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橋下知事の「非常識さ」

2012-02-26 22:37:33 | 政治 平和活動
 大阪市の橋下市長は「おかしい」と考えていたが、今回の大阪市職員へのアンケート調査を見て、なんと人権感覚のない人だと改めて気付いた。調査のタイトルは、「労使関係に関する職員アンケート調査」それも業務命令で出されたのだから恐ろしい。権力をかさにきた動きは職場の中はバラバラでにし、職員は身を守るために萎縮するだろう。アンケートは、氏名、職員番号、所属、職種、職階を書く。質問内容は「労働条件に関する組合活動に参加したことはありますか」それに対し「参加した」「参加しない」に加え「誘われたことがあるか」たずね、誘われた場合は「活動内容」「誘った人」「誘われた場所・時間」まで聞いている。正確に答えないと処分対象になり、自身の違法行為を報告すれば懲戒処分を軽減するという内容。
 これは明らかに職員同士の「密告のすすめ」になる。一人一人の思想や行動をココまで監視してはいけない。市民にやさしい市役所になるには、職員が「心を開き」「人の立場になれる」資質が大切。そんな市役所づくりと反していると思う。大阪弁護士会、東京弁護士会、日本弁護士連合会もアンケート調査の停止を求める声明を出した。アンケートは凍結されたが安心できない。アンケートの破棄処分まで求める必要があると思う。