平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

8/20枚方でもウォーク 老朽原発うごかすな!

2021-09-15 22:32:08 | 福島原発被災者支援
いつ起こっつてもおかしくない、地震、大前災害。この日本で原発があることの危険性を感じている。
この枚方でも「老朽原発を止めよう」のウオークに参加しました。

関西電力は、運転開始後44年を超えた老朽原発・美浜3号機を6月23日に再稼働させました。一方、テロ対策施設の設置が間に合わなかった老朽原発・高浜1・2号機の当面の再稼働を中止しました。また再稼働した美浜3号機も、テロ対策施設の完成が期限(10/25)に間に合わず、停止に追い込まれます。

「老朽原発うごかすな!実行委員会」からの呼びかけで、枚方でも市民に広く訴えようと枚方市駅中心にウォークを実施しました。当日は雨が強く降る中、京都・滋賀から来られた方と市民の会メンバーと20名を超える参加がありました。各自大きな旗や、「老朽原発うごかすな!」のパネルを持って、間隔をあけ、岡東中央公園~ビオルネ前~市駅前~イズミヤ前とウォークしました。駅前でのアピールで実行委員会の木原壯林さんは、「関電が『使用済み核燃料の県外中間貯蔵地を2023年末まで探せなければ老朽原発を停止す』と明言していますが候補地は決まっていません。老朽原発停止を突破口に原発全廃に前進する好機です!やれることは全てやろう」と力強く訴えられました。

あらためて、「誰もが安心して生活できるために危険な原発は廃止!」の思いを強く感じた行動でした。 

枚方で伝えたい 福島原発事故で避難した高校生の証言を ローマ教皇への訴えを

2020-01-31 15:13:05 | 福島原発被災者支援

 2020年 オリンピック開催に向けて当たり前のように準備が進められている。福島の事故がなかったかのように。あらためて 高校生の声に耳を傾けたい。

「嘘 を つ い た ま ま 先 に 死 な な い で」

ロ ー マ 教 皇 の 前 で 原 発 避 難 の 高 校 生 が 証 言


汚 染 さ れ た 大 地 や 森 が 元 通 り に な る に は 、 僕 の 寿 命 の 何 倍 も の 年 月 が 必 要で す 。

だ か ら 、 そ こ で 生 き て い く 僕 た ち に 、 大 人 達 は 汚 染 も 被 ば く も 、 こ れ か ら起 き る 可 能 性 の あ る 被 害 も 、 隠 さ ず に 伝 え る 責 任 が あ る と 思 い ま す 。 嘘 を つい た ま ま 、 認 め な い ま ま 先 に 死 な な い で ほ し い の で す 。

原 発 は 国 策 で す 。 そ の た め 、 そ れ を 維 持 し た い 政 府 の 思 惑 に 沿 っ て 賠 償 額や 避 難 区 域 の 線 引 き が 決 め ら れ 、 被 災 者 の 間 で 分 断 が 生 じ ま し た 。

傷 つ い た 人 同 士 が 、 互 い に 隣 人 を 憎 し み 合 う よ う に 仕 向 け ら れ て し ま い まし た 。

僕 た ち の 苦 し み は と て も 伝 え 切 れ ま せ ん 。 だ か ら 、 パ パ さ ま 、 ど う か 共 に祈 っ て く だ さ い 。

僕 た ち が 互 い の 痛 み に 気 づ き 、 再 び 隣 人 を 愛 せ る よ う に 。 残 酷 な 現 実 で あっ て も 目 を 背 け な い 勇 気 が 与 え ら れ る よ う に 。 力 を 持 つ 人 達 に 悔 い 改 め の 勇気 が 与 え ら れ る よ う に 。 皆 で こ の 被 害 を 乗 り 越 え て い け る よ う に 。

そ し て 、 僕 ら の 未 来 か ら 被 ば く の 恐 怖 を な く す た め 、 世 界 中 の 人 が 動 き 出せ る よ う に 。 ど う か 共 に 祈 っ て く だ さ い 。




原発再稼働が進められています。福島から大阪に母子避難された森松明希子さんの訴えです

2017-06-01 08:34:36 | 福島原発被災者支援
 この国は、どのようになっているのでしょうか?人を、生活者を、命を本当に大切にしない。恐ろしいほどです。森松明希子さんは、枚方にも来ていただき、お話を伺ったことがあります。彼女の行動と発言は、多くの方を励ましていると思います。以下・・・。彼女の言葉です。

