平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

高松まさ子さんは、訴える。カジノの是非は府民が決める! 3/25金~5/25水「住民投票」に向け署名運動いよいよスタート!

2022-03-25 10:15:44 | カジノはいらない 都構想NO!

  春が、突然やってきた。
カジノ誘致のための「区域整備計画」が大阪市会(2/10~3/29)大阪府会(2/24~3/24)で決られようとしている。カジノ誘致に府民の合意はなく、大切な問題を議会の数の力で押しすすめようとしている。大阪府の未来を決めるのは私たち府民。「住民投票」条例の制定をもとめる「直接請求署名運動」が大阪府全域で始まる。バラ色のIRリゾート・テーマパークの宣伝がされているが、問題点は山積、こんなカジノはいらない。府民の意見を聴け!多くの市民に訴えていこう
1.「カジノのないIR」は成り立たない事業。
カジノ施設面積は、全体の3%以内となっているが、収益の8割がカジノの売り上げで、IRはカジノそのもの。年間4300億円もの賭け金を市民から巻き上げる「計画」の上で成り立つ。
2.夢洲の軟弱地盤、土壌汚染で対策費用が増大、増える公費負担
埋め立て人工島の夢洲は、地盤が弱く、有害物質が埋められていて危険。松井府知事当時、税金は一切使わないと、説明していたが、夢洲の土地改良に、公費790億使うと表明。さらに、この1年余りで、約2300億円も、夢洲などの整備費が増加している。
3.カジノはギャンブル。人を不幸にして儲ける
日本初の民間巨大賭博場は、国内外の市民から巨額の金を搾り取ることで成り立つ。治安悪化、地域経済の荒廃、ギャンブル依存症、必ず犯罪の発生・助長につながる。
4.全く説明責任を果たしていない
市民、府民に周知されないままに、説明会は2/5以降コロナを理由に中止。事業期間は35年辞めることができない。業者が延長申請するとさらに30年。途中辞めるとなると多額の違反金が発生する。当初、外国人観光客を勘案した計画は、コロナで一変。子や孫の世代まで、負の遺産を残すことになる。多岐にわたる多くの問題が指摘され反対があるなか、全く住民の声を聞こうとしない。
住民投票をもとめる署名運動には、多くの署名を集める人(受任者)が必要です。家族・知人に受任者になっていただくようお願いしてください!   平和がいちばん 高松まさこ

枚方市民が企画した枚方市駅再整備計画「市民説明会」

2022-03-18 09:58:41 | 枚方市役所・枚方市駅前再開発
 昨年の1月、枚方市駅周辺再整備基本計画について開かれる予定だった「市民説明会」が、コロナ感染拡大を理由に中止された。市民の会は「中止」ではなく、感染が下火になった時に開催するよう何度も市駅周辺等まち活性化部と交渉してきた。それが「出前講座」という形で、3月3日ついに実現した。正に市民が企画した「市民説明会」となったのである。
3人の職員が2021年3月策定の「枚方市駅周辺再整備基本計画(概要版)」をさらに短く編集したパワーポイントで説明した後、市民から積極的な発言が続いた。そのポイントは次のようになる。
◆市民説明会を自治会など市域のあちこちで行うべき。
◆市有地の約半分が民間活力導入エリアとして売却されることに反対。(その額が87億円と知って驚く市民もいた。)概算総事業費(781億円)や市の負担額(314億円)に関する質問。国から補助金が入る時期は?との質問に職員は「まだ決まっていない」と回答。さらに、公共の土地を市民に相談もなく、売却すると決めてよいのかと意見する市民も。
◆市庁舎が市駅から遠くなる⑤街区移転に反対の声。一方、行政側は、デジタル庁ができスマートシティ化(スマホやパソコンの普及)で多くの手続きが市庁舎に行かなくてもできることを強調し、市庁舎の④街区から⑤街区への移転を推進したい意向。しかし、市の土地である④街区に市庁舎を建て替えれば、早くできるし安くつくという試算は早くから示されていた。
◆基本計画の資料に初めて登場したサウンディング型市場調査とは何か?(市が公募した民間業者との意見交換によりその参入意欲の向上を図ることが目的であるが、その結果は民間業者の言いなりに終わり、市民の声は徹底的に排除されることになる。)
職員が引き揚げた後、「賑わい」とは単に人の流れを作ることではなく、枚方市に永住したいと思う人口を増やすことだと意見交換された。それには豊かな自然と教育・文化・医療・介護の充実した「福祉のまち」を作り上げることだという意見にみんな納得。かつて枚方市の人口が増えた時代の記憶が蘇ったからだ。
この市民説明会の翌日、市議会での議員からの質問に、まち活性化部の部長は市庁舎移転条例案を9月議会に提出すると答えている。今こそ市民が望む福祉のまちの駅前の姿を分かり易く、広く発信する時が来ているのではないだろうか。(平和がいちばん 3月号から)

