平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

福島県の井戸川克隆二葉町長を支援したい

2012-12-26 22:20:22 | 福島原発被災者支援
 井戸川克隆町長は、12月20日に町議会の全会一致で不信任決議案が成立したことを受け、町議会を解散した。40日以内に選挙がある。
 井戸川町長は双葉町の放射線汚染対策に対する政府の無策を糾弾し、被曝から町民を救うために疎開を提唱し続けた数少ない首長の一人であり、ジュネーブにまで出かけ国連人権委員会の場で被曝民救済と日本政府の無策を世界に発信しようとした人。
 政府は、昨年12月に収束宣言を行い、福島事故の深刻さを押さえ込一貫して福島県民の疎開をはばんできた。そして、除染に膨大な費用と労力をかけて放射能汚染対策を乗り切ろうとしてきた。また、佐藤雄平福島県知事以下福島の市町村は政府の方針には逆らおうとしない。もちろんその裏に利権や金が絡んでいわれている。
 そんな中で一人放射能の危険性を知り、疎開の必要性を語る井戸川町長を政府が排除しようとしても不思議ではない。町議会には、東電出身の議員がいるという。町長が町民に「間違っているのは、町議会か町長である私か」と訴えて再選ほしい。

今年10月にスイスのジュネーブで開かれた国連人権委員会にあわせてジュネーブを訪問し、非政府組織として国連内で演説を行なった。井戸川町長は、「子どもの健康がなにより心配。国内では顧みられることの少ない叫びを世界に伝えたい」と講演し、「ICRP(国際放射線防護委員会 原発推進Gがつくったといわれている)が一番悪いと私は思っています」「わたくしからの希望と言えばですね、地球上のどこからでも結構ですの で、移り住んで下さいという声が上がることを希望したいと思います」と述べている。

 脱原発の動きを止めようとする人たちが動き出している。井戸川町長を応援できる具体的なことを考えたい。

今日は、4日間の「ひこばえまつり」の最終日でした

2012-12-22 21:23:09 | 市民の広場「ひこばえ」

 「ひこばえまつり」最終日は、「松ぼっくりのツリ-づくり」。小学生から80歳までが集まり、それぞれが細やかな作業のツリー作りに挑戦した。できばえは、思っていたよりもみんな個性的だ。
 4日間、多くの方の協力で心弾む楽しい時が過ごせた。また、3日連続の手づくり弁当は、好評だった。展示物を囲み、初めての人同士も急に親しくなった気がする。
 地域では、気を使わずに会話できる場所は意外と少ない。ましてや、政治のこと、社会のこと、生活のこと、自由な討議ができる場所として「ひこばえ」は、この間一回りも、ふた周りの大きなネットワークができたようだ。
 1週間前の選挙の結果を見ると、得票率が下がっても過半数が取れることに唖然とする。脱原発の国民は80%を越えるといわれている。政府と国民の「ねじれ」がここまでひどいと、国民の声を政策に生かす参加型の民主主義の仕組みが必要だと痛感する。
 このような話を自由に話せる場。市民の広場「ひこばえ」の役割は非常に大きい。

「平和がいちばん」は孫につながっている?・・・

2012-12-19 22:12:58 | 大田朋子
 
 本日はじまった「ひこばえまつり」のオープニングの様子
今日から22日(土曜日)まで「ひこばえまつり」を開催している。友人同士が日ごろ大切にしている陶器作り、さおリ織り、絵手紙、小物等を持ち寄り交流する場。もちろん多くの方に呼びかけた。平和の思い、個々人の大切さを確認する場でもある。

 さて、スペインに住んでいる娘がうれしい内容のプログにのせた。彼女の思いを受け取りたいと思う。母親としてなんおともいえない気持ち。そういえばこの夏、孫も一緒に散歩がてらポスチングしたことを思い出した。今すぐにでも会いたい気持ちが強くなる。スペインは遠いな・・。