ともに歩んでくださるみなさまへ

原発賠償関西訴訟原告の森松明希子です(福島→大阪・2児を連れて母子避難)。

皆さま方のこれまでの長きにわたるお支え・お取組みに
心より感謝と敬意を申し上げます。
それと同時に、関西圏への避難を敢行した沢山の避難者を、
発災直後から受け入れ、お支え頂きましたこと、本当にありがとうございます。

「あるものを なかったことには させません」
2017年5月、文部科学省前事務次官の言葉に世論が反応していることが少しだけ救いのように感じています。

私は原子力災害を通じて国家と大企業による権力の暴走、基本的人権の蹂躙を年間この6年間目視し、体感し続けてきました。

もしかしたら、皆さんはもっと前から、そのことに気づき、声を上げ続けてくださっていたのかもしれません。
今、福島原発事故から丸6年が経過し、私自身、福島をより客観的にそして冷静に、分析的に少しは見られるようになりました。
原発国内避難民となった私の視点から、福島の真実をお伝えしたいと思います。

「あるのに無いことにすることはできない」ということに、
社会が応えてくださるのであるのならば、
今、この社会は実際には、

放射能汚染が有るのに無いことになっていないでしょうか?

原発避難民が居るのに居ないことになってはいないでしょうか?

黒を白だと言うことはできません。それと同じだと思うのです。

権力に忖度し、多勢に流され、大勢でよってたかって
「絆」とか「復興」とか「ガンバロウ」とかいう「美談」に仕立て上げ、
黒いものを白だと言い切る。

「復興」「頑張ろう東北」「絆」という美しい言葉や美談に騙され、
真実やこの国の取るべきかじ取りをこれ以上誤らせないでほしい、
というのが福島原発事故を体験した私の願いなのです。

原発避難民は確実にこの国に存在しているのです。
私たちが身をもってそれを証明しているのです。

国と東電がごめんなさいといって原発事故被害に対してきちんと目を向け、
謝罪し、恒久救済の制度が確立するまで、
私は絶対3.11直後に起きた原発事故「避難者」であることを言いつづけるつもりです。

私の訴える「ふつうの暮らし 避難の権利 つかもう安心の未来」裁判(原発賠償関西訴訟)は、
避難の権利が憲法上の権利だと訴えています。

これは、避難した人の正当性だけを訴えるものではありません。
事実に目を向け、原子力惨禍に見舞われたとき、放射線被ばくから免れ健康を享受するという人間として当たり前の権利が守られるよう、
すべての被災者・被害者の恒久救済をもとめて司法判断を仰ぎました。

私はこの裁判を憲法訴訟であると位置づけて取り組んでいます。
意見陳述の機会あるごとに、そのことを裁判長に訴えています。
「裁判長、人の命や健康よりも大切にされなければならないものはあるのでしょうか?」と。

全国に散らばる福島原発事故被害者の取り組む訴訟、とりわけ本日は、大阪地裁に集団提訴した原発賠償関西訴訟のご支援と応援を
心からお願いいたしたく存じます。

これ以上核被害が拡大しませんように、
被ばくを免れ健康を享受したいと思う人が等しく守られますように、
ともに歩んでください。

よろしくお願い申し上げます。



福島から大阪に母子避難されている森松明希子さんの手紙です

2016-12-02 20:05:20 | 福島原発被災者支援
 今日も樟葉駅前で、署名の訴えをした。「沖縄に新しい基地をつくらせず、憲法改悪をさせない 平和と命を守る緊急署名」。若者の署名協力が多い。
5年後、10年後のことを考えると、今の流れを変えることが必要と痛感する。原発問題も同じ。事故の責任を取らない政府に、命と生活を預けることはできない。
避難されている母親の思いを受け止めたい。
 
福島→大阪に母子避難をしている2児の母が内閣総理大臣および福島県知事に宛てて書いた手紙(20161128)

避難をしている福島県民の「声」は届いているのでしょうか。
それとも「意図的に無視」されているのでしょうか。

人の命や健康よりも大切にされなければならないものは
あるのでしょうか?

