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教育基本条例案を考える市民の集いに参加しました

2012-02-11 22:07:23 | 政治 平和活動
 底冷えがする寒い日が続いている。今日は枚方で開催された「教育基本条例を考える会」に参加した。会場は満席で熱気がみなぎっていた。
 条例案の前文で「教育」とはグローバル社会に十分対応できる人材育成だと規定されている。それに対し、教育基本条例への問題提起者の一人の枚方市在住の鶴島さんが、自閉症の息子の話をされた。枚方は、全ての子どもが地域で育つことを大切にしてきた。話を通じて息子さんが、先生や同級生に囲まれ成長する姿が良くわかると同時に、同級生も同じく人間らしく成長しているのだと実感できた。教育の目的は決して「国際社会の競争に打ち勝つ人材」をつくることではな「集団の中で、いろいろな子ども達がぶつかり、つながり、励ましあいながら成長すること」なのだと、納得する。

 明日も大阪で大きな教育集会がある。保護者だけでなく全ての世代が教育条例の内容を知ることは必要だ。 条例案では①3年連続で入学者数が定員割れをすれば、統廃合が義務付けされる ②校長は具体的かつ定量的な目標を設定、学校運営をしなければならず、学力テストの成績や(有名校?)への進学率等が、目標とされることになる・・・知れば知る程、子どもの人格形成、基礎学力の保障とは程遠いことが分かる。明日は、朝早く起きて用事が済ませ、集会に参加したいと思う。