平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

枚方市議会で集団的自衛隊の行使容認をしなことを国に求める意見者が審議されます

2014-06-18 20:39:43 | 枚方市議会
 6月議会ははじまっている。美術館問題が、どのように審議されるか、多くの市民が注目している。私は、それ以外に集団的自衛権行使を容認しないことを国に求める意見書に対する各議員の姿勢に注目している。会派に縛られず、各々の議員が賛否の態度を示してほしいと願っている。
 市民の会が提出した要請文は、下記の通りです。

「集団的自衛権行使の容認を行わないことを求める意見書」を採択して下さい(要請)


 5月15日安倍首相は、私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」の報告書を受け、政府の「基本的方向性」を発表。それは「集団的自衛権」に関する、これまでの政府見解を覆し、現憲法下にあっても行使を可能とする解釈変更を行うという内容でした。

 集団的自衛権とは、「自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力を持って阻止する権利」とされています。集団的自衛権に関する現在の、そしてこれまでの一貫した政府見解は、「我が国が、国際法上、集団的自衛権を有していることは主権国家である以上当然であるが、憲法第9条のもとで許容されている自衛権の行使は、わが国を防衛するため必要最小限度の範囲にとどまるべきものであり、集団的自衛権を行使することは、その範囲を超えるものであって、憲法上許されない」(1981年5月29日の政府答弁書)というものでした。

 日本国憲法第9条は、第1項で戦争と武力の行使、武力による威嚇すべてを放棄し、第2項で戦力の不保持、交戦権の否認をうたっており、いわばすべての戦争を否定する徹底した平和主義に立っています。そうした中で、これまで政府は、万一外部からの武力攻撃によって国民の生命・財産が危険にさらされた状況において、国民の生命財産を守るために最低限の実力行使としての自衛権はあるとしてきました。いわゆる専守防衛の自衛隊です。従って、直接的には国民の生命・財産が危険にさらされている状況ではないにもかかわらず、武力行使する集団的自衛権の行使に対して、憲法9条が容認していると解釈することは困難であるという政府見解は、半世紀にわたり長時間の国会論戦の中で積み上げられてきた憲法解釈に基づくものなのです。

 安倍首相が、閣議決定だけで集団的自衛権の行使を容認しようとしていることは、とうてい許されることではありません。また、戦後半世紀にわたって積み上げられてきた憲法解釈を、一内閣の判断で安易に変更するようなことになれば、立憲主義は危機に瀕することになり、行政の一貫性は保てず、国民の信頼を揺るがすことになります。
今政府に求められていることは、集団的自衛権行使の憲法解釈の変更を急ぐことではなく、戦後一貫してきた憲法9条に依拠した外交、政府や国民の国際社会への貢献の蓄積を確認し、今後の国際平和に貢献する日本の役割について、広く国会と国民の中から議論を通じた合意をつくることです。

 よって、決して一内閣の判断で、集団的自衛権の行使に関する憲法解釈の変更を行い、安易に行使容認を行わないことを政府と国会に強く求める意見書の採択を要請します。



     要請者 平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会
          枚方市禁野本町1丁目5-15 106 市民の広場「ひこばえ」
             072-849-1545(Fax共)

枚方市美術館問題・・・説明会に参加しました・・・今のままで進めると将来に禍根を残します。

2014-06-16 07:20:06 | 枚方市美術館問題
 昨日、15日美術館問題の枚方市主催の説明会に参加した。あらためて説明会の運営に問題を感じた。はじめの課長補佐の挨拶が、正確な表現ではないが「今回の説明会で終わりにする」そんな「挨拶」からはじまった。全市民への周知は、6月号の「広報」のみ。枚方のホームベージからは、簡単に探せなかった。というか、大半の市民が、知らない間にことが進められていくのだろう。疑問に感じ「私の住んでいる樟葉での説明会開催をしてください。その返事を今回の説明会には下さい」と思わず発言をした。周辺の知人は、地域の取り組み等で、気になりながらも参加できない方が何人もおられたから。
 市民の中にこれほどの亀裂を生じさせる枚方市の事業の進め方は、問題がある。周辺の市民から市への要請書が出されている。多くの市民に読んでほしい。

                           2014年6月13日
宛 枚方市長                       

 香里ヶ丘中央公園内に予定されている美術館の建設計画を凍結し、市民参加の審議会を設置してください(要請及び質問)

