平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

沖縄・宮古島の声を聞いてください。枚方NPOまつりで「標的の島 風かたか」上映会があります。

2017-09-29 10:12:03 | 沖縄基地問題 
 沖縄・宮古島に自衛隊基地建設がすすめられようとしています。お母さんたちが「基地はいらない 生活の水が汚染される」と立ち上がりました。今回のドキュメントに出演している中の一人のメッセージを読み返しています。

ていだぬふゃあ島の子の平和な未来をつくる会   共同代表 楚南友香子

私たちは 忘れません。
しかたなく ミサイル基地を 受け入れよう と 言っている人たちも
明るい未来を夢みて 子ども達の幸せを願っていることを。

私たちは 考え続けます。
ミサイル基地を作ることで もらえるお金がなくても、
自然豊かで 魅力溢れる宮古島を
どうやれば さらに発展させることができるかを。

私たちは、信じています。
島の未来を 一人一人が今までより もっと真剣に考え 知恵を出し合うことが
平和な未来を そして希望に満ちた未来をつくることを。

私たちは あきらめません。
私たちが そして子どもたちが平和な未来を生きることを。

私たちは 忍耐強く対話を続けます。
ミサイル基地配備受け入れ賛成の人とも 判断できず
迷っている人とも対話を続け よりよい未来をつくる力に変えていきます。

ふるさと宮古島を思い  美しい自然にひかれて 島の人の人情にふれて

それぞれが みな それぞれの思いで 今 ここで生きていて
また これからも 生きていくために
どうか 皆さん 思いをつなげていきましょう!
自らの声を 思いをのせる力 思いを強くする力にして

宣言します。
私たちの望む未来に ミサイル基地はありません。
子ども達が 夢みる未来に ミサイル基地はいりません。

この映画を一人でも多くの方に見ていただきたい。
    上映は、10月1日(日)10時30分~12時30分   13時~15時 
        会場は、NPOフェスタ会場内の「枚方市民会館 本館3階 第3会議室」
              前売り800円 当日1000円  お問い合わせは、090-4564-2183





向日市議会で「北朝鮮の核実験を厳しく抗議 対話で平和的に解決求める意見書」が採択されました

2017-09-20 10:31:24 | 安保法制・・戦争法
 うれしいニュースです。京都府向日市の市議会が表記の意見書を採択しました。他の市議会でも同様の内容の意見書が提出されているようですが(枚方市議会にもの議員により提出されています)朝鮮を一方的に非難するものが大半です。そんな中で、平和的解決を「政府」に意見書として求めたことは、励まされます。武力行使をちらつかせながらの威嚇は、緊張感を呼び起こすだけです。外交の力こそが、真の解決、犠牲の伴わない解決なのです。
 意見書の内容は・・・。

北朝鮮の核実験を厳しく抗議対話で平和的に解決求める意見書
北朝鮮は、9月3日、昨年9月に続く6回目の核実験を強行した。北朝鮮は、「ICBM(大陸間弾道ミサイル)搭載の水素爆弾の実験を成功させた」と主張している。

北朝鮮の核実験は、今年だけでも13回行った弾道ミサイル発射とともに、国連安保理決議、6カ国協議の共同声明、日朝平壌宣言に違反する暴挙であり、核兵器禁止条約の採択など「核兵器のない世界」を求める世界のすう勢に逆らうものである。

1984年に「世界平和都市宣言」を行った向日市議会は、強い憤りをもって、この暴挙を糾弾し、抗議する。

日米両政府は北朝鮮に対し、軍事的手段を含むあらゆる圧力をかけるとしているが、軍事的な解決の道はない。現在の事態は、平和的な問題解決を願う世界の声に反して、米朝両国が互いに軍事挑発を繰り返してきたことの結果である。

8月29日の国連安保理議長声明は「対話を通じた平和的で包括的な解決」を加盟国に呼びかけている。従って、国際社会および日本政府に対して、米朝両国に直接対話をうながし、平和的・外交的な手段で核・ミサイル問題を解決するために、可能なあらゆる手だてをとることを強く要請する。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。         平成 29年9月19 日提出
                     
 京都府向日市議会

枚方NPOフェスタで「標的の島  風かたか」を上映します

2017-09-16 09:53:52 | 沖縄基地問題 
 
南西諸島への自衛隊基地配備がすすめられています。住民への十分な説明はありません。この「標的の島 風かたか」は、沖縄・宮古島で生活をされている方々の「命を守る 生活を守る」闘いを描き、自然豊かな島を未来の子どもたちに残したいとの思いが伝わります。「風かたか」は、風よけ、防波堤のことです。2016年夏、米軍属女性暴行殺人事件の被害者を追悼する県民大会で稲嶺名護市長が「我々は、また命を救う 風かたか になれなかった」・・・と語っています。

 この映画を一人でも多くの方に見ていただきたいと、NPOまつりにかかわる市民が企画しました。
    上映は、10月1日(日)10時30分~12時30分   13時~15時 
        会場は、NPOフェスタ会場内の「枚方市民会館 本館3階 第3会議室」
              前売り800円 当日1000円  お問い合わせは、090-4564-2183

監督 三上知恵さんのメッセージ

 2016年6月19日、過去最も悲しい県民大会が那覇で開かれた。炎天下の競技場を覆いつくした6万5千人は、悔しさと自責の念で内面からも自分を焼くような痛みに耐えていた。二十歳の女性がジョギング中に元海兵隊の男に後ろから殴られ、暴行の末、棄てられた。数えきれない米兵の凶悪犯罪。こんな惨事は最後にしたいと1995年、少女暴行事件で沖縄県民は立ち上がったはずだった。あれから21年。そのころ生まれた子を私たちは守ってやれなかった。

