平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

私のこだわり  平和(無防備)条例の会のニュースをだしています

2012-02-24 23:20:51 | 政治 平和活動
 
  大阪府庁内 「放射能がれきを受け入れないように」という要請文を提出する列ができた(2月23日)

 もう7年ほど前のことになる。アフガン・イラク戦争がおこり自衛隊が海外に出ることが当たり前の状況がつくりだされようとしていた。地域から憲法9条をつくる運動として非核平和・戦争非協力(無防備)条例制定の直接請求を枚方市に行い法定数を突破した。
その条例制定の過程で枚方市政・市議会の現状にぶっかった。そして、枚方市民の平和への思いへの深さを実感した。この時の経験が、私を大きく変えたと思う。
 直接請求の当初からニュースを続け、メール等で発信を続けている。平和課題と市民自治は切り離すことが出来ないと、この取り組みから教えられた・・・
  146号では・・・
(沖縄基地問題)
・・・県民ぐるみの名護・辺野古新基地建設阻止の闘いの着実な前進・・・
 日米両政府は2月8日、「在日米軍再編計画見直し共同発表」を公表した。ポイントは、2006年に合意した「米軍再編のロードマップ」によって、「普天間飛行場の辺野古移設と海兵隊約8000人のグアム移転、嘉手納よりも南にある基地の一括返還を一つのパッケージ」とする位置付けを変えたことだ。在沖縄米海兵隊のグアム移転を先行して進めるとし、今春にも外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)を開き、海兵隊のグアム移転の時期、移転経費の日本側負担の見直しなど具体化するという。
海兵隊のグアム移転は、8000人を約4700人に縮小して移し、残りハワイ、オーストラリアに移転させる案を打診していると伝えられている(沖縄に1万人は変わらない) 背景には、米国の極端な財政悪化がある。そして、中国の弾道ミサイルの攻撃距離内にある日本国内の米軍基地への懸念もあり必要性が少なくなっている。
新たな米軍のアジア太平戦略の再編とその実行を急がれていることも一因といえる。しかし、最大の要因は、「辺野古移設の見通しが全く立たない」こと。普天間基地の辺野古移設が「極めて困難」とだれもが認識している。「世界一危険な普天間基地は撤去をするしかない」ということが、益々明らかになってきた。

(南スーダンの自衛隊派遣・・憲法9条の再確認を)
 南スーダンは20年以上にわたる内戦の末、今年7月にスーダンから独立した。その後も散発的な衝突が続き、1月には空爆があり、両国の間で緊張が高まっている。非戦闘地域とはいえない。いつでも、どこでの世界中に行く自衛隊になっている。だんだん自衛隊の武器使用の緩和が検討され、軍隊の役割を果たすようになろうとしている。現在海外にいる自衛隊は、ソマリア沖・アデン湾に展開している海上自衛隊護衛艦「たかなみ」「おおなみ」の370人と、ソマリア隣国ジブチに設置された自衛隊施設で活動する哨戒機P3C部隊(海自、陸自)の170人。海賊対処だけで550人程にも及んでいる。他のPKOでは、中東ゴラン高原での国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)に46人、ハイチの国連ハイチ安定化ミッション(MINUSTAH)に7人、東ティモールの国連東ティモール統合ミッション(UNMIT)に3人が派遣されている。


枚方市の議会改革調査特別委員会を傍聴しました

2012-02-23 20:30:16 | 政治 平和活動

大阪府庁前の「震災放射能がれきは受け入れないで」ヒューマンチェーンの様子
 
 議会改革特別委員会を傍聴した。「議員報酬と議員定数について」が議題の一つ。委員会は8回目。会派に属さない議員二人いる。しかし委員になれず意見がいえないので、7会派の意見が出されていた。議員報酬の削減は、3%~9%の幅。一方、無会派で報酬の半額を法務局に供託している議員がいる。約1200万円/年(政務調査費含む)何故、こんなに削減率が低いのというのが素直な気持ち。
 定数は、各派それぞれ「現状の34人のまま」「2人減」「4人減」と提案している。ある委員は「市議会のあり方が問われている」「市議会は、いらないという声まである」と発言した。確かに市議会への不信は大きい。財政的に苦しいから定員を減らそうというのではなく、まず市議会と行政、そして市民の関係に問題があるという認識が必要だと思う。儀式になっている市議会。条例等の議員提案のない市議会・・・。議員の報酬額は、副市長と部長のあいだ。しかし、議員は4年雇用の枚方市の管理職であってはいけない。
市民の意見や提案を広く市政に生かす。出来るだけ多くの層の意見を生かす。そんな市議会の仕組みづくりが必要だと傍聴しながら考えていた。 
 
 




震災がれきの学習会を開催しました

2012-02-22 23:14:23 | 政治 平和活動
 地域の方を講師に「震災がれき」の学習会をした。豊富な資料を分かりやすく説明していただいた。福島の原発の事故から11か月。福島から1千キロ離れていた長崎市の大気観測所の吸引調査では、事故1か月後にセシウムの濃度が福島県飯舘村(
全域が計画的避難区域)の土壌に相当する1kあたり1万1300ベクレルだったと報告されている。日本列島を南側に半円を描くように風が東北から九州に達していたということ。狭い日本の多くが放射能汚染されている自覚が必要だと改めて思う。
 ニューヨークの科学アカデミーの2009年の報告によると、チュエルノブイリの事故後に低線量の放射能が神経系の障害や脳障害がおこしていることがよく分かる。今、低線量による内部被曝はないとする学者・専門家が、放射能の影響を過小評価しているが、海外では内部被曝の調査・研究は続けられてきている。そして、汚染地域の疾患のデーターを積み上げ、中枢神経系や自律神経への損傷を証明されている。
 沢田昭二名古屋大学名誉教授は、原発症認定訴訟から学び、放射能の微粒子の影響で下痢症状ががおこることを明らかした。遺伝子の仕組みまで言及し放射能障害に「ここまでなら安全という」閾値はないという前提で行動する必要性を訴えておられる。
 放射能の人体への影響を正しく知り、放射能に汚染された瓦礫については、放射能を全国へ拡散してはいけないこと、放射能に対する設備がない焼却炉によるを焼却を前提としない解決方法への方向転換が必要だと思った。

