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枚方市議会に陳情の取り扱いの変更および枚方市議会報の紙面の改善を求めるの要請文を提出しました

2012-11-30 22:55:43 | 枚方市議会
 12月7日から市議会の定例会が開催される。「大飯原発の稼動を止める意見書採択を求める要請」と「陳情の取り扱いの変更および枚方市議会報の紙面の改善」の要請をした。
 陳情の変更は、私は市議会に興味を持ち始めた10年程前から希望していた内容 
    以下、要請内容

枚方市議会の「陳情」の取り扱いの変更および「枚方市議会報」の紙面の改善について                                  (陳情)

 平素からの枚方市政の為にご尽力いただいていることに感謝いたします。さて、私たちは、市議会は市民の意見や意向を尊重してさまざまな審議がされる場であり、その審議内容を的確に市民に伝えることは市議会の責任だと認識しています。

「請願」と「陳情」の市民(提出側)からの違いは紹介議員の有無です。枚方市議会の場合は「請願」は議会で審議され、「陳情」の場合は、議員にコピーが配布されるだけという大きな違いがあります。しかし、市民の側からすれば、「請願」も「陳情」も議会で審議をしていただきたいものです。

 市民生活に一番身近な市議会に、多くの市民の声が日常的に届き、市民の要請した内容について市議会で審議をすることは「市民自治」の観点からも非常に大切なことです。しかし、市民の中には、身近に相談できる議員がおられない方もいます。議員がおられても陳情の趣旨に賛同してくださるかは、分かりません。市議会での審議を願っているにも関わらず、紹介議員が見つからないために、その審議の機会が奪われる仕組みは変える必要があります。

 また、枚方市議会報は、議会用語、時事用語の説明もあり市民に分かりやすい紙面づくりに努力されていることが伝わってきます。しかし、残念なことがあります。枚方市議会に提出された意見書の取り扱いです。個々の意見書の各議員の賛否の態度が記載されていないことです。意見書は、枚方市民に大きく影響するものもあります。市民が個々の議員がどのような考え方をしているかを知ることは必要です。有権者として地方議員選挙においては議員候補者個人を選び投票した責任があるからです。よって下記の要請(陳情)をいたします。

(要請内容)
1・「陳情」についても市議会で請願と同様に審議がされることを要請いたします。
2・枚方市議会報の「議決結果一覧」の意見書採択に関する賛否の状況についても、各議員の賛否が分かる記入を要請いたします。また、「議決結果一覧」についてですが、会派でくくらず、全議員の名前が分かる一覧への変更もあわせてお願いいたします。
 

避難者がつくる公聴会IN大阪 に 参加しました

2012-11-27 23:03:36 | 福島原発被災者支援
 原発被災者支援法が今年6月制定された。今、来年度予算案を国が作成中。公聴会は、避難者の自らの要求を国に伝え、具体的施策と予算化を実現させる場です。私は、少しでも支援したいと思い午前中だけですが参加しました。復興庁から2人参加、社民党、共産党の国会議員の参加もありました。熊本、福井等遠方からの避難者の参加も多く、多方面からの参加もありました。
 避難者の発言が午前中は4人ありました・・・地震がおこり不安な状況の中、原発事故の追い討ち。マスコミも放射能汚染の真実を伝えない中、おかしいと自力で放射能の被害を調べ、子供の健康を考え悩みながら避難を決断する過程や避難後の生活不安の状況が、具体的に語られました。住宅、保育所、雇用・・・。夫を放射能汚染の強い地域に残し、母子で避難してきている「たまらない」心境や新築の家を汚染されローン返済が始まったばかりの方の切実な願い。父子家族の就職できないつらさ。子供の10年後を心配し、「命と健康」を選択した避難者の方々の直面する生活不安の大きさ、精神的不安・・・。一方、国や東電は責任を果たそうとはしていない・・・。

 復興庁の方に少しでも生の声が伝わった信じたい。根気強く、働きかけないと、ここまで被害者をないがしろにする社会を残したくない。そんな思いになった。
 避難者の方、本当に発言ありがとうございました。

「福島原発告訴団第二次告訴」告訴声明

2012-11-22 22:15:20 | 原発NO! 

 夕暮れ時、樟葉駅を降りると「きれい」と感じた。昼間には見せない姿だと思う。

11月15日、福島原発告訴団が第二次告訴を行なった。福島第一原発事故のいまだ、収束できず、ふるさとを離れた方が多くいる。福島原発事故の責任をあいまいにしてはいけないと、6月、福島の方々1324人が国と東京電力の幹部達33人を告訴した。罪状は、業務上過失致死傷罪、公害罪、爆発物破裂罪。今回は、全国に告訴人になるように呼びかけられた。21か月ほどで全国からの告訴人13,262人。内訳は、北海道546人、東北794人(内福島256人)関東5,570人、甲信越787人、静岡901人、中部(静岡除く)1,209人、関西1,811人、北陸327人、中四国520人、九州・沖縄778人、海外19人
 静岡と中部を足すと2,110人である。浜岡原発の停止、原発県民投票への川勝静岡知事「賛成意見書」を引き出した市民運動の盛り上がりが、関西よりも多くの告訴人を生み出したと思うと、市民の声を出し続ける必要性を感じる。
 枚方市民は、私が知るだけでも100人近い方が告訴人になったと思う。原発事故の責任を追及し、今年6月に制定された福島原発支援法の具体化ができるような取り組みを続けたい。・・・以下は第二次告訴団の告訴声明・・・

