますが、うちの事務所のように30人未満といった中小企業はたくさんあると思われ、何とかならないのかなと考えています。東京商工会議所で対応してくれると耳にしたのですがスタッフからの情報で、「産業医の設置義務のない50人未満の会員事業所のうち、コロナ禍により企業経営に大きく影響を受けている業種を優先的にご案内させていただきたい」ということでもう少し先になりそうです。
【職域接種】
https://www.mhlw.go.jp/content/000789163.pdf
【東京商工会議所HP】
https://www.tokyo-cci.or.jp/page.jsp?id=1024941