国民は、等しく、自らの命を守り健康を享受する権利があるはずです。
避難者の存在そのものが社会的事実であり歴史的証拠なのです。

「意図的な無視」により数にも数えようともしない、
数に上げてしまったものは線引き・支援の打ち切りによって、
全力で存在そのものを消そうとすることは、
為政者としてあるまじき恥ずべき行為だと思うのです。

私や私の子どもたちも含め、「避難している人々」は間違いなく存在しているのです。
3.11から今現在に至るまで、間断なく避難という選択をし続けています。
汚染があるから帰らないという選択を尊厳をもって敢行しているのです。

いじめも原子力惨禍もそれは同じことです。
なかったことにする、見ないことにする、臭いものに蓋が、
どれだけ多くの子供たちの未来を奪っていることか・・・
そのことに全ての人が気づくべきだと私は思うのです。

避難児が恐喝いじめ事件に遭っていたという痛ましい事件がありましたが、
全国に散らばる避難者の子どもたちは、国・県からの保護が皆無に等しく、
同様の危険にさらされ続けているという現状があります。

避難するという選択を尊重されないばかりか、
さらなる危険にさらされながらの避難の継続を強いられることは、
あってはならないことです。

子どもたちの未来と健康を最優先に考えてください。
子どもたちはこの国の未来であり、福島県にとっても大切な宝物です。
避難を続ける人々の選択を尊重し、
特に保護すべき避難の子どもたちをどうか全力で守ってください。
内閣総理大臣と福島県知事が全力でその姿勢を示してください。

福島→大阪・母子避難 森松明希子



枚方市は被災者支援法に基づき、独自施策をつくってください

2014-02-17 21:36:49 | 福島原発被災者支援
 枚方市の危機管理室の担当の方との話し合いを続けている。この間、東日本からの避難者登録が2世帯増え34世帯になったという。東日本大震災、福島原発事故からもうすぐ3年になる。今なお、復興からは程遠い状況が続いている。福島原発からの放射能の放出は続いている。二度とこのような事故は許してはならない。そして、ふる里をはなれて暮らしている方々を孤立させてはいけないと思う。以下、要請内容・・・・少しづつでもよくなればとの思います。

 ご存知の通り昨年12月の枚方市議会において「原発事故子ども・被災者支援法の基本理念に基づく具体的施策の早期実現を求める意見書」が全議員の賛成で可決されました。
 今回の意見書の趣旨として「福島第一原子力発電所事故から2年8カ月が経過した今もなお多くの方が住み慣れた地域を離れて避難されており、住宅や仕事の確保、子どもの健康不安を初め、二重生活や帰省の費用等さまざまな負担を強いられています。また、健康被害、とりわけ子ども、若い世代への影響を考えれば、一刻も早い対処が必要です」と書かれています。具体的施策としては、以下の3点の措置を求めています。1.同法の基本理念に基づき、基本方針による施策をより充実、具体化させるために必要な財源措置を講じること。2.地方自治体が実施する関連施策に対しても国が支援を行うこと。3.基本方針による施策の具体化に当たっては、同法の基本理念に基づき、被災者の意見を十分に反映する仕組みを作ること。

私達は、以上の内容の意見書が採択されたことを非常にうれしく、また大きな励みにもなっています。

 福島や北関東の様子が伝わってきています。高線量の放射能の下で子ども達が、自由に外あそびができる状況ではありません。放射能は県境を越え放射能のホットスポット地域が福島県以外にも多くあります。福島第1原子力発電所の事故からもうすぐ3年ですが、いまなお避難者がふるさとに戻れないだけでなく、新たに母子避難されている方もいます。その方々の中には「避難者」登録をせずに、懸命に2重生活を維持している方もおられます。私達は、このような状況を知る中で、暮らして良かったと思える枚方市になることを願い、今回の枚方市議会の意見書採択を大切にする具体化として下記の要請をいたします。回答は文書にて2月末までにお願いします。

(要請)
①枚方に避難している方への家庭訪問やアンケートを実施し生活実態を知り困っていること等を把握してください。また「広報」等を通じて避難者登録していない方への働きかけをしてください。
②放射能健康診断をはじめとする各種健康診断の無料実施をして下さい
③2重生活を支えるための仕事探し、保育所の入所支援、保育料の減免措置をして下さい
④福島の子供達が枚方市の子供達と交流できる方法を検討して下さい
⑤保養キャンプなどの保養プログラムへの助成など保養の取り組みへの支援の具体化を検討してください。また、ホームステイ・クラブの合宿・空き家の活用等さまざまな方法を検討し実現して下さい

 要請者 放射能から子どもたちを守る枚方の会
     ひらかたAKAYの会  
     放課後クラブ「あぢゃ」
     枚方被災者とともに考えできることからやろう会