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講演会「放射能と私たちのこれからの生活(講師:荻野晃也さん)」に参加しました

2012-02-03 21:38:05 | 政治 平和活動
 京田辺市議会民主党議員団主催の講演会に参加した。荻野晃也さんは、元京都大学工学部講師、現在電磁波環境研究所主宰をされている。チェルノブイリ周辺の汚染状況と被害の実態を調査されてきた。半世紀にわたり伊方原発訴訟の特別補佐人をされるなど原発に警鐘を出し続けてこられた荻野さんの話は、原発事故の歴史と放射能の基礎知識そして放射能測定器等幅広いものだった。
 京田辺市は、食品の安全を守るために市民の方が測定器の購入を市に求めておられる。
高価だから買えないとの職員姿勢があるという。しかし、講演の中で、測定器の種類の説明と活用方法がはなされ、非常に参考になった。
 又、食の安全の話になった時ケネディ大統領による「消費者利益の保護に関する特別教書」の4つの消費者の権利を紹介された。
①安全の権利・・・・健康や生命にとって危険な製品の販売から保護される権利

②知らされる権利・・・・偽りや不正を含んだり、はなはだしい誤解を与えたりする情報、広告、表示などから保護され、かつ選択するために必要な知識を得る権利

③選ぶ権利・・・・できる限り多様な製品やサービスを、競争価格で入手できるよう保障 される権利;競争が働かず、政府の規制が行われている業種においては、満足できる品 質とサービスが公正な価格で保障される権利
④聞いてもらう権利・・・・政府の政策立案において、消費者の利益が十分かつ思いやり をもって考慮され、行政手続においては、公正で迅速な扱いを受けられるよう保障される権利

  政府は、食品に対する放射性物質の新基準値を決めようとしている。可能な限り放射性物質をなくし、情報をオープンにし市民が選択できるようにすることは当たり前だと思うのだが・・。