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枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

福島・宮城訪問報告3 

2011-09-22 20:01:00 | 政治 平和活動
 訪問の2日目は、いわき市議佐藤和良さんと交流することができた。地震の被害が庁舎の外回りの階段等にまだ復旧されず残っていた。
 佐藤議員は、1973年第2原発の阻止闘争をおこない88年に脱原発ネットワークをつくられた。当初は、双葉町などの浜通りは福島のチベットといわれ原発を誘致すると仙台のようになると期待し反対運動はほとんどなかったという。話の中で継続して脱原発の取り組みをされていた佐藤議員の今回の事故を止めることができなかった無念さが、ひしひしと伝わってきた。唯一の希望は、今の若い人の動きであり、その力で地域を変えたいと語られた。
 放射能に汚染された瓦礫の処分に対しては、発生者に戻す。福島原子力発電所内、東電敷地に戻すのが原則と明確であり、全国の地方自治体ががれきの受け入れることに反対されていた。いま、福島の子どもたちに県外から安全な野菜を届ける動きがあり、すでに福島の保育園に野菜を送る広島の方々の動きを紹介された。また、食材の検査などは、「国の基準により検査された安全な食材を使用している」との姿勢の自治体が多く、国の基準に疑問を持ち、主体性をもつ役所が必要と強調された。
 最後に、国は福島の放射能汚染が強いにも関わらず、避難させず住民を閉じ込める隔離政策を取っている中、せめて、子供達には休みの間だけでも福島から出て放射能汚染が少しでも少なくする必要性を語られた。
 日々放射能に向き合いながらの生活の大変さ、少しでも子ども達を守りたい切迫感が伝わってきた。枚方で、何ができるか早急に考えたい。

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1 コメント

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Unknown (小豆)
2011-09-25 20:45:03
 政府も福島県知事も、福島の子どもたちの事は全く考えていません。 
私に何が出来るか?
大田さん、是非、一緒に考えさせてください。 
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