大飯原発の活断層の判断を先延ばししている原子力規制委員会。何故、結論を先送りするのだろうか?関電の所有する原発は11基。大飯原発3,4号機以外は運転期間30年を越えている7基と27年の2基という耐用年数に近い原発ぱかりだ。大飯3,4号機に廃炉の方向が出れば、関電の原発すぺてがなくなる可能性がでてくる。だから、結論を先送りしているのではと考えてしまう。何よりも地震が多発している中で非常に危険な状況におかれていると危機感をもっている。要請内容は・・・・
枚方市議会議長 宛
「大飯原発3,4号機の運転の停止を求める意見書の採択を求めます」(要請)
福島原発の事故により「ふるさと」を奪われ、生活、人生を大きく狂わされ人たちが多くいます。除染の効果も上がっていません。また、福島の子ども達の健康診断の結果、30%を越える子ども達の甲状腺にのう胞が見つかりました。また、事故を起こした福島原発から放射能の放出は続き、空気や海を汚染し続けています。放射能の危険性の中で収束作業に従事している多くの労働者がいます。事故の被害の大きさははかり知れません。二度と起こしてはならないと誰もが願っています。
福島原発事故以後、原子力発電に対し国民の信頼は失墜しました。現在地震活動期に入ったと言われている中、原子力規制委員会、政府は、強い指導力を発揮し、原発の安全性を厳格に調査する姿勢が求められています。田中原子力規制委員長は「活断層の疑いがクロやグレーなら運転停止を求める」との方針を示していますが、関西電力の大飯原発3,4号機の敷地内の断層が活断層の可能性が否定できないにもかかわらず運転が続けられています。ただちに、運転を停止すべきです。
大飯原発敷地内活断層調査後の11月2日に行われた評価会合では、「台場浜のずれは約12.5万年前以降に起きたものである」ことと「活断層である可能性がある」との共通認識がされました。しかし、一部の委員から「ずれの原因は地滑りの可能性もある」という意見もあり、追加調査を行うこととなり、判断は先送りとなったのです。
12月29日の追加調査後の今年1月16日の評価会合でも、結論が先送りされました。島委員長代理は、今後敷地南側のトレンチ調査を実施するとのことですが、その実施にあたっても、一旦大飯原発の運転を停止が必要です。敦賀原発では1月11日に、「D-1」活断層のボーリング調査準備中に地中の放射能測定器ケーブルを切断し、放水口の監視カメラのケーブルも損傷させる事故が起こりました。昨年7月にもボーリング調査中に配管に穴をあける事故が起こっています。運転中の調査は危険です。大飯原発で同様の事故が起これば大きな事故につながる可能性があります。
また、昨年の夏、渡辺満久東洋大学教授と中田高広島大学名誉教授の大飯原発が面する小浜湾で音波探査の調査結果では、熊川断層が双児崎まで来ることは間違いなく、大飯原発の北西沖の海域にあるFO―A、 FO―Bの2断層と熊川断層がほぼつながっており、三連動する可能性が高いとされています。また、これら一連の活断層を境に、西側の半島側が隆起、東側の半島側が沈降しており、大飯原発はこれら三断層の西側にあたる上盤側の変形帯の中にあり、この一連の活断層が動いたときに変形する領域に入っており原子炉直下の断層も再活動する恐れも指摘されています。
これらのことから、大飯原発は非常に危険な状態で運転していることが明らかです。
よつて、以下の趣旨の意見書の採択を要請いたします。心より、採択されることをお願いいたします。
(要請内容)
大飯原発3,4号機の運転を停止すること
平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会・放射能から子どもたちを守る枚方の会
〒573-1197 枚方市禁野本町1丁目5-15-106市民の広場「ひこばえ」
072-849-1545(Fax共)
枚方市議会議長 宛
「大飯原発3,4号機の運転の停止を求める意見書の採択を求めます」(要請)
福島原発の事故により「ふるさと」を奪われ、生活、人生を大きく狂わされ人たちが多くいます。除染の効果も上がっていません。また、福島の子ども達の健康診断の結果、30%を越える子ども達の甲状腺にのう胞が見つかりました。また、事故を起こした福島原発から放射能の放出は続き、空気や海を汚染し続けています。放射能の危険性の中で収束作業に従事している多くの労働者がいます。事故の被害の大きさははかり知れません。二度と起こしてはならないと誰もが願っています。
福島原発事故以後、原子力発電に対し国民の信頼は失墜しました。現在地震活動期に入ったと言われている中、原子力規制委員会、政府は、強い指導力を発揮し、原発の安全性を厳格に調査する姿勢が求められています。田中原子力規制委員長は「活断層の疑いがクロやグレーなら運転停止を求める」との方針を示していますが、関西電力の大飯原発3,4号機の敷地内の断層が活断層の可能性が否定できないにもかかわらず運転が続けられています。ただちに、運転を停止すべきです。
大飯原発敷地内活断層調査後の11月2日に行われた評価会合では、「台場浜のずれは約12.5万年前以降に起きたものである」ことと「活断層である可能性がある」との共通認識がされました。しかし、一部の委員から「ずれの原因は地滑りの可能性もある」という意見もあり、追加調査を行うこととなり、判断は先送りとなったのです。
12月29日の追加調査後の今年1月16日の評価会合でも、結論が先送りされました。島委員長代理は、今後敷地南側のトレンチ調査を実施するとのことですが、その実施にあたっても、一旦大飯原発の運転を停止が必要です。敦賀原発では1月11日に、「D-1」活断層のボーリング調査準備中に地中の放射能測定器ケーブルを切断し、放水口の監視カメラのケーブルも損傷させる事故が起こりました。昨年7月にもボーリング調査中に配管に穴をあける事故が起こっています。運転中の調査は危険です。大飯原発で同様の事故が起これば大きな事故につながる可能性があります。
また、昨年の夏、渡辺満久東洋大学教授と中田高広島大学名誉教授の大飯原発が面する小浜湾で音波探査の調査結果では、熊川断層が双児崎まで来ることは間違いなく、大飯原発の北西沖の海域にあるFO―A、 FO―Bの2断層と熊川断層がほぼつながっており、三連動する可能性が高いとされています。また、これら一連の活断層を境に、西側の半島側が隆起、東側の半島側が沈降しており、大飯原発はこれら三断層の西側にあたる上盤側の変形帯の中にあり、この一連の活断層が動いたときに変形する領域に入っており原子炉直下の断層も再活動する恐れも指摘されています。
これらのことから、大飯原発は非常に危険な状態で運転していることが明らかです。
よつて、以下の趣旨の意見書の採択を要請いたします。心より、採択されることをお願いいたします。
(要請内容)
大飯原発3,4号機の運転を停止すること
平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会・放射能から子どもたちを守る枚方の会
〒573-1197 枚方市禁野本町1丁目5-15-106市民の広場「ひこばえ」
072-849-1545(Fax共)