平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

大阪IR(統合型リゾート)・カジノ誘致事業の公聴会で公述をしました。

2022-01-23 21:48:36 | カジノはいらない 都構想NO!

 冷たい雨の中、恵美須町近くの公聴会会場に足を運びました。公述人は募集は20名だったと思うが、9名だった。コロナの感染拡大の中でも「不参加」との考えにはならなかった。
公述内容を今からでも多くの方に伝えたいと思う。

こんにちは
 公聴会は、行政が説明をする「説明会」と違い「住民の意見を反映するため」の場です。今日お聞きになった公述内容を活かしていただきたいと思います。
 さて、廃棄物を埋め立てた人工島に(今回の事業は)大きな建造物を建てるため、液状化と土壌汚染対策工事が必要になり、その工事費として790億円を市が負担すると知り驚いています。液状化現象が起こりやすいだけでなく、地中に国の基準を超えるヒ素、フッソが存在することが判明したとのこと。土壌改良が必要なことが、今頃わかったのかと事前調査の不十分さ、事業に対する無責任な姿勢には、怒りを感じます。
私は、27年前の阪神淡路大震災の時に大阪府の外郭団体で公共住宅の建設・管理の仕事をしていました。大阪府下でも随所に被害があり、初めて液状化の深刻さを知りました。自然を軽く見てはいけません。地盤は、開発する時の基本です。
この間、説明会でこの事業の具体的内容を知りましたが、その時提供された資料や当該敷地のボーリングデーターを見て、夢洲はIR敷地としては、適地ではないと確信しました。
ご存じのように。液状化現象は、地震の揺れを受け、地盤が液体のようになってしまい建物が沈下したり、道路から水道管やマンホールなどが浮き上がって断水を引き起こしたりします。夢洲は海岸沿いの埋立地であり、地盤に水が含まれて湿っている状態が多く液状化が起こりやすい条件が揃っています。また震度5以上の長い揺れが続くと被害が拡大しやすくなるとされています。

必ず来ると言われている東南海地震に襲われたら、人工島の施設がどうなるのでしょうか?総客室数2500室、年間約2000万人もの不特定多数の来訪者を想定している計画案は、防災訓練も十分できず、防災上からも危険です。東京湾埋め立て事業で造成された千葉県千葉市幕張地区のオフィス街、幕張駅などは東日本大震災で地割れし、地下水や土砂が噴出したことを教訓にしなければなりません。

大阪市長は、「誘致を決めた以上、IRが成り立つ土地を提供するのが市の責務」との姿勢ですが、事業者に対し建造物に耐えうる地盤をどこまで保証するのでしょうか? 運営開始後の補償は具体的にどこまでおこない、その為にいくら税金が必要なのでしょうか? 現段階の見通しの説明はされていません。市民には.説明できない内容なのでしょうか

税金の行き当たりばったりの無駄遣いの可能性が大きい無責任な事業です。「この事業自体が賭博的要素」を含み、市民に対し責務を果たす事業とは思えません。
本事業は凍結し、市民の声を聞きごみ処理場としての役割りも含めた夢洲に適した用途を一から考え直していただきたいと強く訴えます。今ならまだ間に合います。


枚方にあるシャンポールパンのランチBOXを楽しんだ、今年はじめての「おいしく食べよう会(昼食会)」

2022-01-10 21:21:19 | 月一回枚方で昼食会 誰でも参加できます!

新型コロナ下でも細々と続けてきた「おいしく食べよう会(昼食会)」。月1回の高齢者の交流の場になっている。いつも、手作り料理だが、今日は、パンのランチを楽しんだ。ハンバーグ、出しまき卵、チキン南蛮を挟んだハンバーガー3種。参加者に好きなものを選んでいただいた。サラダ、スープ、ポテト、ケーキも入り量は申し分ない。そして、バンも本当においしかった。おすすめのランチBOXだった。
交流の.内容も、それぞれが自由に話を展開し、笑いが自然とわいてきた。年賀状で兄弟の様子を知った90歳の方の話。新婚の息子の里帰りの話・・。本当に共感することばかり。また。沖縄のコロナ感染拡大の原因である米軍基地と地位協定の問題への怒り。カジノを軸にIR(統合型リゾート)を何とか止めたいとの意見。最後は、参加者のウクレレを楽しいんだ。今年も、何とか地道に続けたいと思う。気をつかわずに話せる場は、元気の素と思うから。ちなみにランチBOXは、500円と超お得です。くずはからは、車がなければ遠いかな。平日は配達もあるそうだが・・。おすすめのメニューだと思うが。


