平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

介護・福祉を考える「すずらんの集い」から訴え・・・第9期(2024年度)介護保険制度改悪を許さない運動を  

2022-08-29 22:22:18 | 介護・福祉すずらんの集い
7月24日、「2022年平和と民主主義をめざす全国交歓会」の「介護分科会」に参加した時の報告です。。

政府は、2024年度の第9期介護保険制度改定に向けて更なる改悪を狙っている。それは、

① ケアマネージャーが立てるケアプランの有料化(現状は利用者負担なし)
② 要介護度1・2の方の介護保険からの除外
③ 利用者負担の原則2割負担の導入等

分科会では、介護現場から3本のレポートが提起。
デイサービスからは、本人の状態が変わらないのに介護度が下がり、週2回のデイサービスが1回となり心身の機能低下が進んだため、今は空きが出たときに自費(10割)で追加利用をしている報告。

ケアマネージャー(=以下「ケアマネ」)からは、介護保険料が払えず利用料が10割負担のペナルティを課されている高齢者世帯。10割の介護サービス利用料は払えないため、持病のある80代の夫が、「要介護5」の80代の妻を家族介護している現実。ケアマネの関わりにも10割の利用者負担が生じるため、ケアマネは無報酬で関わりを続けているが、所属の事業所からは、関わりを断つように迫られている。

小規模多機能ホームからは「要介護1・2」の利用者が、今でも十分なサービスを受けることができない現状が報告された。
参加者は、現場の具体的な話を聞き今回の改悪が、さらに介護崩壊、介護破綻に拍車をかける動きであること、今後の「介護保険制度改悪反対署名」
を関係者だけでなく、SNSも含め、広範な市民に広げていく必要性を確認した。

枚方から発信 コロナ禍の小学校生活

2022-08-26 22:15:15 | 枚方市での子育ては今
市民の会ニュース「平和がいちばん」に投稿があった。コロナ禍子どもたちは大変だ。他人ごとではない。
以下、投稿

コロナ禍の小学校生活

2020年コロナの春に長男が小学校に入学しました。学校が始まったのは6月でした。幼稚園も2月3月は休園だったため、初めてのマスクと初めてのランドセルで、初めての集団登下校はしゃべらず一列で!!神経を張り詰めて学校に着けば、朝の会で互いの顔にマスクが鼻まで出来ているかチェック!!マスク忘れたなんて有り得ない!!担任もいきなりカミナリ(未知のウイルスに、注意の口調も荒くなり)。それが「新しい生活様式」でした。一ヶ月たたない内に1年生33人学級の3名のクラスメイトが不登校傾向になっていました。

我が子はそのひとりで、6月末に「お母さん、小学校はしんどいから、もう行かない。また中学校になったら行く、小学校はもう辞めさせて」と言い、学校に行こうとすれば下痢と発熱、欠席を連絡したら元気復活する日々が長く長く続きました。
 担任に相談しても「それは息子さんのワガママです。お母さんに言えるなら、直接言いに来るように伝えて下さい」と。息子はお母さんに言えても担任に直接は言えない。「もう小学校には行かないから(言う必要ない)」と平行線。少し登校しただけで、帰宅後は気持ちが荒れて塞いでしまう。

 次の春ようやく、自分の気持ちを伝えても怒らない先生に当たり、折れた心を立て
すリハビリ生活開始。子どもをよく観察して褒めてくださる先生のおかげで毎日遅刻はしても校門を入る事はできるまでに!ここまで三年がかり。朝から気持ち良く楽しく学校に行ける事は「当たり前」では無いと深く知りました。
 
子どもの居場所を検索できるGPSをランドセルにつけましょう!(学校から無料配布)。体温は全員365日朝8時にⅠPADから学校へ送信するのを忘れずに!
教育委員会は管理する事ばかりです。学校は規制や規律ばかりを教えるので、自分の頭や心で判断する力を育てるのが非常に難しいのが日本の教育だと感じる毎日です。
                             (枚方の小学3年生と幼稚園児の母)

枚方からも民主主義を破壊する改憲・国葬に反対の声を上げよう

2022-08-23 21:31:44 | 市民の市民による市民のための平和活動



高松まさ子さんと、早朝に樟葉駅前で「平和がいちばん」8月号を配布しました。

枚方市民の会 ニュース 「平和がいちばん」8月号 配布真最中。多くの方に届けたい。1面の紹介です。
参議院選挙は運動を背景とした共闘の必要性を示した
参院選で、自民党は8議席増やしたが、比例区では前回比1議席減らした。野党共闘が32の1人区中10か所にとどまり、当選が4人に激減した結果だ。
沖縄では、辺野古新基地反対の市民の日常的な共闘が、市民主導の野党共闘を持続させ、伊波洋一さんを勝利させた。カジノの是非を問う住民投票を求める運動は、自発的な市民の取り組みとして府下全域に広がり、それが、政党や団体の協力をひきだした。沖縄やカジノの取り組みは、選挙時だけの共闘でなく、日常的な運動のつながりで、市民と野党の持続した共闘の基盤を市民が作り出せることを示した。