 香里ヶ丘中央公園内に予定されている美術館の建設計画について市民説明会が開催され、市民から多くの問題点が指摘されています。その中で建設に賛成の方も、反対の方も「住民の総意や要望等を聞かないで、計画を進めてきたこと」へ共通に批判をしています。また、さまざまな疑問や批判が多く出され、納得できる十分な説明がされているとは思えません。このように市民の中で賛否が分かれている状態で事業を進めることは、枚方市民、枚方市の将来に禍根を残すと考えます。

枚方市議会の動きですが、今回の美術館建設は、本3月議会の総務常任委員会(本年3月20日)で議案「負担付寄附(美術館の建物)の収受について」として審議され本会議で採択されました。しかし、総務常任委員会の審査報告書を見ましても、反対議員の現時点で賛成できない理由と、賛成議員の解決、改善を図るべき問題点が、共通の内容でした。それは、下記の通りです。

①枚方市駅前に建設予定の総合文化施設との合築案についても、寄贈者が断られたというが、理解しづらい(反対議員) 市内外から多くの来館者が見込めると共に、文化ホールと一体的な管理が可能になる総合文化施設に美術館機能を整備する手法がすぐれていることは明らかである(賛成議員)

②昨年7月に美術館寄附の申し入れ以降、長期にわたり7000万円を越える大きな経費が生ずるにも関わらず十分な論議がされていないこと(反対議員) 多額の維持費が生じ、むしろ負の遺産になる可能性の方が高いこと(賛成議員)

 また、賛成議員は「この間の議員のさまざまな意見があったにも関わらず、一市民が建設する美術館敷地として市有地を提供するかのごとき本市の姿勢に疑問をもった」とまで言及しています。このような議員の根本的な指摘がある中で事業を進めるのは、責任ある枚方市の姿勢とは思えません。一時凍結し、再考を強くお願いします。

 1958年入居を開始された香里団地。枚方市が軍需工場の町からべットタウンとして発展する契機になり、若い世代が子育てしやすい町、福祉の町として町づくりがされてきました。建替えが進んでいますが、今なお、ケヤキ通り、イチョウ通りと四季を感じさせる幹線道路、そして丘陵を活かした自然の豊かさに「暮らしやすさ」を見出しておられる方が多くいます。今回の美術館建設は、枚方全市の問題ではありますが、少なくとも日常生活で香里ヶ丘中央公園を眺めたり、利用したりしている方々の期待と賛同があってはじめて成功裏に進められる事業です。そこで、以下の要請および質問をいたします。要請及び質問への回答は、お忙しいと思いますが、6月23日までに文書回答と口頭説明をお願いします。

(要請内容)
今回の美術館事業を凍結し、市民がどのような美術館が必要なのか、枚方市民が目指す美術館像や建設場所、そして香里ケ丘中央公園の将来像など市民参加の審議会を設け、賛否納得いくまでの論議の場を設けていただくこと。

(質問内容)
①事業決定までの流れについておたずねします
「議会の議決前に、まず地域住民の意見を聞く必要があったのではないか」との市民の質問に対し「美術館の建物の寄附を受けるということであったため、議会の議決が必要であり、可決されるかどうかわからない状況の中、市民説明ができなかった」と枚方市のホームページで回答されています。
1・枚方市が建設する場合と今回の事業の場合との、市民説明、パプリックコメント、市議会議決等の事業の流れの違いをお示しください。流れが違う場合は理由をお示しください。
2・今回のように美術品贈与と美術館建設がセットの事業の場合は、美術品の贈与や建設地の選定について議会の審議、議決は、必要ないのでしょうか。
3・議会議決前から建設にかかる実質協議が関係課で先行されていたようです。市民が施主の美術館ですが、建設後直ちに枚方市の美術館になる事業です。議会で可決されるかどうか分からない段階で、今回、美術館の計画図等が、枚方市の所有地を建設地として作成されています。これはイレギュラーな市役所の仕事がされたと思われますが、いかがお考えでしょうか。

②なぜ、香里ヶ丘中央公園が美術館建設予定地に選定されたのでしょうか。
 寄付者は「香里ヶ丘地域に自然のすばらしさを感じられる美術館を建設し、市に寄附することで枚方の文化芸術の発展に貢献した」との思いで市に申し出されたとのことですが、枚方市は、広く枚方市民全体の立場で将来をも見越し、判断する責任があります。
1・総合文化会館との合築ではない方法を選ばれた判断根拠をお示しください。
2・香里ヶ丘中央公園を建設地に選定した理由を具体的にお示しください。
3・総合文化会館との合築について、寄付者と話し合いをされたと思いますが、寄付者のお考えを教
えてください。