「平和がいちばん」2月号

2012-02-21 22:59:57 | 政治 平和活動
 昨日の関電前の原発の再稼動をしないように訴えている座り込みにドイツ連邦議会 議員ドロテー・メンツナーさんが、立ち寄られました。

・・・・・「平和が一番」の2月号・・・・スペイン滞在報告です
 バレンシアの朝は遅い。人々が動き始めるのが7時半頃。まだ薄暗い窓の外に犬の散歩をする人の足音を聞いて一日が始まる。
 娘家族の生活を知ろうと長期滞在したが、人との出会いが私に安心感を与えてくれた。まず思い出すのが、ラファエルさん。同じマンションに一人住まいをする60代の男性。彼とはロビーで初めて出会ったが、娘にしきりに話しかけてきた。孫をつれた娘がいつも挨拶するので親しみをもっているとか。翌日、彼がレモンジャムを届けてくれた。家庭菜園を楽しんでいるとのこと。1か月前引越した直後に、ラファエルさんが山ほどの野菜を抱えて訪ねて来てくれたのを、娘は押し売りにきたのかと間違えたそうだ。「私の家族に興味あるのかな。一応ガイジンやから」とは、娘の言葉。バレンシアはスペイン三番目の都市。もっと個人主義がはびこっていると考えていたらしい。頂いた野菜を生で美味しく食べるたびに「産地を見て買い物をする愛する日本。大地の恵みに触れると守りたいものがはっきりしてくる」と娘がつぶやいている。
 スーパーに毎日行った。ワンパターンの食事をしている娘の食生活からは想像できない豊富な食材がある。まず野菜の種類の多さに驚かされた。一つ一つが大きく、見当たらないのは大根類ぐらい。レジの人とも顔見知りで「子どもの風邪治った?」と話しかけ、治療法を娘に伝えている。親としては安心できる会話だ。また、体育館ほどの広さの市場前では、毎週月曜日に屋外でのフリーマーケットがある。子供服が非常に安かったというので私も行ったが、商品の多さに驚き開放的で楽しそうな雰囲気が好きになった。市場が交流の場になっている。私はこの街に滞在中、隣人や出会う人との間に垣根を感じたことがなかった。
 EU各国の経済の低迷は、海外の取引をしている彼(娘婿)の仕事に影響を与えているらしく食卓の話題になったが、町では売り出し中のオフィースやマンションの多さが気になる程度。経済事情に関係なく、人々は1日に5回食事やおやつを食べ穏やかに過ごしている。町角では本当によく食べ、よくしゃべる人々が目に付く。カフェやバル(酒場)の屋外テラスは、昼休みからワイン、会話と太陽の光を楽しんでいるのだ。見ているだけで楽しくなる。滞在中には、地元の食事に撤しようとパエリアや生ハム、オリーブをたつぶり食べた。
 レンターカー屋の若い店員とのやりとりも思い出だ。郊外に足を運び田園風景を見ようと、レンターカーを利用した。目的地はバレンシアから車で1時間ほどのエル・パルマール。朝早くレンターカー店に急いだが、その店員は「親切」とはほど遠かった。出発まで1時間もかかったのだ。ナビゲーターを頼んだが彼は設定の仕方が分からない。また、ベビーシートがなかなかつかず何度も彼を呼びに行き、結局故障していたとわかり取替え。そして彼が娘に言ったのは「自分には子供がいないからベビーシートのことは分からない。言葉の通じない人を窓口によこすな」。このひょうきんで自信なさそうな若者を怒る気にはならなかった。スペインの若者の失業率は50%。二人に一人は失業者である。若者が大変なのは日本も同じ。公園で、孫を見る夫婦の姿も良く見かけた。EUと日本はつながっている。
 町にはバレンシア州旗が多く、スペイン国旗は軍隊関係だけ。ユーロの旗はなかった。バレンシアでは州の言語としてスペイン語ではなくバレンシア語を大切にしている。グローバルな経済状況の影響を受けながらも、独自の文化を大切にし、地中海の豊かさを生かして多民族が仲良く暮らしている。この不思議な町で娘夫妻は、孫の子育てを開始している。  

2月20日関西電力の原発が全て止まります

2012-02-20 17:36:56 | 政治 平和活動

 今日は、関電本社前で大飯3・4号機の再稼動を止める要請文の提出が呼びかけられていた。マスコミの取材の中、10団体ほどが関電の職員に要請文を一人一人が読んで渡していった。若いお母の子ども連れが目だった。この「原発とめよう」の思いが関西電力の幹部達に届いてほしい。未だに電力危機を理由とする再稼動有りきの姿勢は変わっていないのだから。
 ストレステストだけでは、安全性は保障されないと内閣府原子力安全委員会も言い始めている。この4月には全国の原発が止まる。原発に頼らない生活作りを実現させたい。
 関電前では、寒い中座り込みが続けられている。このような取り組みが関電への大きな
意思表示になっている。少し、座り込んできた。