改憲・軍拡のための国葬反対
岸田首相は、閣議決定で安倍元首相の国葬を決定したが、共同通信の調査では国葬反対は過半数を超えている。安倍元首相の「功績」を宣伝し批判の封じ込めを狙い、「改憲 戦争のできる国づくり」に利用する法的根拠もない国葬に反対だ。それこそ民主主義を破壊してきた安倍政治の継続だ。安倍元首相を銃殺した行為は許せないが、安倍政治、それを継承する岸田政治への批判を躊躇してはならない。
安倍・岸田政治NO!国葬反対の声を上げよう。

市民の声を聞かない維新政治NO
 21万を超える人が「カジノの是非を問う住民投票」を求めた。しかし、吉村知事は必要ないと切り捨て、府議会は少数会派(共産・立憲)には質問も討論もさせず、数の力で否決した。府民の声を聞かない維新政治に朝日新聞などは疑問を呈している。
枚方市は、市民説明会を行わず、市駅再整備計画を民間主導で進めている。市の既存計画の大幅変更になるアリーナを、遠くに移転する市役所と合築することが唐突に提案された。 しかも、提案に参加した民間業者の名前すら非公開だ。市民説明会もせず市役所移転条例案を9月に提案することに反対だ。市民の声を聴く姿勢があるなら、市民説明会を市内各地で開催すべきだ。
民間企業の声は聞いても市民の声を聞かない維新政治を変えよう。市民の力で。



枚方から 高松まさ子さんは訴える。大阪府議会 カジノ 住民投票条例案 を否決! カジノはいらない! さらなる運動を進めよう 

2022-08-18 21:49:40 | カジノ誘致の是非は、府民が決める
住民投票をもとめる枚方の会の高松まさ子さんは、枚方市民の会の共同代表でもある。私達市民の会メンバーも、力を合わせた署名行動の2ヶ月間。法定数を超えた署名に託された府民の声を無駄にしてはならない。
 高松まさ子さんは、今後もカジノ誘致を止めるまで取り組みを続けると訴得ている。(市民の会のニュース「平和がいちばん」8月号より)

大阪府民の声に背を向けるⅠR推進議員と吉村知事に抗議!

2か月間 大阪府内全域で取り組んだ「カジノ住民投票条例制定直接請求署名」は、法定数(14万6472筆)を大きく突破し、署名総数21万筆を数えた。枚方でも、法定数(6700筆)を超える9985筆が集まった。地域を隈なく回って汗を流し対話を重ねて積み上げた署名だ。7/21(木)大阪知事に、提出し、カジノ住民投票条例制定を求める直接請求の手続きが行われた。これによって、招集された大阪府議会が7/29開催された。しかし、意見陳述は6人30分以内にとどめる道理を欠いた制約。臨時議会の慣例となっている代表質問は、5人以上の会派にしか認めない。知事の否定的な意見を付した議案提出から採決までわずか半日で済まそうとする強行運営で、私たちが求めた「住民投票条例案」を退けた。

かけがえのない意見表明の機会を保障せよ
意見陳述は地方自治法に基づく意見表明の機会である。同様な直接請求で市議会を招集した横浜市は、議会開会後採決まで3日間、和歌山市は4日間をかけ、委員間審議を経て本会議に諮った。意見陳述の時間は60分確保した。

それが大阪ではなぜ出来ないのか。直接請求の手続きが行われる前に吉村知事は「住民投票は必要ない」と述べ、記者会見では「反対派の意見を聞く」と言っていたが、面談を拒み続けた。「選挙で選ばれた議員が議会で決めた」「手続きに問題ない」と繰り返すだけ、意見陳述に対する一言の意見もない。吉村知事は住民への説明責任を果たさず「区域整備計画」を決定し国への申請を矢継ぎ早に強行した。このようなことだから、私たちは直接請求をせざるをえなかった。

「とめよう!カジノ」実現に
 次のステージへ運動を進めよう
62日間大変な署名集めだったが、「おかしいことはおかしい」「私たちの地域の大事な未来がかかっている問題を私たちが考えよう」と思いを共有できる市民がたくさんいた。更に国に認定させない運動を強めよう。住民不在の地方議会の運営も今回よく見えてきた。住民の声に真摯に耳を傾ける府政へそして市政へ変えなければ。私たちの枚方も無関係ではない。