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福島第一原発2号機が90度を越えた。

2012-02-13 22:40:08 | 政治 平和活動
 東京電力は13日、70度前後に上昇していた福島第一原発2号機の原子炉底部の温度が同日午前、冷温停止状態宣言後の最高値となる93.7度に達したと発表。そして、格納容器内の気体の成分分析からは、連鎖的に核分裂が起きる臨界は起きていないとしている。
その後、東電は炉心への注水量を毎時約4トン増やし、同17.4トンにした。温度が上昇しているのは、底部の三カ所に設置してある温度計の一つ。この温度計のみが73~90度強の間で大きく変動するが、他は35度前後で低下傾向を示しているため、故障の可能性が高いとみている。また、東電は「底部の温度だけで(冷温停止状態の)判断をしているが、少し定義の見直しが必要かと思う。原子炉全体が冷えていることが重要」と話したと報道されている。
 よく考えると恐ろしい。温度計は故障するとのこと。それでは何を信じて炉の状態を把握するのだろうか。また、燃料棒が原子炉内のどこかに滞留している状態では、一部の温度のみが上昇することはあり得るのではないのだろうか。注水料を増やせば、汚染水が増え汚染処理システムがパンクしないのだろうか。知れば知るほど安心できる情報はない。
余震が続いている。祈りたい気持ちだ。