平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

孫から教えられたこと

2013-08-07 19:56:03 | スペインから
 明日は、バレンシア空港を離れ、パリ経由で関西空港に9日に到着する。49日間の海外生活だった。娘の第2子出産の応援のためだが、さまざまなことがあり帰国が2週間づれこんでしまった。今は、安心できる状態で帰国できることに感謝している。新しい孫や、それをむかえる娘夫妻からも大きな励みを受けた。特に新しい命のこの間の日々成長する姿は、「生きる力」を私に思い出させてくれた。
 インターネット等で日本の状況を知ると改めて帰国後にしたいことが明らかになってきている。1日1日を大切に丁寧に生きたいと思う。今までの友人を大切にしたい。また、この間、両親のことを良く思い出す。親孝行な娘ではなかったが、最後まで私のしたいことを応援してくれた。そんな親世代から学びたいと思う。今までの関係を大切にして「すべての命を大切にする思い」を若い世代と一緒に深めたいと思う。

国民の声が反映しない参議院選挙の結果。一方沖縄の糸数慶子さんの勝利は、大きな励みです。

2013-07-23 10:44:40 | スペインから
 スペインにも参議院選挙の結果が寸時に伝わる。世界は一つだとつくづく思う。インターネットをフルに活用させていただいているが、頭の中をいろいろな思いがめぐる。
選挙結果を見ている。東京選挙区の山本太郎さんの当選を素直に喜んでいる。6月に枚方で講演をしていただいた前井戸川双葉町町長も短期間でよく善戦されたものだ。反原発で独自の取り組みを生活をかけて「命が大切」と貫ぬかれたお二人に大きな励ましをいただいている。今回、投票行動に参加できなかったが、「反原発」の声を出し続ける「ぶれない」層がかなりいるのは確実だと思う。
 私は、今回は沖縄にこだわっていた。基地問題で沖縄全市町村で辺野古への基地建設を反対しているにも関わらず強硬に辺野古への基地建設を進める政府に対して国民主権の無視もはなはだしいと考えていたので、前国会議員の山内徳信さんの推薦する山城候補を応援していた。残念な結果だが、よく似た主張の糸数慶子さんが沖縄選挙区で当選したことは、非常にうれしい。長期にわたり地道に基地をなくす取り組みをされている方なので、国の悪政を足元から正す方だと思っている。もちろん背景には、ゆるぎない沖縄県民の意思があるからなのだが・・・。
 よくよく投票結果をみると得票率30%台で多数になれるんだから、やはりこれはおかしい。また、重要課題である憲法問題、原発再稼、消費税、TPP,社会保障などが支持されていないのは事実。原発問題でのどの世論調査でも「反対」が多数なのに、自民党が圧勝したといくことは、よく言われることだが、選挙制度や選挙の焦点かくしが問題なのは明らか。戦後3番目に低い投票率であり、自民党が支持されたのではない。新聞報道でも「景気が回復傾向なので政権を変えるわけにはいかない」「今は経済最優先」「景気対策に期待」などの声が多く並んだ。「金融緩和政策はリスクはあるが何もしないよりはマシ」「しばらく様子を見てみよう」という流れが意図的につくられていたのだから。
 選挙結果を見ながら、やはり、これ以上生活を、若者の雇用を破壊させてはならない。憲法、原発・・・どれも重大な段階なんだと考えてします、   
   

「やんちゃっ子ひらかた」の様子がわかります

2013-07-05 17:43:18 | スペインから
 地中海に面するバレンシアは地中海式気候で四季がある。夏は日本ほど暑く感じず朝夕は涼しい。困るのは、太陽の日差し。
まぶしい。数日で目がおかしくなった。サングラスは必需品だとつくづく思う。眼球も日焼けするようだ。そういえば、窓には必ずブラインドシャッターがある。昼間でも風を通すが光を入れないようにしているようだ。湿度が少ないこの気候は、日本より過ごしやすいというが、肌が干からびていくようだ。子どもたちは午前中に遊び、午後2時ころに食事をし、それ以降は家に潜み、涼しくなる午後7時過ぎから動き出す。気候に合わせた生活。6月末から8月末までの長い夏休みが必要なのが、理解できる。

 さて、枚方では福島の子どもたちの保養の取り組み「やんちゃっ子」に向けての準備で忙しい頃だと思う。プログを楽しみに見ているが、資金をつくるバザーの様子がのせられていた。香里団地内のソーイング店「みなよし」で6月23日に行われたのだが、まず手作り品等のバザー品提供の多さに驚く。多くの方の善意にあふれている。今夏は、枚方公園駅から徒歩圏内の誓願寺の住職のご好意で「宿泊場所」にさせていただいた。今まで以上に支援の広がりをつくりだしながら準備が進んでいる。スタッフのひとりひとりの顔を思い浮かべながら、「ありがとう 健康に留意してね」と声援を送ってる。

 政府が意図的に福島の被害を少なく見せようとしている中でも、子どもたちの甲状腺がんの発生率の異常さは隠せない。福島原子力発電所の海に近い観測用の井戸の地下水から放射性物質のトリチウム、ストロンチウムが、今まで以上に検出されている。事態は深刻だ。
 

異年齢で遊ぶ子どもたち

2013-07-05 09:27:41 | スペインから
 鳥の声で朝目覚める。そんなスペインでの生活も3週目に入った。そして、誕生した孫の泣き声も心地よい。やっと日常生活が戻どってきた。娘の住まいは、30世帯程のタウンハウス(枚方市内でいうと北山のような新しい街)で1街区ごとに塀とゲイトがあり、住人しか入れないシステムになっている。何年か前に日本でも安心のために部外者をいれない街づくりが、とりわけマンションで進められた。その時は、排除する町づくりには抵抗があり、子供同士の自由な関係を阻害するのではないかと考えていた。しかし、城壁都市で防衛するという歴史を持つスペインでは、それほど抵抗はないようだ。娘の住む小単位のコミュテイは、子どもたちの遊びの場を中央に配して、どの家からも見れるようになっている。こちらは、夜の10時まで明るく夏休みの今は、子どもたちの声が夜遅くまで響いている。日本とは、3時間ほどの時差を感じるほど。

 外が賑やかなので出てみると、子どもたち7,8人が集まっていた。小学生から3歳ほどの子どもたちが、上の孫にしきりに話かけている。「ベイビー・・・???」生れた孫に会いに来たというのだ。母乳中で会わせられなかったが、子どもたちの明るさが伝わってきた。バルコニーから見ると子ども達が、好き放題に遊んでいる。2歳から中学生までの集団が見える。バスケットボール、材質に配慮したアスレチック遊具等があり、子どもたちの成長にあわせた「子供のたまり場」が、大切にされている。(孫が起きたようだ 続く)+