 大会冒頭に古謝美佐子さんの「童神(わらびがみ)」が歌われると聞いて、私は歌詞を聴かないことにした。子の成長を願う母の気持ちを歌ったもので、とても冷静に撮影できないと思ったからだ。ところが被害者の出身地の市長である稲嶺進さんが、歌の後にこう語った。「今の歌に『風(かじ)かたか』という言葉がありました。私たちはまた、一つの命を守る風よけー『風かたか』になれなかった」。そう言って泣いた。会場の女性たちも号泣した。

 できることなら、世間の強い雨風から我が子を守ってやりたいというのが親心。でも、どうやったら日米両政府が沖縄に課す残酷な暴風雨の防波堤になれるというのか。しかし勝算はなくても、沖縄県民は辺野古・高江で基地建設を進めるトラックの前に立ちはだかる。沖縄の人々は、未来の子供たちの防波堤になろうとする。

 一方で日本という国は今また、沖縄を防波堤にして安心を得ようとしている。中国の脅威を喧伝しながら自衛隊のミサイル部隊を石垣、宮古、沖縄本島、奄美に配備し、南西諸島を軍事要塞化する計画だ。その目的は南西諸島の海峡封鎖。だが、実はそれはアメリカの極東戦略の一環であり、日本の国土も、アメリカにとっては中国の拡大を封じ込める防波堤とみなされている。

 この映画はそれら三つの「風かたか」=防波堤を巡る物語である。       三上智恵



   

       
       

香里ケ丘図書館建替えに注目 

2017-09-11 21:25:47 | 枚方市図書館・生涯学習市民センター
「平和がいちばん」9月号への意見投稿・・。
  写真は、美術館建設計画が、廃案になった時の報告の公園での集まり

 みなさん、ご存じでしょうか? 市の南部にある香里ヶ丘図書館が建て替えとなり新しく生まれ変わります。この図書館、築年数はわかりませんが見た目はかなりボロボロです。私は子どもの頃から三十年以上利用していますが、見た目や施設内がどうであろうと、特に気にはすることなく利用し続けてきたので、建て替えの話を聞いた時も「そうなんや」くらいの関心度でした。そんな私が図書館の建替え計画に関心を持ったのにはいくつかの理由がありますが、その内の一つを紹介します。

 かつて、図書館に隣接する香里ヶ丘中央公園に美術館を建設するという話が持ち上がりました。それは、公園にあるたくさんの樹木と引き換えに施設を建てるという計画でした。自然がなくなるということは近隣に住む私達にとっては大きな問題なので、香里ヶ丘中央公園を守ろう! と起ちあがりました。結局、計画は白紙となり公園の緑は守られました。そして今回の図書館建替え計画ですが、市は「図書館の建替えと公園の再整備を一体的に進める」と言っています。図書館を建て替えるだけじゃなくて公園も触るの? 公園の緑はどうなるの? 先月イメージ図が出されましたが、素人目に見ても自然がかなり犠牲になりそうな設計です。美術館建設計画の時には公園の樹木を巡って市民と行政で随分やり取りしたはずなのに・・・。まだ決定ではないそうですが、今後も公園を見守っていく必要がありそうです。     
 
 現在、「こんな図書館になったらいいな」という市民の具体的な提案が多くなっています。また市内にはいろいろな形で図書館に関わっている人達がたくさんいます。行政と市民が協力して計画を進めていけば、きっと素敵な図書館に生まれ変わることでしょう

「枚方まつり」の主役は自衛隊?

2017-09-10 21:06:18 | 枚方市民の取り組み
枚方市民の会の月報「平和がいちばん」9月号の1面です。現在の枚方市賑わい課に今回の「枚方まつり」の自衛隊参加について、要望と質問書を出しています。自然災害救助ということでアピールされているが、実態は違いました。その様子は・・・

8月26日・27日に開催された「枚方フェスティバル2017」に自衛隊が“大々的”に登場しました。オープニングパレードと市民会館大ホールでの吹奏楽演奏、そして駐車場一角での展示ブース。フェスタの主な場面にすべて登場し、市民のまつりではなく、自衛隊が「主役」のようでした。

 とりわけ異様な光景が展示ブースでした。迷彩を施した大きな装甲車が会場内を威圧し、迷彩服の隊員が中高生などの若者たちに入隊勧誘、幼児には隊員服を着せて軍事車両を背景に写真撮影のサービス。フェスタの趣旨は「まつりを通して市民が故郷の文化・歴史・伝統に触れ理解し、誇りある枚方を発信する担い手となる」。この趣旨と自衛隊の露出は全く適合しません。1931年の禁野火薬庫大爆発の日を「平和の日」として刻み、府下で最初の非核平和都市宣言をした枚方市に、武装した自衛隊が大々的に登場するのは、市の行政姿勢と市民感情から認められるものではありません。

 市民はこの自衛隊の出場を直前まで知らされませんでした。7月末に配布された『広報ひらかた8月号』のまつりのお知らせページには、自衛隊の「自」の字もありません。開催まで1週間を切った日に新聞折り込みチラシで初めて自衛隊の参加を知らされたのでした。まつりに参加する市民は「だまし討ち」にされたのです。

 武器・兵器や違憲の軍隊と市民生活の境界には厳格に線を引くべきです。日常風景にすること、なることを拒否します。ましてや子どもたちに近づけてはなりません。好奇心旺盛な子どもたちはその形態や威力に興味を惹かれますが、その武器が人を殺傷するためのものであることにはまだ思いが及びません。市民まつりへの自衛隊の参加は絶対反対です。