「図書館行政は、市民の知る権利を保障するとともに市民税を市民に直接還元する他に例のない事業である」と「枚方に住んで 働き 闘って」(著者:家高憲三前教育長)に書かれている。上記著書を読むと、枚方市の文化行政の不在の中で「子ども達によい本を読ませたい、聞かせたい」という市民の願いが市民運動に発展し、公立図書館設置にいたった経過がよくわかる。現在も公民館(既に廃止されたが)と併設された図書館に、私や家族も良く利用している。私が良く行く楠葉図書館で働く人は、ていねいで親切な対応をしてくれる。
枚方市の図書館資料収集方針から日本図書館協会(文部科学省の特例社団法人)の綱領といわれる「図書館の自由に関する宣言1979年改訂」が削除された件に関して質問書を提出していた。回答には・・・枚方市図書館も日本図書館協会の施設会員だが、公立図書館としては、自らの主体的判断と責任で資料を収集を行う必要があるので、責任の所在を明確にする為削除した・・・・と書かれている。何故、今そのような変更を会議もかけずにされたのか、やはりわからない。今後も図書館の動きを見張りたいと思う
図書館収集方針は、下記の内容であり、大切にしたいと思う。
第1 図書館は資料収集の自由を有する
図書館は、国民の知る自由を保障する機関として、国民のあらゆる資料要求にこたえなければならない。
図書館は、自らの責任において作成した収集方針にもとづき資料の選択および収集を行う。その際、
(1) 多様な、対立する意見のある問題については、それぞれの観点に立つ資料を幅広く収集する。
(2) 著者の思想的、宗教的、党派的立場にとらわれて、その著作を排除することはしない。
(3) 図書館員の個人的な関心や好みによって選択をしない。
(4) 個人・組織・団体からの圧力や干渉によって収集の自由を放棄したり、紛糾をおそれて自己規制したりはしない。
(5) 寄贈資料の受入にあたっても同様である。図書館の収集した資料がどのような思想や主張をもっていようとも、それを図書館および図書館員が支持することを意味するものではない。
図書館は、成文化された収集方針を公開して、広く社会からの批判と協力を得るようにつとめる
以上
枚方市の図書館資料収集方針から日本図書館協会(文部科学省の特例社団法人)の綱領といわれる「図書館の自由に関する宣言1979年改訂」が削除された件に関して質問書を提出していた。回答には・・・枚方市図書館も日本図書館協会の施設会員だが、公立図書館としては、自らの主体的判断と責任で資料を収集を行う必要があるので、責任の所在を明確にする為削除した・・・・と書かれている。何故、今そのような変更を会議もかけずにされたのか、やはりわからない。今後も図書館の動きを見張りたいと思う
図書館収集方針は、下記の内容であり、大切にしたいと思う。
第1 図書館は資料収集の自由を有する
図書館は、国民の知る自由を保障する機関として、国民のあらゆる資料要求にこたえなければならない。
図書館は、自らの責任において作成した収集方針にもとづき資料の選択および収集を行う。その際、
(1) 多様な、対立する意見のある問題については、それぞれの観点に立つ資料を幅広く収集する。
(2) 著者の思想的、宗教的、党派的立場にとらわれて、その著作を排除することはしない。
(3) 図書館員の個人的な関心や好みによって選択をしない。
(4) 個人・組織・団体からの圧力や干渉によって収集の自由を放棄したり、紛糾をおそれて自己規制したりはしない。
(5) 寄贈資料の受入にあたっても同様である。図書館の収集した資料がどのような思想や主張をもっていようとも、それを図書館および図書館員が支持することを意味するものではない。
図書館は、成文化された収集方針を公開して、広く社会からの批判と協力を得るようにつとめる
以上