平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

枚方から発信 このままでは、戦争になる?!始まる前に止める

2022-12-01 09:58:20 | 安保法制・・戦争法

多くの外国人と共に暮らす私たち(枚方で行われた 多文化フェスティバルから)

◎戦争準備 大幅に増える軍事費の財源確保には「国民の協力が不可欠」増税が必要と政府はいい出しています
 11月22日、政府が設置した「国力としての防衛力を考える有識者会議」の報告書によると、5年以内に「防衛力を抜本的に強化」することを掲げ、敵基地攻撃能力の保有とともに、戦闘継続能力の向上の必要性を指摘している。
 沖縄・南西諸島などを念頭に、民間に限定されている空港や港湾といった公共インフラを自衛隊や海上保安庁が利用できるよう法整備や、科学技術の軍事利用、武器輸出の拡大も書かれている 

◎住民を犠牲にするな  沖縄戦の教訓に今こそ学ぶべきだ。
 もしひとたび戦争となれば、自衛隊が使う空港や港湾の公共インフラは相手側からの攻撃対象となり、犠牲となるのは周辺住民。
 11月に実施された自衛隊と米軍による日米共同軍事演習「キーンソード23」では、民間空港・港湾を活用し、最新鋭の16式機動戦闘車を与那国町の一般道で走行させた。防衛省関係者は「有事になったときに通ったことがない道を通るぶっつけ本番では戦いにならない」とその目的を語る(11/24琉球新報)。

 この事態をほとんど伝えない本土の大手メディア 周りの人に事実を伝えたいと思う。
 

ウクライナ戦争・・市民に武器を持たせないで・・軍事同盟ではなく集団安全保障を

2022-04-10 21:22:36 | 安保法制・・戦争法
 ロシアとウクライナの停戦協議では、3月29日、ウクライナ政府が和平案(中立化の条件やクリミア主権の15年間協議など)を示し、ロシア軍はキエフ周辺からの一部撤退に言及するなど進展がみられたが長期化の動きもあり、たまらない思いになる。
ウクライナ危機から領土の帰属をめぐり軍事緊張を高めてはならないことが誰にも明らかになった。

 東アジアには、ASEAN(東南アジア諸国連合)地域フォーラム(ARF)があり、加盟国相互間の信頼醸成や予防外交、紛争解決をめざす国際機関として設置されている。欧州安全保障協力機構(0SCE)と同じように、軍事的に対立している国も加盟している。

 こうした体制を大切に発展させ、「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、われらの安全と生存を保持」(憲法前文)する方向を目指す動きを強める以外に未来はないと思う。


髙松昌子さん枚方から訴えます~~戦前の廣島は「軍都」だった~

2021-11-26 21:45:12 | 安保法制・・戦争法

 11月21日 くずは生涯学習市民センターでで平和・介護のパネル展示をしました。交流が深まりました。

友人の高松昌子さんは、「岩国・広島のフィールドワーク(主催:ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)広島」に参加した。その感想を読むと戦後は終わっていないと思われてくる。また、76年前のことだから当然だと言えば当然なのです。
 その感想は・・・。「平和がいちばん」の投稿から

極東最大の岩国軍事基地
愛宕山を切り崩して埋め立てた巨大な基地に、2日前に初めて寄港した、米海軍の大型艦船ミゲルキースが横付けしていた。切り崩して開拓した米軍用地には、格安で使用できるスポーツ施設が市民に開放されている。60億かけた絆スタジアムで、少年野球チームが試合をやっていた。「こうして育った子は基地反対と言わないだろう」そんな話がでた。中学まで医療費無料、給食費無料、文句が言えないような懐柔策がとられている。
ヒロシマと朝鮮人強制連行
 広島に移動して、正木峯夫さん(広島の強制連行を調査する会)から、元徴用工の遺骨返還をめぐる問題と朝鮮人強制労働の実態の講演を聴いた。

