OURSブログ

社会保険労務士としての日々の業務を行う中で、考えたこと、感じたこと、伝えたいことを綴る代表コラム。

マネジメントについて

2018-11-04 23:45:51 | 雑感

マネジメントについては学問的に学んだことはほとんどなく、社労士として企業のご相談を受ける中で学んだことや、自分の事務所の運営の中で学んだことが私の思考の中では中心となっています。約10年前くらいにやっと事務所が10人になるかならないかという時、当時助っ人として事務所に入ってくれていた優秀なスタッフに「事務所のマネジメントがなっていない」と指摘を受けて、それまではまるでサークルのように仲間としてやってきたところが、この人数になればそれは通用しないのだと感じました。それからずっと事務所を運営する中で「マネジメントはできているか」ということは私の課題であり、当初は全く五里霧中であったものが今もまだまだだとは思いますが、少しは分かったこともあると思っています。

事務所は現在20名を数名超えた状態で、この10年間でマネージャー、班長とスタッフ層という重層構造ができており、その組織を作っていくのは計画的に考えたので、比較的スムーズに出来上がっていったと思います。マネージャー、班長層はそれぞれの個性があり、数名のスタッフをそれぞれの個性によりマネジメントしているように見えます。以前管理職の準備のため読んだ本に、最初は3名程度の部下をマネジメントするのがスタートとあったため、うちの事務所でもそれくらいで一つの班を形成し班長がマネジメントし、その班複数についてマネージャーがマネジメントする、というイメージを持っています。いまのところ人数的には複数の班をマネジメントするスタッフはいないのですが、今後そんな感じになっていきそうな雰囲気はあります。

マネジメントの1つのイメージとしては「我慢」です。今の事務所は、スタッフのスキルと能力が集まって出来上がったと思うことが多々あり、私ができない仕事も沢山あるのですが、自分がやってみたいなと思う仕事がないわけではないのです。しかしそこは我慢してスタッフにやってもらって自信をつけてもらおう、ということは常に考えています。

またどこまで自分でやるべきか、どこからは任せるべきかという点でも、我慢はポイントになります。自分でやった方が早いかなと思う場合であっても、少し時間がかかっても経験してもらわなければ将来が開けてこないわけなので、そこは待ちの姿勢に入り我慢することがあります。

自分がやらなければならないこと、我慢して動かない方が良いことは何かを、立場に応じてしっかり判断するという点においては組織で仕事をしていく以上重要なことで、管理職だけでなくスタッフ層についても(セルフマネジメントを含めて)すべてに通じることではないかと感じています。

八百屋さんに行ったところイチゴが登場していました。いよいよメリークリスマスに一直線でしょうか。11月はセミナーの準備3つと大学院のレポートが3つというかなり切羽詰まった状況です。この分で行くとあっという間に12月に突入しそうなので、いつも頼んでいる年末大掃除浴室3点パックとおせちをネットで予約しました。12月にはいれば少し楽になる予定なのですが今しばらくは頑張らなければなりません。