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復興に対する岩手県 伊達勝身岩泉町長の意見

2012-03-01 22:37:08 | 政治 平和活動
 梅の花が、ひそかに咲いています。
 震災からもうすぐ1年たつ。岩手県岩泉 伊達町長の朝日新聞のインタビュー記事が流れている。関西では報道されないなかなか分からない内容。以下・・・
・・・・現地からは納得できないこと多い・・
 被災した小本地区の移転先は、駅周辺を候補に用地交渉をしている。近くに三陸沿岸道のインターがあり、交通の要衝だ。
 昨年11月、用地買収に向けて価格設定をしようとしたが、国から待ったがかかった。沿岸道の用地買収に影響するという。県もバラバラに進めると混乱するという。そんな調整で2カ月遅れた。被災者には申し訳ない。
 現場からは納得できないことが多々ある。がれき処理もそうだ。あと2年で片付けるという政府の公約が危ぶまれているというが、無理して早く片付けなくてはいけないんだろうか。山にしておいて10年、20年かけて片付けた方が地元に金が落ち、雇用も発生する。もともと使ってない土地がいっぱいあり、処理されなくても困らないのに、税金を青天井に使って全国に運び出す必要がどこにあるのか。
 4月1日付で役場に復興課を新設する。被災者支援から復興まちづくりの窓口にする。小本支所を含め正職員だけで8人の態勢だ。
 6月には三陸鉄道小本駅の観光センターを取り壊し、避難ビルや集会所、支所を置く複合ビルにする工事を発注する。
 2010年7月の事故以来不通になったJR岩泉線は、観光路線化して復旧させることを真剣に考えたい。人口が減る地元だけで利用運動をしても無理がある。高速道路ができる中、鉄路の将来は厳しい。どう残すか、知恵を絞らなければいけないときがきた。

 ・・・・・現地の真剣さが伝わってくる・・・・・

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1 コメント

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岩泉と福島のブログを拝見いたしました。 (杉田靖子(NPO岩手未来機構))
2013-12-26 11:15:52
初めまして。私は岩手未来機構の杉田と申します。
ブログを拝見いたしまして、大田様のお考えや方向性に とても心動かされ、失礼とは思いながらもコメントを入れさせていただきました。
私たちNPOは、先日、岩泉町にブルートレインを寄贈致しました。URLを付しました HPをご覧下さいますと詳細が記されておりますが、私たちがその寄贈を致しました大きな背景には、そこで福島の子供たちに思いっきり土いじりや泥遊びをさせてあげたいという気持ちが発端となっております。
私たちは、この取り組みに、多くの方々、特に関西の皆さまにもご興味を持っていただけたら・・・とずっと思っておりながらも、どのようににしたらよいかも分からず、右往左往しております。
厚かましいお願いかとは存じますが、どんな形でも結構ですので、どうかお力添えを頂けましたら幸いでございます。
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