平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

枚方からロシアのウクライナ侵攻に抗議します。そして、3月5日の「枚方市民がつくる平和の日」に多くの方と語り合いたいと思います。

2022-02-25 13:56:05 | 市民の市民による市民のための平和活動


軍事力行使に衝撃を受ける。真剣な外交をしない権力者に「怒り」をもつ。ロシアでヨーロッパで日本で世界中での「戦争止めろ」「すぐに撤退せよ」と声と行動こそが未来をつくると信じる。 

3月1日を中心に行われる「枚方平和の日」が近づいてきました。市の人権政策室に沖縄の問題を大切にしてほしいと要望しましたが、2021年度の「平和の日」の企画はすでに決まっていた状況なので、市民で企画しました。職員の方の参加があれば、本当にうれしいです。
3月5日の木かう内容は・・・・沖縄から平和を考えよう!
 ○呼びかけ
 第2次世大戦から76年たちました。沖縄戦では、連合国軍と日本軍を合わせて20万人以上の犠牲者が出ています。そのうち、一般の犠牲者は推計で約10万人です。沖縄県民の4 人に1人が亡くなりました。沖縄県は、6月23日を「慰霊の日」と条例で定め、戦没者の霊を慰め世界の恒久平和を願う日としています。美しい海・・・緑豊か山々、多様な生物が暮らしています。
 そんな沖縄の「本当の姿」から多くのことを学びませんか?


3月5日(土)13:30~ 枚方市民会館第4会議室   
・お話 西尾慧吾(にしおけいご)さん テーマ:「沖縄に押しつけられた問題は、私たち全員の問題だ」

・交流 沖縄出身の方、肉親が戦争の犠牲になった方々、様々な方々と交流しましょう

西尾慧吾(にしおけいご)さんのプロフィール

1998年生まれ。米イェール大学在籍。哲学・人類学専攻。2017年4月より沖縄戦遺骨収容国吉勇応援会・学生共同代表として、関西を中心に毎年10カ所程度沖縄戦遺品の展示会を開催する傍ら、国吉勇氏から遺品に関する聞き取りを進め、地上戦の「動かぬ証拠」としての遺品の活用・継承に取り組んできた。現在は「ヤマトにおける沖縄戦平和学習」の研究と実践に励む。「遺骨で基地を作るな!緊急アクション!」呼び掛け人



高松まさ子さんの訴え・・日本の際立つ問題「ジェンダー不平等」・・・

2022-02-01 19:51:26 | 枚方 高松まさ子

北浜の薬問屋

「ジェンダー不平等」が、日本で問題になってから、ずいぶん時間がたった。
友人の高松まさ子さんが、市民の会「平和がいちばん」の投稿を紹介したい。


 昨年は、大半の期間を、新型コロナ緊急事態宣言下での生活を余儀なくされた。その世界的パンデミックの中、東京五輪・パラリンピックが強行された。多くの問題を抱えたなかで、日本がジェンダー平等で決定的に遅れていることも人権感覚の欠如も露呈した。森喜朗大会組織委会長の女性差別発言、森氏を擁護し問題を矮小化する発言。女性タレントの容姿を侮辱するような企画案。
ジェンダーに関する国際比較データに、世界経済フォーラム公表のジェンダーギャップ指数がある。2021 年 3 月公表結果は、日本は、156 か国中 120位(前回は 121 位)先進国の中で最低レベル、アジ
ア諸国の中で韓国や中国、ASEAN 諸国より低い結果となっている。

このような国際比較データから、人々の生活に密接に関わる7つの社会領域を取り上げ日本社会の状況をあぶりだした本、「『日本』ってどんな国?国際比較データで社会が見えてくる」(本田由紀著)に、とりわけ際立っている日本の問題の一つが「ジェンダー不平等」であると書かれている。この中でも、政府自民党議員の、問題発言に触れて、「古臭く、かつ女性の人格への敬意を欠いた考え方を持つ政治家たちが議員や大臣としての地位についていることが極めて重要な原因のひとつ」と厳しく糾弾している。

各国がジェンダー平等に向けた努力を加速している中で、日本が遅れをとっていることも分かる。著者は、「誰もが対等な人間であり、誰もが他者から敬意を払われ、自分の望みを表明したり行動に表したりできるような社会にしてゆくこと。」が何よりも重要と言う。

日本は相当なジェンダー不平等国である。一方で長年その中で生きてきて、「そんなもん」とやり過ごしてきた自分もいる。そういう積み重ねの結果、日本の現状があるのかもしれないと気づく。ならば、誰かが対等でなかったり、誰かが侮辱されたり、そういうことを許さない感性を研ぎ澄ますこと。そして、こんな不平等は問題だ、
の声を強く大きくしていくことだと改めて思う。