平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

イラク検証委員会を国会でつくろうという動きが強まっています

2011-01-25 16:41:24 | 政治 平和活動
 友人の娘さんが、イラク戦争の検証委員会設置を求める意見書を自分の自治体で採択しよう取り組みをしている。イラク戦争は過去のものではない。いまだに多くのイラク市民が、テロにおびえ、難民化し、日常の電気の供給も事欠く生活を強いられている。イラクの人達の現状を知れば、何故このような不当なことがされたのかを世界が検証することは、大きな意義があると思う。日本も自衛隊を派兵した責任は大きい。あいまいにしてはいけないと思う。
 2003年3月20日、アメリカ合衆国が主体となる有志連合が、イラク武装解除問題の進展義務違反を理由としてイラクに侵攻した。今年3月で8年が過ぎる。攻撃の理由とされた大量破壊兵器は見つからず、多くの人の命を奪い、生活を破壊した。その責任はどこにあるのか?同じ過ちを政府にさせない為に、イラク戦争を「検証」していくことは、参戦した日本政府にも必要を私も考えている。枚方市でも何か出来ないかと考えている。

・・・・紹介・・・池住義憲さん(自衛隊イラク派兵差止訴訟」の元原告団)の訴えより
 去る12月2日「イラク戦争を支持した政府の判断を検証するための議員連盟」が結成されました。民主、社民、共産3党と無所属など国会議員18人での発足です。(会長:斉藤民主党衆院議員 事務局長:大野民主参院議員)
なぜ、「検証」が欠かせないのか。それは、同じ過ちを立法府と行政府に犯させないためです。過去を振返れば「検証なきところ、過ちの繰り返し!」です。15年戦争に対する真摯な総括と検証がなされなかった故に、過ちが繰り返されています。
主なものだけでも①朝鮮戦争・ベトナム戦争への出撃拠点提供、②湾岸戦争への支援・協力 ③自衛隊の海外派兵(1991年のペルシャ湾へ機雷除去のための海自派兵、1992年カンボジアへの陸自派兵など) ④アフガン戦争・イラク戦争の支持と戦地への自衛隊派兵 ⑤そして現在、海賊対処法に基づいてソマリア沖アデン湾への自衛隊派兵とジプチでの自衛隊基地建設!などなどです。ジプチでの自衛隊基地建設は、戦後日本にとって初の海外軍事基地となります。ここまで拡大、深化してきています。9条があるにもかかわらず・・・。

沖縄基地問題・・・今年もこだわります

2011-01-23 10:57:06 | 政治 平和活動
 先日私の家で市民の会の手塚隆寛さんを囲み集った。その場にご近所の沖縄出身の方も参加され、昨年の沖縄知事選挙で応援した伊波さんからの挨拶状と自分自身の総括を紹介された。昨年は、沖縄在住の友人からの沖縄情報を、その方からよく教えていただいた。
今平和の問題を語るとき、沖縄の基地の問題抜きに語れないと思う。そんな思いで無防備ニュースを配布した。
 ・・・・・ニュース142号・・・・
 新しい年2011年、今年もよろしくお願いします。
 今年こそ、普天間基地を撤去し、基地を縮小する取り組みを実らせたいと思います。
 沖縄基地問題を解決するには、本土の取り組みが必要です。全国でさまざまな取り組みが続けられています。沖縄の民意をないがしろにし県内移設を強行しようとする5・28日米合意の撤回を求める自治体決議・意見書採択をめざす動きが広まっています。12月末までに28自治体になりました。

 北海道江別市と東京都東大和市で議会として陳情や請願の趣旨に賛意を示す「趣旨採択」が、沖縄以外で始めて決議されました。また、神奈川県鎌倉市では総務常任委員会にて可決され(本議会は不採択)江別市では否決されましたが本議会は12対13と僅差でした。
 賛成議員は「沖縄の人々の生活・安全を脅かしている基地の撤去・縮小はこれからも求めていきたい」(神戸市)「日米安保は不可欠だが政府は負担軽減を図るべき」(江別市)
 反対議員は「(沖縄県から)離れている品川としては分かりづらい」(品川区・自民)「外交と沖縄県民の思いは別」(同・民主) 民主・公明・保守系会派は、一言も意見をいわない議員も多く沖縄への痛みや民意を大切にする考えのなさが現れています。
 枚方でも署名を集め枚方市議会に陳情しましたが、なんら動きはありません。取り組みを続けたいと思います。
 