広島では戦前、2800人以上の三菱重工徴用工がいた。帰国途中おそらく枕崎台風に遭遇、沈没し消息は長崎県壱岐島へとたどり着き、正木さんたちは現地で遺骨発掘をした。遺骨送還をめぐっては複雑な問題を抱えて遺骨は今も壱岐のお寺にある。三菱徴用工の遺骨問題にある根本的問題は日本人の歴史に対する不誠実だと言われた。
日本の植民地下での差別と弾圧。強制連行・強制労働で多くの朝鮮人が亡くなった。「朝鮮人の生活すべて支配と差別で貫徹する労働が強制労働だった。日本は強制という言葉を嫌うが、実態として強制。遺骨を発掘して返すことで済まされることではない」と正木さんは言う。人が一人死んだことの重み、責任を明らかにしない偽善者への怒りが遺骨問題にあると思った。戦後補償の問題はそういうことなのだと思う。

歴史に背を向けてはいけない
 フィールドワークの最後は、「解体・保存」が問題になった現存する唯一の被爆軍地施設「旧陸軍被服支廠」へ。被ばくの実相を伝えるだけでない、日本が侵略戦争へ突き進む中「軍都」として位置付けられた廣島の果たした役割、その歴史がこの建物と残る。
広島は人類史上初の、原子爆弾の投下で、大量破壊、大量殺りくが瞬時に無差別に引き起こされた。しかしそれだけではない、加害の歴史があった。「従軍慰安婦」「強制連行」の文言が歴史教科書から消されるなど日本政府の歴史修正の動きが顕著である中で、あらためてアジアの人々と歴史認識を共有して戦争のない社会、平和を築いていかねばと思う。


枚方の友人が基地のある岩国を訪問しました。

2020-11-03 14:42:29 | 安保法制・・戦争法
 沖縄の基地問題はよく話題になるが、知らないところで本土の沖縄化が進んでいると改めて認識した。
 調べると2020年8月29日付け長周新聞が、目についた。それのよると・・・。 

日本本土の沖縄化                                  
 首都圏の「軍事作戦司令部」から命令を飛ばし、岩国周辺の「空母艦隊の出撃拠点」を基点にして、九州一円の「訓練・物資補給拠点」「兵員投入拠点」「ミサイル部隊拠点」を総動員して他国に戦争を仕掛ける体制づくりが進んでいる。

岩国基地
岩国基地は厚木基地(神奈川県)からの空母艦載機(軍艦に搭載され、そこから運用可能な航空機)移転や「沖合移設」を掲げた滑走路増設で、すでに120機の軍用機と滑走路2本体制を備えた極東最大の軍事拠点。そのうえに空母艦載機であるF35Bの一個飛行隊を追加配備し、岩国基地を対アジアをにらんだ空母艦隊出撃拠点に増強しようとしている。在日米軍基地問題といえば、「米軍普天間基地返還」を掲げた名護市辺野古への新基地建設が大々的に報じられてきた。だが人々の関心を辺野古に釘付けにしながら、岩国基地を中心にした日本全土を攻撃基地に変える計画が急ピッチで動いている。
 外務省大臣官房参事官は「日米安全保障体制において岩国市は米海兵隊、海上自衛隊が駐留するきわめて肝要な地域だ。米軍との関係において日本国内でもモデルといえるような関係を構築しており、他の地域の負担軽減にとりくんでいることに感謝する」と強調。
 米軍岩国基地は在日米軍再編計画の実行でもっとも攻撃力が増した基地。
2010年に「沖合移設」した滑走路(2440㍍)の運用が始まり、滑走路2本体制へ移行。基地要員の数は5300人規模(2013年)
2014年には、普天間基地からの空中給油機15機移転、基地要員が870人増加。
2018年に厚木基地(神奈川県)から空母艦載機59機が移駐、基地要員が約3800人(軍人1700人、軍属600人、家族約1500人)増。F35Bの16機配備でも約130人増。
 現在、米軍関係者約1万200人、軍用機約120機と2500㍍級滑走路2本を備えた巨大基地となった。
基地には空母が接岸可能な軍港機能も備えられ、軍用機の配備数は「極東最大の空軍基地」と呼ばれた嘉手納基地(約100機)も上回っている。