枚方の高松まさ子さんの 新年への思いです。

2022-01-04 09:28:29 | 枚方 高松まさ子
2022年も平和がいちばん
コロナで明け、コロナで暮れた2021年。新規感染者が減っているとはいえ、オミクロン株の初の市中感染者が大阪で確認されて、気が休まるときがない。旅行に行くことも、お酒を酌み交わすことも、すっかりなくなってかれこれ2年。その間、今まで経験したことのなかったオンライン活用が急激に増えた。私たちの会も、アクシデントにみまわれながらもリモートで会議や講演会を行ってきた。便利なものだ。でも、やはりその場の空気の共有は生身の人と人の関わり合いの中でこそできると思う。

「台湾有事」が叫ばれ戦争の危険性と隣り合わせの不安の中で暮らす沖縄の人々。南西諸島の軍事要塞化と闘う人々は、武力でなく友好をと声を挙げる。軍備増強で衝突の危機を招くのでなく、共に生きる方法を導くことだと。日本には、二度と戦争をしないと誓った憲法がある。軍隊を持たない、他国を攻めないという平和主義を謳っている。こんな明快なことはない。しかし、自公政権は戦争できる国づくりへ、この平和憲法を変えようと強引に推し進めている。憲法改悪を許さない!2022年も平和がいちばん!

枚方市民の会の今年の目標です・・・今年こそ今年こそ、市民と野党の共闘で、 命と暮らしをまもる政治に変えよう!・・・

2022-01-01 09:12:07 | 月刊『平和がいちばん』
私の大切にしている「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」の機関紙「平和がいちばん」の年頭のあいさつです。

しい年が明けた。昨年は、コロナの感染状況が深刻な中で新年を迎え、その後、コロナ感染は最悪の事態となった。感染し重篤化しても自宅に放置され入院できない事態が起きた。「助けられるべき命が助けられない」という悲惨な状況を招いたことは記憶に新しい。

 「市民の会」は、このような事態が二度と繰り返されないために、昨年12回に及ぶコロナ要請行動に取り組んだ。また市駅前再開発やデジタルの問題でも要請行動を続け、12月23日には枚方ワンデイアクション(それぞれの課題をまとめた一日要請行動)として結実させた。 

 昨年誕生した岸田政権は、「新しい資本主義」「成長と分配の好循環」と、耳ざわりの良い言葉を並べながら、一方では「改憲」「敵基地攻撃能力の保有」といった言葉を全く臆することなく発している。コロナ対策と言いながら、地域医療切り捨ての病院の統廃合には多額の税金を使う。医療・介護従事者の待遇改善と言いながら数千円の賃上げしか考えていない。また本来、為政者を監視し、縛りをかけるのが目的である憲法を蔑ろにし、中国や台湾の「危機」を煽り、沖縄や南西諸島の軍事化を進めている。

 市民は、誰しも武力衝突を望まない。今、政府切り捨ての病院の統廃合には多額の税金を使う。医療・介護従事者の待遇改善と言いながら数千円の賃上げしか考えていない。また本来、為政者を監視し、縛りをかけるのが目的である憲法を蔑ろにし、中国や台湾の「危機」を煽り、沖縄や南西諸島の軍事化を進めている。
 市民は、誰しも武力衝突を望まない。今、政府に求められているのは、他国と友好関係を築き平和共存のもと、気候変動や疫病対策などの人類の未曽有の課題に力を合わせて共に克服していくことであり、それが政府の役割である。

 地域に目を転じてみれば、大阪府が進める万博、カジノ・IR、そして枚方市が進める駅前再整備計画は、果たして、市民の幸せにつながるのか。多額の税金を注ぎ込んで進められる計画は、市民の命と暮らしを守ってくれるのか。コロナの影響で貧困・格差は更に広がっている。今こそ、暮らしが立ちいかない人々に光をあて、対策を講じ、将来に不安を感じることなく、誰もが希望をもって安心して生きられる社会を作っていかなければならない。それを実現させるのが行政の責任であり役割である。

私たち市民が声を上げることで、市民のための政治に転換していかなければならない。
 今年こそ、「市民と野党の共闘」の内実を作っていく運動を強力に進めていこう。「市民の会」は、この一年、その大きな運動の一翼を担う決意である。