ウクライナで起きていることを私たちは、日々緊張して監視しています

2022-03-14 09:47:57 | 政治 平和活動

枚方岡東中央公園で開催された「エイサーまつり」・・命どう宝を大切にするまつり・・

ウクライナのことが、マスコミを通じて伝わるたびに・・・何ができるのだろうかというたまらない気持ちになる。世界中の市民が声をあげ、ポランチアで避難された方々を支えている。

 ロシア軍のウクライナ侵攻で市民の犠牲が拡大している

国連発表でウクライナ民間人死者は千人を超え、避難民は国外250万人、国内200万人に及ぶという。
 ロシア軍は撤退を! そして、ウクライナ政府も市民への武装闘 争の呼びかけをやめなければ被害は増え続けると思うのは私だけだろうか? 武力で平和はつくれない!
 必要なのは、人命救済を最優先にすえた即時停戦と外交交渉による解決しかない。戦争のエス カレートにつながる軍事援助、市民生活を一層困難にする経済制裁は有効ではないとおもう。
 ロシアの軍事侵攻は許されない。しかし、侵攻以降、米国は5・5億ドル(約630億円)、EUは95億ユーロ(約1220億円)もの軍事援助を行うとし、ドイツからスウェーデンまで続々とミサイルなど武器供与を表明したている。ウクライナ市民に武器を持て、闘えと言うのは、命を粗末にし、停戦を遠ざけるのではないか。軍需産業に利益をもたらすだけという「命無視」のように思えてならない。

 日本の岸田政権も自衛隊の防弾チョッキやヘルメットをウクライナに提供するため、航空自衛隊機でポーランドに空輸した。器輸出3原則が「紛争当事国」への武器輸出を禁じているにもかかわらず。。
 「次は台湾有事」と中国敵視を煽り敵基地攻撃能力保有や改憲をもくろむ動きに脅威を感じる。
 

カジノの是非は府民が決める 住民投票をもとめる会 枚方の会がスタートしました

2022-03-12 21:53:04 | カジノ誘致の是非は、府民が決める
3月12日 カジノ誘致を府民で決めようと地方自治法の基づく署名運動の成功に向けた枚方の会が結成された。
署名期間は、3月25日から5月25日。大阪府下で20万筆をめざすというから、多くの人の力がいる。枚方でも、大阪府全体のこの運動に参加しようという市民が集まった。
 みんなが発言したが、何とかこのIR事業(統合型リゾート)カジノ誘致事業を止めたいとの思いがお互いに共有化された。
1月の大阪市の公聴会に公述人として参加した。その時の内容を思い出している。
 

今回の事業は、廃棄物を埋め立てた人工島に大きな建造物を建てるため、液状化と土壌汚染対策工事が必要で、790億円市が負担すると知り驚いています。液状化現象が起こりやすく地中に国の基準を超えるヒ素、フッソが存在することが判明したとのこと。土壌改良が必要なことが、今頃わかったのかと事前調査の不十分さには、驚きます。
私は、27年前の阪神淡路大震災の時に大阪府の外郭団体で公共住宅の建設・管理の仕事をしていました。大阪府下でも随所に被害があり、初めて液状化の深刻さを知りました。この間、この事業の具体的内容を知り、夢洲はIR敷地としては、適地ではないと確信しました。ご存じのように。液状化現象は、地震の揺れを受け、地盤が液体のようになってしまい建物が沈下したり、道路から水道管やマンホールなどが浮き上がって断水を引き起こしたりします。夢洲には、海岸沿いの埋立地であり、地盤に水が含まれて湿っている状態が多く液状化が起こりやすい条件が揃っています。また震度 5 以上の
揺れ長い揺れが続くと被害が拡大しやすくなるとされています。必ず来ると言われている東南海地震に襲われたら、人工島の施設がどうなるのでしょうか?総客室数2500室、年間約2000万人のIR区域への不特定多数の来訪者を想定している計画案は、防災上からも危険です。東京湾埋め立て事業で造成された千葉県千葉市幕張地区のオフィス街、幕張駅などは東日本大震災で地割れし、地下水や土砂が噴出したことを教訓にしなければなりません。
大阪市は、土地の適正確保は市が責任を持つと表明していますが、事業者に対し建造物に耐えうる地盤をどこまで保証するのか?運営開始後の補償は具体的にどこまでおこない、その為にいくら税金が必要なのかの現段階の見通しが説明されていません。税金の行き当たりばったりの無駄遣いの可能性が大きい無責任な事業です。本事業は凍結し、用途も含め一から考え直していただきたいと訴えます