③今回の事業に市民の声を反映させる事業の進め方について
香里ヶ丘中央公園の緑がなくなる問題点を多くの市民が指摘しています。建設工事により破壊される中央公園や木々への愛着は、日々の生活の中で、子ども達の遊び場、ラジオ体操、太極拳の場と利用することを通じて培われてきたものです。単に、公園の1部の建設場所だけの問題ではありません。また、新しい樹木を植えたらいいという問題でもありません。
1・香里ヶ丘中央公園内に予定されている美術館の建設計画を実施するにあたり、公園の利用状況を調査されましたのでしょうか。されていた場合はその内容を、されていない場合はその理由をお示しください。
2・市民説明会でも、事業の根本に関わる市民の意見は、どのように事業に具体的に反映されるのでしょうか。
3・建設予定地は、園児の「遊び」の場所になっていたとの情報もありますが、建設予定地周辺の保育園等への事業説明は計画されているのでしょうか。
4・枚方市民が少数でも、たとえ一人でも説明を要求すれば、説明会を開催するとのことですが、そのような姿勢だと理解してよろしいでしょうか。

④管理運営費について
1・毎年6、500万円から7、500万円の管理運営費がかかるとのことですが、その詳細をお示しください。
2・指定管理者制度の導入で民間活力を活かすとのことですが、枚方市職員は、「活力」がないのでしょうか。経費縮減とのことですが、枚方市の仕事の進め方は、それほど経済性や採算性が見込めないのでしょうか。その理由を、お示しください。

⑤平成27年度内の美術館の開館をめざしているとのことですが、その時期を決めた根拠をお示しください。また、変更は可能なのでしょうか。変更が可能な場合の手続きをお示しください。

⑥6月議会の補正予算について
住民説明会が完了していない段階での予算計上は、「市民軽視」ではないのでしょうか。何故、6月議会への予算計上が必要なのか、9月議会ではいけないのかの理由をお示しください。

要請者  香里ヶ丘を愛する市民有志   代表:古谷 學
連絡先:枚方市香里ヶ丘2丁目11-5  072-854-1525

枚方美術館問題・・・・今日から6月枚方市議会が始まります。市民が大きく動いています

2014-06-12 07:49:00 | 枚方市美術館問題
 香里ヶ丘中央公園内に建設予定の美術館。知れば知るほど「おかしい」と思う。地元の方を軽視していることは許せないが、何故こんなにも「急ぐ」のかが、分からない。6月市議会が今日12日から始まる。6月15日全市民向けの市民説明会が開催されるのが、これまで開催された建設予定地周辺の市民への「説明会」でだされた意見が、どのように事業に反映されたか、反映しようとしているかが分からない。そんな中、知人が枚方市議会への要請文を提出された。多くの方にお読みいただきたい。

                           2014年6月6日
宛 枚方市議会議長

 香里ヶ丘中央公園内に予定されている美術館の建設計画にかかる補正予算の凍結を要請いたします(要請)

 現在、香里ヶ丘中央公園内に予定されている美術館の建設計画について建設予定地の周辺住民への説明会が開催され、住民から多くの問題点が指摘されています。その中で建設に賛成の方も、反対の方も共通していたのは「住民の総意や要望等を聞かないで、計画を進めてきたこと」への批判です。このような説明が不十分で、市民の中で賛否が分かれている状態で事業を進めることは、枚方市民、枚方市の将来に禍根を残すと考えます。

 今回の美術館建設は、本年3月議会の総務常任委員会(本年3月20日)で議案「負担付寄附(美術館の建物)の収受について」として審議され本議会で賛成多数で採択されました。しかし、総務常任委員会の審査報告書を見ましても、当議案に賛成の議員も反対の議員も、共通の問題点を指摘されていました。双方議員が、総合文化会館に美術館機能を合築することが、多くの来場者が見込め、管理上も有利との判断をされ、美術館収受後には長期にわたり7000万円を越える大きな運営経費が必要ということに対して論議が不十分と述べられています。このような根本的な議員の指摘がある中で事業を進めるのは、責任ある枚方市議会の姿勢とは思えません。一時凍結し、再考を強くお願いします。

