枚方市議会9月本議会が開催されている。何人かの議員がこの事業への質問がされている。注目したい。
道路計画について
質問5
枚方市の駅前再整備計画は人口増を目的とし、住宅・商業施設・ホテル・事務所と多様な用途を集中させ、定住人口増の目標値は約2700人、イベントの開催では年間190,000人増を目標にしています。大切な事は枚方市駅周辺の交通渋滞の緩和、安全性の確保です。本再開発事業全体の道路計画では、さらに予想される交通渋滞を緩和され安全性が確保されるとは思えません。駅前広場の完成時期も含めさらに精査する必要があります。
③街区の天野川左岸に沿った幅員10mの新設外周道路はその建設方法に不明な点があり府道京都守口線との接続位置の安全性が確保できず、浸水時にはく危険な道路になります。また、近隣の民家(特に京街道東見附近隣)への影響は大きく、枚方市が保存したい京街道に車が増え騒音・排気ガスなどで街道の風情もあったものではありません。見解をお示しください。
西田政充議員
「③街区の天野川左岸に沿った幅員10mの新設外周道路」に関してですが、ご質問の文章内にある「浸水時にはとても危険な道路になる」や「(騒音・排気ガスなどにより)近隣の民家への影響は大きい」といったことは枚方市が進めている『安全・安心で住みよいまちづくり』に逆行することになってしまいますので、今後、市の担当部局からヒアリングを行うなど、新設外周道路の整備計画について調査してまいります。
共産党議員団
ご指摘の道路については建設反対です
田口敬規議員
外周道路については議会でも追及してきましたが不明なところが多く反対です
質問6
③街区の計画案を見ますと周辺(新町)エリアへの車の進入が増えることが予想され,枚方市駅北口のロータリーは京阪バスと他の車両とが今よりも混雑すると思われます。ロータリーから府道へ抜ける 80mほどの道路は玉突き状態になるとの市民の声があります。また、縦覧図では駅側から北口のロータリーにむけて人の行きかう通路が広げられロータリー自体が狭くなりそうです。バスの運行計画も含め道路計画の見直しが必要と思われます。見解をお示しください.
③府道京都守口線は、関西医科大学付属病院やラポールひらかた、枚方市総合文化芸術センターを利用する車や関西空港行きのバスが利用する主要道路です。現計画の③街区の整備では、道路事情の悪化は明らかです。また新町、川原町等の生活道路への影響は大きいと考えられます。見解をお聞かせください。
西田政充議員
大変申し訳ございませんが、私自身、③街区の周辺(新町)エリアの交通状況を十分に把握できておりませんので明確にお答えすることができません。まずは交通の現状把握に努めていきたいと思っております。
「府道京都守口線の道路事情や新町、川原町等の生活道路への影響」に関するご質問に対してですが、まちの開発や活性化が進むと必ず交通量は増加いたしますので、その対策をしっかりと講じるよう、市や府に対して働きかけてまいります。
共産党議員団
新庁舎については新型コロナウィルス感染拡大発生後4月30日提出の要望書にて市駅周辺再整備事業の抜本的に見直しを求めました。
田口敬規議員
新町の方々の暮らしを直撃することはその通りだと思います。見直しが必要だと思います。
生活道路への影響はあると私も考えておりますし、現計画の「建付け」が悪いと私は思います。
続きます