平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

7月27日の関西電力前行動に参加しました

2012-07-28 23:44:27 | 政治 平和活動
 
 いままでで一番多くの人の参加だったと思う。熱い夏。「再稼動反対」の声が響いた。朝から、金融資本、大阪市役所そして関西電力との交渉が行われた1日だった。関西電力が高浜原発の再稼動の意向を表明したとの報道もされ、関西電力の無神経さには「怒り」を覚える。

 関西電力は、今までの兵の上に新たなフェンスを設置していた。フェンスを高くしたのだ。写真は、黄色いリボンを結んで様子。再稼動反対の意志をあらわしている。
大飯原発の下に断層が走っている。活断層の可能性が指摘されている。危ない!危ない!

7月27日関西電力本社前1万人集会に参加します

2012-07-25 10:47:11 | 政治 平和活動
 スペインから娘と孫が7月10日に帰国した。すでに2週間立つが、その間97歳の姑も合流し、狭い家は一杯になった。昨日、姑が帰えったので、今日は大掃除をした。その間、7月16日の「さよなら原発」集会や関西本社前の毎金曜日行動は、ますます活発になっている。オスプレイの問題もあり「今は変革の大切な時」との思いが深まる。「さよなら原発」には17万人が集まり、鳩山元首相も参加したというのだから「原発問題は、ゆずれない」と考えている人が多いのだとあらためて思う。
 東京集会に参加した人に聞くと、デモ中の人々に対し道行く人々は、大きな拍手で共感を表してくれたという。
 そして、今週の金曜日は(16時~)関西電力本社前での1万人集会が呼びかけられている。福島から、黒田節子さん(「原発いらない福島の女たち」ハイロアクション福島原発40年)、福井から、斉藤征二さん(元敦賀原発下請け労働者)東京から、渕上太郎さん(経産省前テントひろば代表)なども参加予定と聞く。
27日は、1日行動日の一貫として取り組まれる。朝から銀行への申し入れも行われる(10:00~三井住友銀行/10:40~三菱東京UFJ銀行/11:20~みずほコーポレイト銀行)。「会議室を用意します」という銀行もあるという。原発企業へ融資をしてる銀行への働きかけは、大きな意味があると思う。
 多くの人に呼びかけて、可能な限り朝から参加し、夕方からは関西電力の首脳部に、安全無視の再稼動に対して「いかり」の声を届けたい。 

7/16 10万人集会  武藤類子さんのメッセージ

2012-07-19 12:01:47 | 政治 平和活動

心を揺さぶられる思いがする。昨秋に自宅に訪問させて頂いたが、その時の「子ども達に申し訳ない」と語れてた横顔が忘れられない。
(以下メッセージ)

熱い日差しの中を「さよなら原発10万人集会」につながる皆さん。
 本当によく来て下さいました。主催者でもない私がこんなことを言うのはちょっと変ですが、でも、本当によく来て下さった・・・と思うのです。

 3・11からの日々、福島の人々も、もちろんそうですが、
福島原発事故に心を痛め、原発がある社会を憂えた日本中の人々が、やさしく支え合い、自分にできる何かを・・・と立ち上がり、数々の行動を起こしてきました。

 今日、皆さんにお話ししたいのは、悲しみと困難の中で、それぞれが本当に「よくやってきたね」と言うことです。

 明らかにされていく事実の中で、更にがっかりすることや驚きあきれることもたくさんありました。
 数々の分断は私たちをバラバラにしようとしました。
 
 暗闇の中で、翻弄され、傷つき、混乱しながら、それでもつながり続け、ひとりひとりが最善を尽くして来たと思うのです。

 それが、この夏の公園にひろがる色とりどりの花もようです。
  官邸前の熱い金曜日です。
  日本中で展開される福島の子どもたちの保養プロジェクトや健康相談です。
  日本のあちこちに市民の力で建てられた放射能測定所です。
  さまざまな人々が立ち寄っていく経産省前テントです。
  いちはやくマンパワーを送り込んでくださった障がいを持つ人々を支えるネットワークです。 
  被曝の中で行われた数々の除染実験です。
  見知らぬ土地での勇気をふりしぼった新しい生活です。
  福島の女たちの大飯原発弾丸ツアーです。
  1300人以上の市民による集団告訴です。
  電力会社を訴える数々の裁判です。
  政治に訴えるあらゆる取り組みです。
  情報開示や自治体へのたゆまぬ働きかけです。
  インターネットでまたたくまに拡がっていく小さな報道です。映画であり、音楽であり、書物です。
  各地で広がるユーモラスな福島の古い盆踊りです。
  今、私たちの上を飛ぶヘリコプターです。

 そして、今日、福島県の二本松市というところからてくてくと歩いてやって来た人がいます。
 「灰の行進」の関さんです。
 彼は、6月のある日、たった一人で東京に向かって歩き始めました。
 かつて、3・11の原発事故が起きる前に二人の若者が、東京から福島までを歩き通す「ハイロウォーク」を試みようとしたことがありました。それは、消費地東京から原発現地の福島へ・・・電気を送る道を逆にたどり、原発なき世界の新しいビジョンを考える行進のはずでした。
 しかし、今、電気の道をたどりながら、放射能に汚染された庭の土を背中に背負って関さんは一歩一歩、歩いて来ました。明日、東電と経産省に「あなたがたが出したものを返しに来たよ」と渡しに行くのだそうです。暑い日も雨の日もてくてく歩くうちに、ひとりふたりと同行者が増え、今日は、どれくらいの人々とともにこの公園へ歩いて来られたのでしょうか。

