「平和がいちばん」3月号に沖縄からの友人の投稿記事が掲載されている。国の強権的な進め方を見ていると、枚方の美術館建設の枚方市の強権的な姿勢とダブル。市民の声を無視しつくす権力者(あえてこの言葉を使いいたい)に、怒りを持つ。
沖縄現地からの緊急報告 高垣喜三(沖縄県本部町・元枚方市職員)
辺野古の闘いは日米両政府を追い詰めている
大浦湾を「臨時制限水域」として囲い込むフロートのアンカーと称して海中に投下した20~40㌧ものコンクリート構造物は、世界に類まれなサンゴを破壊している。さらにこの暴挙に抗議し阻止するために海に漕ぎ出す20艇ほどのカヌーチーム「辺野古ぶるー」や4,5隻の平和船団に今や海の暴力団と化した海保「海猿」が襲い掛かる。
その様子はドキュメント『圧殺の海』で暴かれているところだが、さらにカヌーに飛び乗り転覆させ、市民の足を高速艇から引っ張り、上半身は海に置いたまま長時間海上を引っ張りまわすとか、拘束した市民を沖合4,5キロの冬の海上に連れて行き放置するなど「殺人未遂」ともいえる横暴を繰り返している。
市民はキャンプシュワブゲート前ではボーリング調査や埋立資材の搬入阻止と海での暴力や工事を阻止するため、「海猿」「防衛局」「海上作業員」の基地への進入を座り込みや車へのピケットに24時間体制で取り組んでいる。しかしこれまた防衛局の用心棒と化している沖縄県警・機動隊がいわゆる「ごぼう抜き」や暴力-「見えないところで手をねじ上げる」「ひっぱっておいて急に手を放し転倒させる」「転倒した市民に膝を落とす」-などを使った強制排除に出てくる。海やゲート前での市民のけが人、救急搬送の人数は10人を超える。
しかし、こうした我々市民の非暴力の抵抗はさらに多くの県民の怒りと結集を誘い、『建白書の実現を目指す島ぐるみ会議』による那覇発辺野古行チャーターバスは1月から毎日の運行となり、さらに宜野湾市、うるま市、沖縄市などからも運行、毎日ゲート前には100名から200名の県民が駆け、岩礁破砕工事の停止指示に踏み出した翁長県政を支える力になっている。
毎日の取り組みが確実に日米政府にボディーブローとなって効いている。思うように工事が進まない日米政府の焦りが反対運動に対する暴力的対応、座り込みテントへの嫌がらせ、とりわけ2月22日の3000名を優に超える結集となったゲート前県民集会直前、米軍が前面に出てきて山城博治平和運動センター議長ら2人の無理矢理の不法拘束、県警による不当逮捕劇となってあらわれてきた。
海と陸での激しい闘いの日々は続く。
沖縄現地からの緊急報告 高垣喜三(沖縄県本部町・元枚方市職員)
辺野古の闘いは日米両政府を追い詰めている
大浦湾を「臨時制限水域」として囲い込むフロートのアンカーと称して海中に投下した20~40㌧ものコンクリート構造物は、世界に類まれなサンゴを破壊している。さらにこの暴挙に抗議し阻止するために海に漕ぎ出す20艇ほどのカヌーチーム「辺野古ぶるー」や4,5隻の平和船団に今や海の暴力団と化した海保「海猿」が襲い掛かる。
その様子はドキュメント『圧殺の海』で暴かれているところだが、さらにカヌーに飛び乗り転覆させ、市民の足を高速艇から引っ張り、上半身は海に置いたまま長時間海上を引っ張りまわすとか、拘束した市民を沖合4,5キロの冬の海上に連れて行き放置するなど「殺人未遂」ともいえる横暴を繰り返している。
市民はキャンプシュワブゲート前ではボーリング調査や埋立資材の搬入阻止と海での暴力や工事を阻止するため、「海猿」「防衛局」「海上作業員」の基地への進入を座り込みや車へのピケットに24時間体制で取り組んでいる。しかしこれまた防衛局の用心棒と化している沖縄県警・機動隊がいわゆる「ごぼう抜き」や暴力-「見えないところで手をねじ上げる」「ひっぱっておいて急に手を放し転倒させる」「転倒した市民に膝を落とす」-などを使った強制排除に出てくる。海やゲート前での市民のけが人、救急搬送の人数は10人を超える。
しかし、こうした我々市民の非暴力の抵抗はさらに多くの県民の怒りと結集を誘い、『建白書の実現を目指す島ぐるみ会議』による那覇発辺野古行チャーターバスは1月から毎日の運行となり、さらに宜野湾市、うるま市、沖縄市などからも運行、毎日ゲート前には100名から200名の県民が駆け、岩礁破砕工事の停止指示に踏み出した翁長県政を支える力になっている。
毎日の取り組みが確実に日米政府にボディーブローとなって効いている。思うように工事が進まない日米政府の焦りが反対運動に対する暴力的対応、座り込みテントへの嫌がらせ、とりわけ2月22日の3000名を優に超える結集となったゲート前県民集会直前、米軍が前面に出てきて山城博治平和運動センター議長ら2人の無理矢理の不法拘束、県警による不当逮捕劇となってあらわれてきた。
海と陸での激しい闘いの日々は続く。