 また、6月議会では、問題の美術館専門調査検討員や市所蔵品の修繕経費約130万円と寄附者の顕彰レリーフ(80万円)や寄贈作品図録の作成経費等約340万円の審議がされると聞きました。何故、こんなにも急いで予算化をする必要があるのか理解しがたいものがあります。建設を前提に考えても、来年3月の本議会での来年度予算案の審議で十分ではないのでしょうか。また、ご存知の通り、市民説明会は終了していません。そのような中、関連予算の審議をすることは、市民を大切にした姿勢とは思えません。よって美術館の建設計画にかかる補正予算の凍結または継続審議を要請いたします。

 多くの住民が、建設工事により破壊されるであろう中央公園や緑が、事前説明もなく奪われることに大きな「怒り」をもっています。日々の生活の中で培われてきた愛着は、単に新しい樹木を植えたら解決するというものではありません。今回の美術館建設は、枚方全市民の問題ではありますが、少なくとも日常生活で香里ヶ丘中央公園を眺めたり、利用したりしている方々の期待と賛同があってはじめて成功裏に進められる事業だと思います。
 なにとぞ、住民の声に耳を傾け、慎重な審議をお願いいたします。

    要請者  香里ヶ丘を愛する市民有志   代表:古谷 學
          連絡先:枚方市か香里ヶ丘2丁目11-5
               072-854-1525

枚方美術館問題・・・・今日から6月枚方市議会が始まります。市民が大きく動いています

2014-06-12 07:49:00 | 枚方市美術館問題
 香里ヶ丘中央公園内に建設予定の美術館。知れば知るほど「おかしい」と思う。地元の方を軽視していることは許せないが、何故こんなにも「急ぐ」のかが、分からない。6月市議会が今日12日から始まる。6月15日全市民向けの市民説明会が開催されるのが、これまで開催された建設予定地周辺の市民への「説明会」でだされた意見が、どのように事業に反映されたか、反映しようとしているかが分からない。そんな中、知人が枚方市議会への要請文を提出された。多くの方にお読みいただきたい。

                           2014年6月6日
宛 枚方市議会議長

 香里ヶ丘中央公園内に予定されている美術館の建設計画にかかる補正予算の凍結を要請いたします(要請)

 現在、香里ヶ丘中央公園内に予定されている美術館の建設計画について建設予定地の周辺住民への説明会が開催され、住民から多くの問題点が指摘されています。その中で建設に賛成の方も、反対の方も共通していたのは「住民の総意や要望等を聞かないで、計画を進めてきたこと」への批判です。このような説明が不十分で、市民の中で賛否が分かれている状態で事業を進めることは、枚方市民、枚方市の将来に禍根を残すと考えます。

 今回の美術館建設は、本年3月議会の総務常任委員会(本年3月20日)で議案「負担付寄附(美術館の建物)の収受について」として審議され本議会で賛成多数で採択されました。しかし、総務常任委員会の審査報告書を見ましても、当議案に賛成の議員も反対の議員も、共通の問題点を指摘されていました。双方議員が、総合文化会館に美術館機能を合築することが、多くの来場者が見込め、管理上も有利との判断をされ、美術館収受後には長期にわたり7000万円を越える大きな運営経費が必要ということに対して論議が不十分と述べられています。このような根本的な議員の指摘がある中で事業を進めるのは、責任ある枚方市議会の姿勢とは思えません。一時凍結し、再考を強くお願いします。

 また、6月議会では、問題の美術館専門調査検討員や市所蔵品の修繕経費約130万円と寄附者の顕彰レリーフ(80万円)や寄贈作品図録の作成経費等約340万円の審議がされると聞きました。何故、こんなにも急いで予算化をする必要があるのか理解しがたいものがあります。建設を前提に考えても、来年3月の本議会での来年度予算案の審議で十分ではないのでしょうか。また、ご存知の通り、市民説明会は終了していません。そのような中、関連予算の審議をすることは、市民を大切にした姿勢とは思えません。よって美術館の建設計画にかかる補正予算の凍結または継続審議を要請いたします。

 多くの住民が、建設工事により破壊されるであろう中央公園や緑が、事前説明もなく奪われることに大きな「怒り」をもっています。日々の生活の中で培われてきた愛着は、単に新しい樹木を植えたら解決するというものではありません。今回の美術館建設は、枚方全市民の問題ではありますが、少なくとも日常生活で香里ヶ丘中央公園を眺めたり、利用したりしている方々の期待と賛同があってはじめて成功裏に進められる事業だと思います。
 なにとぞ、住民の声に耳を傾け、慎重な審議をお願いいたします。

    要請者  香里ヶ丘を愛する市民有志   代表:古谷 學
          連絡先:枚方市か香里ヶ丘2丁目11-5
               072-854-1525