 わたしたちは、今日ここで、「ほんとうに、よくやってきたね」と自分をほめ、今、となりにいる人をほめましょう。

 そして、深く息を吐き、体をいたわりましょう。私たちの行動を支えてきた大切な体です。
 これ以上、自分自身をすりへらしてはいけません。
 明日をかしこく生きるために、ひそかにほほえみをたくわえましょう。

 しかし、それでも福島の現状はあまりにも厳しいのです。
  4号機、甲状腺検査、再稼働、瓦礫問題、安全保障
  廃墟と復興の間(はざま)で、ひっそりと絶たれていく命たち・・・

 アメリカのジョアンナ・メイシーという人がかつて言いました。
 「絶望こそが希望である」と。
 福島原発事故という最悪の事態の中から、私たちはかすかな光をたぐり寄せ、今、このように青空のもとに集まっています。
 声なき声と共にあり、
 分断のワナにゆめゆめ落ち込むことなく、かしこくつながりあっていきましょう。
 共に歩んでいきましょう。


大飯原発の活断層の調査は、早める必要がある

2012-07-18 07:33:28 | 政治 平和活動
 原発の重要施設は活断層の上に設置できないという国の基準がある。原発は活断層の上に立てることはできないのだ。
 関西電力大飯原発(福井県)の敷地内を走る断層が活断層である可能性が指摘されていたが、やっと経済産業省原子力安全・保安院は17日に専門家会合を開き、断層の再調査を関電に指示する方針を固めた。定期検査で停止中の北陸電力志賀(しか)原発1号機(石川県)も、原子炉建屋直下の断層が活断層である可能性が高く、北陸電に再調査を指示する方針という。
 この断層は、同原発3、4号機の原子炉建屋の東側を南北に走る「F―6破砕帯」。2010年に保安院が耐震安全性を再確認した際、関電が地下図面を示さなかったため、専門家などから「確認が不十分だ」と批判を浴びていた。
 政府や電力会社は、徹底的に調査して活断層のないことを確かめて建設しているというが、調査で分かるのは地表面に現れた断層か,せいぜい数百メートルまでの断層だけで,数キロもの地下に潜む断層を発見することはしていない。ある専門家は・・・実際には確認されている活断層や疑わしい活断層さえないことにしてしまう「断層隠し」,大規模な断層を細切れにして影響を小さくする「断層刻み」,活断層を「活」断層ではないと決めつける「断層殺し」など,都合のいい解釈がまかり通っている・・・と指摘している。
 阪神淡路大震災では、淡路島の野島断層や神戸側の断層等の断層群が動いたと言われているが,安全審査では複数の断層が連動して動くこともほとんど想定されていなかった
 また、福島原発事故の際も「見落とし」があり国や電力会社が活断層でないとしていた福島県の湯之岳断層が、ほかの断層と一緒に動きマグネチュード7.0を引き起こしたのは事実だ。
 地震の活動期に入っている。このような杜撰な安全審査でつくられた原発を再稼動するのは、許されることではない。 

計画停電について・・・・火力発電所を止めた!!

2012-07-16 22:53:03 | 政治 平和活動
 「計画停電」でキャンプ場が閉鎖になるかもしれない。そんな情報がある。8月に福島の子ども達を迎えて保養キャンプを行うが、キャンプ場が閉鎖されると大幅に計画が変わる。今「計画停電」はこのように通知されるのかと、関西電力のやり方を見張っている。
 火力発電所8基も大飯原発再稼動時に停止したという驚くべきことをする関西電力への不信は強まっている。

 一昨年夏比15%以上の節電目標は、大飯原子力発電所3号機のフル稼働を受け、10%以上に緩和された。しかし、関電のでんき予報は、再稼働後のほうが使用率予報が高くなっているケースが多い。再稼働により供給力が上積みされ、再稼働前後で最大需要はほとんど変わっていないに、「でんき予報」の使用率が改善されないのはおかしい。 
 関電管内では昨夏以上に厳しい節電に取り組、最大電力が約130万キロワット減少していることが判明している。でんき予報は90%未満であれば「安定した需給状況」としている。
 節電要請初日の7月2日のでんき予報は、最大電力見込みを2140万キロワットとし、供給力を火力をほぼすべて稼働させるなどして2624万キロワットを確保した。
 その後、大飯原発3号機が9日未明にフル稼働を開始。これに伴う揚水発電の能力増強もあって、供給力は計約170万キロワット改善した。しかし、11日のでんき予報はなぜか「88%」と厳しさを増す予想となった。関電が供給力を減らしていたのだ。
11日の供給力は2488万キロワットで、2日に比べて約140万キロワットも減少していた。
赤穂発電所2号機(兵庫県赤穂市、60万キロワット)や海南発電所3号機(和歌山県海南市、同)など火力の4プラントの運転を停止させ、約250万キロワット分の発電を止めたのだ。関電が供給力をコントロールすれば、使用率の予報値は自由に操作できということ。厳しい節電を強いている中、このような「計画停電」に「怒り」覚える。