以下 大田朋子のプログより・・・

  チビのプレスクールでは毎週金曜日に「宿題」がでる。宿題っていっても、この人たち3歳だし。。。

学校から配布された絵本を家で読み聞かせとか、塗り絵とか、落ち葉やドングリを拾ってくるとか、レモンやオレンジなどを絞ってジュースを作る(絞ると液体が出てくるという発見が意図)、とか、まあかわいいもんです。
で、この間の宿題で、「レジェス・マゴ」(東方三賢人、かなり簡単に言うと スペインでのサンタクロース)に、手紙を書いてくる、というのがありました。

マミー「さくたろうちゃん今年いい子でいた?」
こども 「さくたろう いいこでいた~!」
マミー 「あっそう。ほんなら、そのご褒美で、 さくが ほしいものをここに書いてお願いするねん」と説明する。
すると、ほしいものを声に出しながらそれを文字にしていく。。。。
で、つぶやいていることが、けっこうすごい!!

PEACE FOR EVERYBODY!!!!!!

これには、わたしも相手も噴出してしまった。。。っていうかあんた、そんな若くして母親を喜ばせすぎ(笑)!

それにしても、血は争えないです。。。門前の小僧習わぬ経を読む、じゃないけど、そういうこと言う人に囲まれて育ってるからねこの人。

そして、英語とスペイン語だけのつぶやきしか聞こえなかったから、「日本語でも書いたら? 日本のサンタさんにも来てもらえるかもしらんで~」とか、わたしもまた しょうもないことを言う。すると、色々言ってるなかで、出た!

「へいわがいちばん」やって。予想通りのセリフ。これが聞けるかもなーとけしかけたのです。

というのも、この夏日本に行ったとき、社会をよくしようと骨を削って地域活動を盛り上げている 私の母のお手伝いで、「平和で豊かな枚方を市民みんなで作る会」が発行している、 地域新聞「平和が一番」のポスティングをチビも手伝ったのです。
何をどこまでわかってるかは。。。???、というかきっとわかってないと思う。
でも暑い中一緒に、この地域を作っているのは私たちなんだから、という思いで活動をされている方々の新聞を届けるお手伝いを一緒にしました。
こういうのって、子どもにはボランティアという感覚さえないと思うし、それがかえっていいと思う。
 でも、社会をよくしようとするときには、色々なやり方があるけど、目立つかっこいいことばかりじゃなくて、こういう地味で、しんどくて、めんどくさいけど、汗を流してすることがその原動力になるし、それが社会を支えているのよ、ということが、ひょっとしたらのちのち伝わるかもしれない。
 具体的に何をすればいいか、というの、誰でも考えていると思う。でも、そこらへんに転がってるんだよね。できることって。
それに、こういうの、誰かと一緒にすると楽しい。一人ですると、とてつもなくハードな労働なんだけどね。って、そういうのをのちのち思い出すかもしれない。

そういう過程があったので、子どもが PEACE FOR EVERYBODY と無意識ながらにもサンタさんへのお願いごとに書いてたのは、すごく嬉しかったです・・・・・
     
  

続けたい・・・福島子ども保養プログラム

2012-12-13 22:59:33 | 福島原発被災者支援
 今夏、福島の子供たち10人と保護者2人が参加し、交野の星の里「いわふね」キャンプ場で保養キャンプが行なわれた。私もスタッフとして関わつた。スタッフは、大半が枚方市民。初めての出会いもあり、緊張しながらの取り組みだった。しかし、確実に福島の子供たち、保護者と日常的なネットワークができた。今、来春の保養の取り組みに向けて準備を開始している。

 チェルノブイリ原発事故で汚染がひどかったベラルーシーでは、非汚染地域にあるサナトリウム(療養所)に滞在できる無料クーポンが政府から支給され、多くの子供が保養をした。安全な食事等で、保養開始前と終了時に内部被曝検査をすると、ほとんどの子供が内部被曝が半分以下だったという記録がある。保養は劇的な効果があることが分かっている。
 しかし、保養は福島で徐々に認知されているが、保養にでれたのは、子どもたちの1%にすぎないとみられている。保養すら許さないムラ社会の雰囲気があるという。
 来春に向けての準備の中で、福島の保護者と「共につくる」基盤ができたとあらためて感じている。プログラムを子供たちが、楽しく充実した内容になるように知恵を出し合いたいと思う。