西尾慧吾さんを招き市民がつくる「枚方平和の日」を3月5日に行いました。

2022-03-05 20:50:12 | 沖縄基地問題 

心が震える集まりだった。
テーマは沖縄から平和を考える!
呼びかけ文
76年前の沖縄戦では、連合国軍と日本軍を合わせて20万人以上の犠牲者が出ています。そのうち、一般の犠牲者は推計で約10万人、沖縄県民の4 人に1人が亡くなりました。
沖縄県は、6月23日を「慰霊の日」と条例で定め戦没者の霊を慰め世界の恒久平和を願う日としています。
美しい海・・・緑豊かな山々、多様な生物が暮らす沖縄から多くのことを学びませんか?

講演のテーマは、「沖縄に押しつけられた問題は、私たち全員の問題だ」
昨年 の「沖縄戦戦没者の遺骨混じり土砂の基地への投入を許さない」意見書採択の全国化をめざした取り組み。そして、オミクロン株の感染が米軍基地から広がったことは「沖縄に起こることは全国に起こる」と語られ、沖縄を自分のこととして考える大切さが伝わった。

大学生の彼は、高校の沖縄修学旅行で遺骨収容の方と出会い沖縄戦の事実を知り、ヤマトンチュウ(本土の人)として加害意識を持った生き方はいやだと沖縄へ何度も通った。また、社会を変えられるのかと不安になる時は、現状への「怒り」と「恐怖心」が前に向かせるとの発言は、参加者の心を震わせた。
枚方で沖縄戦歿者の取組をされている方等、多様な参加者で熱気ある集会になった。

西尾さんプロフィール
1998年生まれ。米イェール大学在籍。哲学・人類学専攻。2017年4月より沖縄戦遺骨収容国吉勇応援会・学生共同代表として、関西を中心に毎年10カ所程度沖縄戦遺品の展示会を開催する傍ら、国吉勇氏から遺品に関する聞き取りを進め、地上戦の「動かぬ証拠」としての遺品の活用・継承に取り組んできた。現在は「ヤマトにおける沖縄戦平和学習」の研究と実践に励む。「遺骨で基地を作るな!緊急アクション!」呼び掛け人


○参加者の感想

○お話の中で「沖縄で起きることは、日本全体で起きる」ということが印象的でした。
 ヒトゴトでなくワガコト(自分の問題)として捉えるーまず、そういう「問題意識」が、大事なんだと思います。西尾さんもご自身の「問題意識」を深められてこられたと思います。
 深い内容をわかりやすく話されるのは、ほんとうに自分の頭でしっかり考えられておられるのだと思いました。
 「無力感」に対するコメントもかなり勇気づけられました。

○西尾さん ありがとうございました。
○「市民活動は、特別な人がするものではない」と言われたことに大変共感しました。でも、そう思っていない方が多いですね。
 自分の言葉で語って下さった平和への思い、今の政治への憤り こんなに若い人が、と思うと涙が出ます。
 今日の感動を明日のエネルギーにつなげたいと思います。ありがとうございました。

○修学旅行で感じ、疑問を持ち、研究を続け、今日の講演をされたことに感動でした。沖縄のエイサーを踊っていますが、まだまだ知らないことばかり。エイサーを子ども
達と踊る中で、平和について、自分達の生活について、これからも考えていきたいと思います。以前から、高江のことを、子ども達と映像を見ながら考えました。若い西尾さんが子ども達に話して下さると、より分かるかと思いました。