今日、私たちは、「福島原発事故の刑事責任を糾す」ため、

6月に立ち上がった1324人の福島の人々に続き、福島地方検察庁に告訴を行いました。

北は北海道、南は沖縄まで、全国から13262人が、

力をひとつに合わせ、怒りの声を上げました。

私たちは、原発事故により、故郷を離れなければならなかった者。

私たちは、変わってしまった故郷で、被曝しながら生きる者。

私たちは、隣人の苦しみを我がこととして苦しむ者。

そして私たちは、

経済や企業や国の名のもとに人々の犠牲を強いるこの国で繰り返される悲劇の歴史に、

終止符を打とうとする者たちです。

・この事故はどうして引き起こされたのか。

・そしてなぜ被害を拡大するようなことが行われたのか。

私たちは真相を究明し、今も続く原発事故の被害を食い止めなければなりません。

責任を負うべき人々が責任を負い、過ちを償うことができるよう、

民主主義社会のしくみを活かしていかなければなりません。

私たちは、深い憤りと悲しみの中から、

今回の告訴という行為の中に、未来への希望と、人と社会への信頼を見出します。

私たちはもう一度、その意味の深さを思い起こします。

・事故により引き裂かれた私たちが、再びつながり、力と尊厳を取り戻すこと。

・この国に生きるひとりひとりが大切にされず誰かの犠牲を強いる社会を変えること。

・これらを実現することで、子どもたちや若い人たち、未来世代の人たちへの責任を果たすこと。

声を出せない人々や生き物たちと共に在りながら、

決してバラバラにされず、つながりあうことを力とし、

怯むことなくこの事故の責任を問い続けていきます。

2012年11月15日 「福島原発告訴団」第二次告訴 告訴人一同



福島の子供たちを守るのは、今 必要!

2012-11-19 20:59:13 | 原発NO! 

ハ(葉)ッピーメ(芽)ール  大きくなってきました。もうすぐ鉢に植えます。
 ・・・11月15日 野田首相から佐藤福島知事への出荷停止指示・凄い品目・・・というメールが流れてきた。この13日から19日までの間に福島県以外に群馬、千葉、宮城、栃木。放射能に汚染されているのは、野菜だけでない。米、源乳、あゆ等の魚類、牛、ししの肉・・・。総選挙の影で報道の少なさに注意をすることが大切だと思う。

 恐れていたことが、現実になりっつある。今年9月に福島の子供たちの健康診断の結果
3分の1のこどもの甲状腺に「のう胞」ができていた。
 「のう胞」とは液体のたまった袋。甲状腺の内側に何か普通とは違ったこと(ただれ=炎症あるいは細胞の性質の変化)が起きていることだと指摘している医師がいる。その医師の指摘内容は
1. 内外の甲状腺超音波検査成績をまとめると、10 才前後の小児に「のう胞」が発見される割合は、0.5~1%前後である。

2. 福島県の小児(平均年齢10 歳前後)の35%にのう胞が発見されていることは、これらの地域の小児の甲状腺が望ましくない環境影響を受けているおそれを強く示す。

3. 以上の情報の分析および追跡調査の完了を待っていては、これらの地域の小児に不可逆的な健康被害がもたらされる懸念を強く持つ。

4. したがって、福島の中通、浜通りに在住する幼小児について、避難および検診間隔の短期化等、予防的対策の速やかな実施が強く望まれる。

この4点を知るだけでも、すぐに子供たちを避難させる必要を感じる。政府と東京電力の責任は大きい。



「命どぅ宝」を広めよう!東日本復興支援・・・・・エイサーまつり

2012-11-18 21:41:34 | 市民の市民による市民のための平和活動
 今日は、枚方市駅近くの岡本町公園で開催されたエイサーまつりに参加した。舞台を模擬店が囲んでいる。大人から子供までが、エイサー、チャング、パンブーダンス、そして琉球舞踊と楽しんだ。主催は、沖縄の心「命どぅ宝」を世界に広げようとエイサーをはじめミュージカルや合唱に取り組んでいる「月桃の花」歌舞団。実行委員会のメンバーは、東日本大震災の被災地訪問をし復興の進まない現実に触れ、自分はなにをなすべきか問い返したといいます。 
 写真は、舞台で訪問した被災地のことを紹介している様子。子供たちは「大切にしているものは何」とのインタービューに対し「平和な世界」「環境が大切にされること」「みんなが楽しく暮らせること」・・・子供たちの言葉は、励みになる。
 子供たちが踊りだすと多くの通行人が2重3重に舞台を取り囲んだ。手作りのまつりの暖かさを感じることが多くあるまつりだった。