平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

新しい普天間署名をつくりました

2010-06-28 23:05:33 | 政治 平和活動
 普天間基地問題の署名を集めているが、情勢の動きが早く、内容が情勢より古くなってくる。それほど急速に事態は進んだ。首相が変わったのだから、大きなことだ。
 新しい署名は、少し長期に使えるものにした。訴えたい内容は、いろいろあるので、少し悩んだが・・・・。

タイトルは「日米共同声明を見直し、普天間基地の即時閉鎖・全面返還を求め、あらゆる基地の建設・強化・分散に反対する署名」

内閣総理大臣 菅 直人 様
【要請趣旨】
 沖縄全県的な抗議を無視し、5月28日、日本政府は「米軍普天間飛行場の代替滑走路を辺野古周辺に設置、位置・工法は8月末までに結論」などとする「日米共同声明」を発表しました。政府は、「最低でも県外移設」としてきた自らの約束を破り、「県内・国外」「名護新基地建設反対」を求めた沖縄の民意を踏みにじりました。この民主主義を破壊した責任は、とうてい許すことは出来ません。
 また「声明」では、新たに建設される滑走路が複数である可能性も示されており、これは明らかな基地強化です。また、徳之島をはじめ、沖縄の「負担軽減」に名を借りた県外各地への「訓練移転」や、米軍・自衛隊の軍事一体化、在日米軍に対する「思いやり予算」を海外に拡大するなど、平和のための施策とは無縁の露骨な軍拡政策が並べられていると言わざるを得ません。
 基地建設の押し付け反対の動きは沖縄から全国へと高まっています。私たちは、「世界一危険」と言われる普天間基地の無条件・全面返還を要求するとともに、あらゆる基地の建設や強化や分散にも反対します。
 また、新基地建設先と指定された名護の海域には、絶滅の危機にあるジュゴンが生息しています。IUCN(国際自然保護連合)は08 年、日本にジュゴン保護を求める決議を採択し、今年2010 年を「国際ジュゴン年」としました。日本政府がこれに誠実にこたえること求め、私たちは以下のことを要請します。

【要請事項】
1.日本政府が日米共同声明を見直し、閣議決定を撤回すること。
2.普天間基地の無条件即時閉鎖・撤去、全面返還、名護市辺野古周辺部への新基地建設、徳之島
等への軍事訓練分散案の撤回を米国政府に要請すること
3.IUCN決議を尊重し、ジュゴンの保護を実施すること

名護市民・市役所に届けるメッセージ

2010-06-27 23:07:40 | 政治 平和活動
 6月26日の「第三回平和と市民自治を考える集い」の参加者で、下記の内容の確認をした。名護市長に届けたい。

稲嶺進名護市長さま 名護市民の皆さま

 自公政権時代から13年間辺野古の海辺に座り込みを続けて杭一本うたせなかった
名護市民の皆さま
 一月選挙で現市長を選ばれ13年前の市民投票と意志を一にし、基地建設ノーを市民の意志とされた名護市民の皆さま
 大雨のなか、1200名の市民が集まられた「『辺野古合意』を認めない5・28緊急市民集会」における名護市長の挨拶に私たち枚方市民の心は激しく打たれました。
 太平洋戦争で日本唯一、地上戦の戦場となった沖縄は、戦後すぐアメリカの銃剣とブルドーザーによって基地がつくられ、以来65年。爆撃機の墜落、レイプ、誤射殺、ひき逃げなど、筆舌に尽くしがたい多くの基地被害に苦しめられながら、島ぐるみの闘いを続けてこられました。飴と鞭の政策で米軍基地を押しつけて来た民主党政権をも含む歴代政府の政策、そして、その根底にある、明治の琉球処分以来の一貫して変わらぬ沖縄差別は厳しく糾弾されるべきです。
 重ねて、今回の「日米合意」は名護市民、沖縄県民の皆さまの意志を全く無視したものであり「われわれがこれに勝利することが真の地方自治、地方主権そして日本に民主主義を取り戻す闘いである」と、まさに稲嶺市長が万感の想いをこめて指摘された通りです。
 私たち「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」は、無防備地域宣言条例の制定を求める直接請求運動を母体として結成し、何よりも「平和がいちばん」と自治体の戦争準備に反対してきました。さらに、談合の発覚をきっかけとして、枚方市の行政と市議会の閉鎖性を変えたいと活動している市民グループです。名護市民の皆さまもご存知のように名護市と枚方市は菊を縁に結ばれた友好都市です。私たち市民の会は、ささやかではありますが、辺野古の基地建設反対を主張してきました。枚方市議会に対して、普天間基地の即時閉鎖と名護新基地建設反対の意見書を採択するように要望書を提出し、その旨の議員提案がされましたが、否決されました。私たちは毎週、街頭で上記の署名運動を行ってきましたが、まだまだ市民への語りかけが不十分と心を新たにして取り組みをつづけます。
 人殺しの為の基地は沖縄にも、枚方にも、日本中どこにもいらない。私たち平和を願う市民が広げる傘は、軍備による抑止力ではなく非武の傘です。
 私たちは、基地を拒否し、基地に依存しない町づくりに、農業の振興と滞在型観光を掲げられた名護市長を先頭として市民の皆さまが平和と自治と民主主義の為にまちぐるみ,渾身の力で闘っておられることに深い敬意と感動を覚えます。名護市の闘いを見習い連なって、私たちの地域で、反戦平和・沖縄・名護連帯の活動を更に広げる決意です。
                          2010年6月26日