原発被災者支援法に関する要請を枚方市に行いにました

2012-12-12 09:29:45 | 枚方市

「平和がいちばん」を配布してくださっている方の、庭。いつもかわいい花が咲いている。
  昨日、枚方市に要請書を持参した。担当の方と30分ほど話をしたが、この法律は、重視はされていないよう。福島原発事故は収束していないのは、この間の報道でも明らか。今朝の朝日新聞には、福島2号機からの放射能汚染水の外部への放出が続いていると書かれている。また、先日は、マグネチュード7を超える地震が東日本方面で生じた。関東もかなりゆれたと聞く。枚方市は、北朝鮮のミサイルの対応に時間を費やしているようだが、日本に危ない原発があることを、いつ時も忘れてはいけない。


枚方市長 宛                          
                            2012年12月11日

       原発事故子ども・被災者支援法について(要請及び質問)

前略
 今年6月に成立した「東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を守り支えるための被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律」(以下 原発被災者支援法)は、国の責任を「これまで原子力政策を推進してきたことに伴う社会的な責任を負っている」と明記し、被災者の被災地に在留、避難、帰還を選択する権利を尊重しながら、国が幅広い支援をおこなうとされています。特に子どもの健康被害の未然防止、影響健康診断及び医療費減免等が盛り込まれています。避難者に対して行うべき対策として、以下の施策を講ずるべきと定めました。
① 移動の支援 ②移動先での住宅の確保 ③子どもの移動先における学習などの支援 ④移動先におけ
る就業支援 ⑤移動先の地方公共団体による役務の提供を円滑に受けるための施策 ⑥支援対象地域の地方公共団体との関係を維持する施策 ⑦家族と離れて暮らすこととなった子どもに対する支援 ⑧その他の施策
 上記の支援策は、全て切実な内容です。現在、政府は来年度予算の枠組みを決める作業に入っていますが、法案の中で基本方針を策定するときは、福島原発事故の影響を受けた地域の住民及び当該地域からの避難している者等の意見を反映させるために必要な措置を講ずることうたわれています。その考えに基づき、関西でもさる11月27日大阪で、11月28日京都で公聴会が開催されました。いずれも避難者当該が中心になり復興庁の職員、国会議員、市会議員や支援者が参加し、避難者の生活実態を伝え、施策づくりへの要請の場になりました。  避難者の訴えは、被爆による健康被害に対する健康診断の充実を求めるもの、夫を被災地に残し母子避難している方からの精神的、経済的負担の現状、被災地にある新築したばかりの住宅ローンによる経済負担等。避難者の話は、原発事故により生活が破壊され、家族が分かれて生活せざるを得なくなり、日々健康被害に怯えながら暮らしているという切実なものでした。
 枚方市にも避難者がおられます。よって下記の要請と質問をいたします。なお、来年度、予算の策定に間に合わせるために、緊急を要します。お忙しいと思いますが、12月25日までに文書回答をお願いします。同時に口頭での説明をお願いします。

(要請)
① 枚方市に避難されている方に「原発被災者支援法」を周知してください。
② 「原発被災者支援法」の具体的施策に避難者の要請を反映させるために、避難者との話し合いの場をもってください。
③ 復興庁が参加した公聴会を枚方市として開催してください
(質問)
枚方に避難されている方の現状を教えてください
(避難前の住居の都道府県名 現在の住宅状況家族数 子供の人数)
                              草々
         放射能から子どもたちを守る枚方の会
           連絡先 枚方市禁野本町1丁目5―15―106 市民の広場「ひこばえ」内
 072-849-1545   090-7350-0883(大田)