平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」 松田久子さん 福祉・介護の33年の現場経験を活かす時

2019-03-12 00:16:43 | 月刊『平和がいちばん』
市議会をかえよう!
市民の身を斬る ニセ改革ではなく
民間企業だけが潤う 事業ではなく
市民とともに
市民のために仕事をする議会に     これは、私の願いです・「平和がいちばん」3月号の1面を紹介します。

 市議会選挙が行われます。4月14日告示、21日に投開票されます。「市民の会」は二人の候補を擁立し必勝を期します。2011年と15年の選挙で「会」推薦の手塚たかひろ議員を市議会に送り、この8年間、市政に関わるホットで詳細なたくさんの情報を得ることができました。「会」はその情報を市民の皆さんに発信し、行動を呼びかけてきました。市民とともに運動をすすめる議員が二人になれば、これまでの数倍の仕事をすることができます。

-維新市政を許さない議会に-

 市役所建替えを含む市駅前整備計画をご存知でしょうか? 市役所は駅から遠い場所に移し、現在ある市有地は民間に売り払い高層マンションを建てるという案です。昨秋に市議会に素案が出され、やっと議論の緒に着いたところです。ほとんどの市民はまだこの計画を知らされていません。市役所の場所、その機能、市有地の売り払いなどたくさんの議論が必要です。しかし維新市政は案の一部を今夏にも都市計画決定しようとしています。計画の一部を確定すれば全体は変更しづらくなります。市民の中で議論が起らないうちに、市駅前の一等地を民間業者の儲けに差し出そうと急いでいるのです。

維新市政の独善をきっちりチェックしていく市議会にしなければなりません。特に市役所の位置の変更は「議員の三分の二以上の同意」が必要です。そのためには市民の納得が大前提です。市民も参加して大いに議論を巻き起こす議会にしましょう。

-議員報酬は半減 政務活動費はゼロ-

議員報酬は年間約1100万円、請求すれば月7万円の政務活動費が支給されます。高額な報酬の上に「お手盛り」の政務活動費が上乗せされています。「会」と手塚議員は「報酬半減・政活費ゼロ」を主張し実行してきました。「半減・ゼロ」を実現すれば年間2億円のお金ができ、これを子育てや介護に悩む市民のために使いましょう。

-命と健康を守る市政に-
 市民の命と健康を何より大切にする町にします。国や府の指示待ちでは市民の生活は守れません。改憲NO・原発NO、水道の民営化反対を訴え続けま

松田久子さんの主張・・社会保障は公的な責任のもとで・・ 

2019-03-07 21:36:43 | 介護・福祉すずらんの集い
 福祉・介護の会「すずらんの集い」の「たより3月号」を紹介します。松田久子さんの報告です。

社会保障は
公的な責任のもとで

 2月9日「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」主催の「変えよう枚方を・市民自治を考える集い」の集会に参加しました。
私も発言の機会をいただき、介護・福祉の実情と、枚方市を変えたいとの決意を述べました。

 介護の現場は、度重なる介護報酬の改変で厳しい状況に置かれています。きめ細かなサービスを提供している小規模事業所の経営者は、介護の仕事が好きで始めたがもう限界、ヘルパー事業所の職員は、人手不足で休暇も取れない、専門職に見合う賃金を保障すべき、など悲痛な声が聞こえます。また自宅で要介護5の認知症の妻を介護している男性は、体力的にも経済的にも疲弊していると訴えます。

 このような問題点や悲痛な現場の声を、枚方市や厚生労働省にこれまでも伝えてきましたが、枚方市も国の制度に追随するだけで独自の施策は何もありません。それどころか、外出支援のバスカードも廃止するありさまです。また公共交通であるバスの赤字路線も民間まかせのため廃止されてしまいました。弱者切り捨ての施策が横行しています。

 軍事が優先される一方で犠牲になるのが社会保障です。社会保障は、公的な責任の下、行政がしっかり役目を果たさなければなりません。
高齢者も今後の人生をどのように生きていきたいか一人一人思いは違います。その希望を尊重し、その希望に少しでも応えられるようにサポートしていかなければなりません。しかし個人の力や介護者の力だけではそれを実現することはできません。それを保障するのが行政の責任です。 

介護職員のボランティア的な善意だけでは限界です。介護職員が安心して働き続けられなければ、利用者一人一人の尊厳ある暮らしも実現できません。公的支援を枚方市に訴えていきます。

 ゲストとしてお招きした東恩納琢磨さん(沖縄県名護市議会議員)の講演では、「何故、沖縄だけが国からの交付金を受ける際に、基地の受け入れを交換条件にしなければならないのか。他の自治体ではそんなことがないのに。」との言葉に続き「市議会議員は市民の方を向いた姿勢でなければならない」との発言が印象的でした。その言葉の重みを、私たち一人一人が考えたいと思います。沖縄県民の意思を無視し続ける政府には怒りを感じます。
 
 一方、枚方市は国の政策をまるごと下請けする地方行政になっています。
私はみなさんの声を届け、市民の立場にたった枚方市、安心して暮らせることができる枚方市にしたいと思います。(松田)