平和・市民自治を考える会を開催しました

2010-06-26 22:28:49 | 政治 平和活動
 午前中の雨は、午後からは晴れ、気持ちよく集会が開始された。

 沖縄から沖縄国際大学の西岡信之さんを招き、「沖縄発・・・基地撤去の取り組み」の講演をしていただいた。西岡さんは、10年前まで枚方市職員であり、参加者の枚方市民とは顔見知りの方もおられた。
 話は、菅新総理の誕生で、いったん普天間移設問題は終わったかのような本土マスコミに対する沖縄の人達の怒りを伝えることから始まった。沖縄では辺野古移設を明記した日米合意を踏襲するとした新内閣に対して厳しい見方は変わりない。政権交代しようが、普天間問題は居座り続けるとともに、辺野古に新しい基地を作らせないという県民の総意は変わっていないとのこと。しかし、名護市の新基地建設先の九志3区の基地に対する姿勢は一枚岩とはいえないとのこと。日々、基地容認派の働きかけがあることが良く分かる。沖縄国際大学は普天間基地の近くであり、授業中に米軍ヘリが飛行し、パイロットの顔が見えるという。これが、沖縄の日常だということが、伝わる。
 80分間、抑止力にならない海兵隊の1年間の動きや沖縄の地図を示しながらの沖縄戦の過程でいかに普天間基地が新しく作られたかということなど内容は多岐に渡った。
 沖縄は、これ以上沖縄に基地を作らせることは、絶対いやなんです。最後の西岡さんの言葉が、じわじわと伝わる集会だった。    

 7月2日から名護市を訪問する。ジュゴンツアーに枚方から3人参加する。集会で確認されたメッセージを名護市役所に届け、名護市民の方と交流してきたい。決して埋めたててはいけないジュゴンの住む辺野古の海ややんばるの森を散策してきたい。

「財政危機をいかに打開するか」の講演会に参加しました

2010-06-21 23:46:53 | 政治 平和活動
 昨日、:「財政危機をいかに打開するか-社会保障の財政と関連させて-」の講演会に参加した。午前中はポスチング中に大雨に会い、雨宿りに時間がかかり少し遅れたが、難しい内容を丁寧に分かりやすく説明されて、有意義だった。講師は、天川康さん(前大阪府立産業開発研究所主任研究員)
 当所予算としては、戦後初めて国債が税収が上回る予算となった。税収は減少している財政危機の原因は何なのかを知るには、構造改革政策への転換の20年間の動きを振り返ることが必要と、構造改革の経過から話は始まった。1992年から始まった宮沢内閣は、「生活大国」を目指して、①ゆとりのための労働時間の短縮、②充実した自由時間確保のための環境整備 ③誰もが社会参加できる環境の整備 ④安全で安心できる生活の確保を掲げていた。その流れを変えたのが、なんと社会党の総理村山内閣の時だという。1995年村山内閣は、「構造改革のための経済社会計画」で「自由で活力ある経済社会の創造」の為に、「高コスト構造の是正・活性化の促進」を通じて、企業の自由な創意工夫を引き出すことを目的とした。生活よりも企業優先の動きは強まり、消費税を3%から5%とし、規制緩和をうちだした。それは、今の派遣労働者が増える動きにつながったという。
以降、橋本内閣、小泉内閣で行動改革は強化され、財政危機が生じたという。財政危機の原因は、福祉の支出の増大にあるのではなく、構造改革自体にあるんのだとの説明が、始まった。(続く)


6月昼食会は、ビビンバです

2010-06-18 23:15:55 | 政治 平和活動
 恒例の昼食会は、ビビンパ料理。野菜が多く簡単にでき、ご飯さえあれば、人数の増減に融通がきくから。余り声をかけていなかったが、座れないほどの人が集まってくださった。
 ビビンバは、ご飯とナムルや肉、卵等の具を入れ良くかき混ぜて食べる料理。コチュジャンやゴマ等の調味料をかけ、匙(スッカラク)でよく混ぜてから食べる。少量のスープを振りかけると混ぜやすい。ご飯の上に盛られている具は本来五種類とされ、手前・奥・右・左・中央に分けて盛りつけるという。
 ナムルは韓国の家庭料理の一つで、もやしなどの野菜やワラビなどの山菜、野草を塩ゆでしたものを調味料とゴマ油であえたもの。
 食は、文化といわれる。韓国料理が日常生活に定着している。互いの文化を大切にしたい。話は変わるが、橋下府政が、民族学級への予算削減や朝鮮学校への府独自の援助金削減を言っている。これは、多文化時代に逆行する流れだと思う。