 
馬毛島(まげしま)に着艦訓練基地 岩国から400㌔・・
こうした空母艦載機部隊に欠かせないのが陸上空母離着陸訓練(FCLP)基地。このFCLP基地を巡って防衛省は8月、地元住民の同意もないまま馬毛島(鹿児島県西之表市)にFCLP基地を整備する計画を発表。昨年11月に国の土地評価額の4倍近い160億円で、安倍政府が島ごと買いとることを決め、今年1月に現地調査を開始。防衛省は滑走路2本(2450㍍と1830㍍)、火薬庫、駐機場、燃料施設、訓練場を整備し、自衛隊員を150~200人常勤させる計画を示している。

築城(ついき)・新田原基地(にゅうたばる)強化 「普天間基地並み」・・・米軍の物資・補給機能の強化。
一つが空自築城基地(福岡県築上町)と空自新田原基地(宮崎県新富町)を「普天間基地並み」に増強計画。
築城と新田原は米軍再編計画のなかで「普天間基地が攻撃されたときや緊急時に使う」と位置づけられている。

築城基地は現滑走路(2400㍍)の海側を約25㌶埋め立て、普天間基地の滑走路と同じ2700㍍(約300㍍延伸)にし、駐機場、燃料タンク、火薬庫、庁舎、宿舎、倉庫も新設する計画が動いている。これとは別に農地を14㌶取得して基地を拡張し、駐機場と災害復旧訓練場をつくる計画も浮上している。

新田原基地は2700㍍の滑走路があるため、駐機場、燃料タンク、弾薬庫、庁舎、倉庫を新設し、誘導路を改修する計画が進んでいる。
日米政府は「米軍普天間飛行場の基本機能は名護市辺野古に移設し、普天間基地が持っているもう一つの緊急時使用機能を築城基地と新田原基地に移す。そのための施設を整備する」と主張。「普天間返還」と称して辺野古、築城、新田原の3カ所に同規模の基地機能を整備し、現行機能を3倍化する動きである。

佐世保には強襲揚陸艦 陸自に水陸機動団も・・・地上戦を中心にした兵員投入の拠点作り。
佐世保市では、米海軍佐世保基地に大型強襲揚陸艦「アメリカ」(満載排水量=4万5000㌧)が配備され、岩国のF35Bを搭載した運用や訓練が活発化し空母艦載機の動きと連動して海兵隊員など地上戦要員を迅速に展開するための準備をしている。

                                    知れば知るほど、軍拡の動きを止めたいと思う。

イラン戦争は、止めなければなりません 世界から声を そして枚方からも声を上げましょう いかなる殺戮・武力行使NO!

2020-01-09 10:39:42 | 安保法制・・戦争法
 恐ろしい動きがある。イランの司令官空爆による殺害を行った米軍。これは、戦争挑発行為です。

米国の反戦団体ANSWERS連合は1月3日「トランプ政権とペンタゴンは、イランの最高軍事指導者カシム・ソレイマニを暗殺することでイラン戦争開始に動いた。もし、イランが公然と米国の最上級の将軍を暗殺し、それを自慢したら、米国は全面戦争を開始するだろう(ペンタゴンとともに)トランプも戦争を求めているのは、そうすれば2020年の大統領再選が保証されると考えているからだ。」として「今こそ行動を起こすべき時である」と呼びかけています。

DSA(アメリカ民主主義的社会主義者)も「これは戦争行為だ。中東の何百万人もの命を危険にさらす上、戦争権限法、米国憲法、国際法を侵害している。我々は対イラン戦争に反対し、制裁撤廃とイラン核合意への復帰、イラクからの米軍撤退を要求する」と緊急声明を出しています。

このような緊迫情勢の中、自衛隊員の中東派遣がすすめられている。止めなければならない。同時にすべての外国軍隊の中東からの撤退を求めながら・・・。