「平和がいちばん」1月号を配布しています

2011-01-21 22:31:41 | 政治 平和活動
 今年も年明けから「平和がいちばん」の作業で「会」の動きがスタートした。毎回、多く方と封筒詰をするが、みんな元気で話が弾む。今回は、作業当日が娘と孫がアルゼンチンに帰るため伊丹空港まで送ったので作業参加は昼からになったが、共同作業は元気になる。
・・・お正月に考えた紙面は「若者の雇用問題」・・・・
 とても美味しいお餅だった。それは秋田県大潟村の阿部さんの無農薬・低農薬栽培のコメでつくられた角餅、黒豆入り餅、蓬入り餅の三種。95歳の姑を囲み、家族で雑煮を楽しんだ。子育て真最中の時、コメ、味噌、醤油などの基本食材は安全なものにこだわりたいと共同購入に参加し、その取り組みを続けてきた。

 今年は、新たに阿部さんの餅を扱うことになったフェアコープから購入した。フェアコープは、雇い止め・派遣切りを受けた当事者たちが協同で雇用創出に取り組むために立ち上げられた事業体。信頼できる生産者の商品を、消費者の手にとがんばっている。自ら仕事を生み出そうとするフェアコープに賛同している。

 身近にも様々な若者がいる。病気を克服しながら作業所を援助する仕事をつくりたいと職業訓練校に通っている若者。みんなが集い語らい交流できる喫茶店を開こうと200万円の開設資金を作ろうと長時間のアルバイトをしている若者。何らかの役に立ちたいという目標をもっているが、資金作りや運営資金で四苦八苦している。

 先進的な福祉政策を展開している武蔵野市にレモンキャブというのがある。バスやタクシーを利用しにくい高齢者や障がい者の外出を支援するためのもの。福祉車輌を使い、利用者を自宅から目的地まで送るドア・ツー・ドアの移送サービス。移送料は、30分で800円。介護保険の認定を受けていなくても利用でき、利用回数の制限もない。市は、車輌購入と駐車場費、保険料を負担している。年間利用者は1万3000件(2007に年度)およぶという。武蔵野市が基本的な財政保障をおこない、市民のポランティアをも活用した住民主体の事業になっている。このような実例を知ると、「国」が福祉が切り捨てようしている時、身近な自治体が住民に役立つ取り組みをしようと努力している市民を支援し、仕事をつくりだすことは可能と自信をもつ。

 15歳から24歳の完全失業率は8.7%で、若者の厳しい雇用情勢が続いている(2010 11月現在)非正規雇用から抜け出せない若者も増えている。
誰もが安定・安心して暮らせるには、雇用の保証が欠かせない。税金を若者の継続した雇用つくりに使うシクミづくりが急がれる。
2011年新しい年。会を結成して5年目に入る。私達の地道な取り組みの成果が試される年だと緊張したスタートを切った。今年もよろしくお願いします。

1月2日 樟葉駅で年始の挨拶行動をしました

2011-01-03 11:55:56 | 政治 平和活動
 暖かい陽射しの中、樟葉駅周辺は買い物などの多くの方でにぎやかだった。私達の「2011年を希望の年に 分かち合う社会を 枚方市を」「市議会、市役所をかえましょう」「手塚たかひろ 福祉の経験20年以上 多くの方に寄り添ってきました。今、彼の力が必要です」の訴えに多くの方の反応があり、手持ちのリーフはすぐになくなった。幸先のよいスタートだ。地味な取り組みをしている私達の取り組みが、今年こそは実るとの手ごたえがあった。
 

2001年、新しい年です。枚方市駅で新年の挨拶をしました

2011-01-01 16:24:49 | 政治 平和活動
 2011年は、チェンジの年にしたい。大晦日は「雪」に見舞われ、1月1日は寒波到来とのニュースあったが、陽射しのさす心地よい場所で「市民の会」の正月行動を開始した。短時間だったが、何人かの方と話ができた。共通していたのは、政治批判・不信。政権交代の期待が裏切られた「怒り」そして日々不安な生活を語られた。孫の就職先が決まらない不安。その方からは、真面目に勉強していたのに、このままでは余りにもひどい。話す中で、こんな雇用状況にも関わらず無策な国会議員への怒りが、伝わってきた。ある方からは、「今年の抱負はなにですか?」とたづねられた。「枚方市・市議会を変えること」と即座に答えた。そして「地味に継続してきた市民の会です。私の身近でも子どもの就職や介護保険への不安が一杯です。声を上げ続けてきたからには、2011年は、希望への第1歩にしたい」と付け加えた。
 良い方向に行っていない現状を少しでもよくするためには、多くの市民の方の協力が必要。今日の行動は短時間だったが私には有意義だった。今後も、多く方と心を通わせたい。