平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

枚方市図書館・生涯学習市民センターの指定管理者選定の一時中止」に対する質問と要請書を提出しました

2017-07-31 23:52:34 | 枚方市図書館・生涯学習市民センター
枚方市の図書館と生涯学習市民センターの複合施設6館の運営が民間に委託される。その動きの中で、考えられないことが生じた。そこで、枚方市長と教育長あてに要請文を提出した。枚方市のホームページにも「指定管理者制度選定の一時中止の報告」がされている。提出した内容は・・・。                 

枚方市長 宛
           

「図書館・生涯学習市民センターの指定管理者選定の一時中止」に対する質問と要請書

 平素から、枚方市政に対するご尽力に感謝いたします。私たち「枚方市民の会」のメンバーの多くは、公民館の時代から長期にわたり生涯学習市民センターを利用し、枚方市の社会教育の先進性、市民と職員の協同の大切さを学んできました。市長部局に編成されて以降も、今までの良さをなくさないように、市民同士励ましあいながら職員の方々と努力をしてきました。現在枚方市が強硬に進めている指定管理者制度を図書館との複合施設6館に採用することは、その「努力」を「ないがしろ」にする施策であり残念に思っていました。
 そんな折、来年度に向けた指定管理者制度導入に向けた動きの中で、突然「指定管理者選定の手続きを一時中止する」ということを知りました。また、一時中止の理由として「不適当な行為があった」という文言の資料が、議員に配布されていることに驚きました。
図書館と生涯学習市民センターの複合館の指定管理業者の選定というたいへん重要なプロセスで、このようなことが起こることに大きな疑問を感じ、問題点を明らかにする必要性を痛感しました。
よって、下記の内容の質問と要請を行います。回答は文書にて8月14日までにお願いします。回答時には、口頭の説明もお願いいたします。

(質問内容)        
1.一時中止の理由を具体的にお聞かせください。
2.なぜ、そのような「不適切な行為があった」かの原因に対する見解をお聞かせください
3.選定委員会の委員選定にも疑問が生じます。今回の選定委員の「対象者選定」や「選定委員決定方法」について、詳しく説明してください。
4.今回の一時中止に対して、現在どのように解決されようとしているのか、日程も含めてお聞かせください。
5.今後、このような問題に対してどのような改善、対応策を考えられていますか。説明してください。
(要請内容)
1・今回の「一時停止」の、原因と改善策、対応策を明確にするまで、指定管理者選定の動きを止めてください
2・市民全員に今回の件の事実関係と原因、改善策、対応策を周知してください

 要請者  平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会(略 枚方市民の会)
       枚方市大垣内町2丁目8-27 シンエービル別館A 市民の広場「ひこばえ」  
                 072-846-8780(FAX 共)

森友・加計学園問題 枚方に木村真豊中市議を講師とする集まりをもちます

2017-07-21 10:47:33 | 枚方市民の取り組み
 安部総理の無責任さ、国民をばかにした態度は、度を越しています。私たちの政治を委任することはできません。
  森友問題・加計問題は、政治を私物化する傲慢な独裁者そのものです。枚方市民の会も、このことにこだわり続けています。暑い夏、「逃げ得は許さない!森友・加計疑惑の徹底究明を 森友学園疑惑を語る」というテーマで集まりを持ちます。

日時:8月3日(木)午後6時30分(開場午後6時)
場所:枚方市民会館第6集会室(2階)  (京阪枚方市駅下車5分)
講師:木村真 豊中市議会議員

 (呼びかけ)
 森友学園に続き加計学園についても安倍首相関与の疑惑が膨らんでいます。
東京都議選では自民党が惨敗しました。共謀罪法のだまし討ちのような強行可決、森友・加計問題での疑惑隠し、など市民の怒りの結果です。マスコミの世論調査では安倍首相への支持率は軒並みに大幅低下しています。安倍首相退陣への始まりです。
森友・加計疑惑このままで終わらせてはなりません。首相夫人 加計理事長などの国会での証人喚問、安倍首相の責任を追及しましょう。
森友学園問題は、籠池前理事長の詐欺問題だけでなく、国有財産の不当な廉価売却、教育勅語問題にみられる安倍首相、日本会議の目指す民主主義否定の教育の是非など多くの問題が残っています。
森友学園疑惑を最初に追及し、現在も追及し続けている木村真豊中市議から報告をいただき意見交流をします。

枚方ピースパレ-ド 報道に怒り TVを消して 街に出よう 松田久子さんの報告 

2017-07-14 09:08:05 | 月刊『平和がいちばん』
 7月2日枚方市駅周辺でピースパレードを行いました。テーマは「憲法こわすな」「人権まもれ」みんなで七夕の笹に願い事を書きました。

戦争イヤヤ  平和がいちばん
共謀罪は はーいーし テロ対策は うそっぱち メールもラインも 監視―される 共謀罪は いますぐ廃止
沖縄の基地は いーらなーい 辺野古も高江も 基地はいらない 南西諸島に 基地はいらない ジュゴンの海に 基地はいらない
危ない原発 いーらーなーい  すべての原発 今すぐ廃炉  放射能から 子どもをまもれ 子どもをまもれ
森友問題 テッテイ追及 加計問題も テッテイ追及 アベのまわりは 疑惑がいっぱい アベシンゾーは 今すぐやめろ 憲法こわす 首相はいらない

介護サービス 切り捨て反対 尊厳まもる 介護サービスを 介護職員の 給料あーげーろ 介護の利用者負担あーげーるーな 枚方市は 利用者の声を聞けー

緑をこわす 星北開発 住民追い出す 開発やめろ 自然と水と農業まもれ 交野市は 市民の声を聞けー

図書館 みんなの たからもの 民間委託は そぐわない 図書館分室 みまもるぞ 枚方市は 市民の声を聞けー

残そう未来に きれいな空気を 子どものそばに 産廃いらない 環境まもろう 田畑を汚すな¬

このパレードの投稿が月刊紙「平和がいちばん」に投稿されました。松田久子さんの投稿です・・・

報道に怒り TVを消して 街に出よう

7月2日(日)午後、私が代表をつとめる「実行委員会」が呼びかけてピースパレードを行いました。6月15日の共謀罪法の強行採決や森友・加計問題の幕引きを図るため国会の会期を延長することなく閉会するなど、安倍政権は余りにも国民を愚弄しています。こんなやり方に我慢がならないと多くの街行く人々にも訴えようと企画しました。また当日の午前中に行われた「地域変革市民運動交流会」では、枚方の図書館問題や対岸の高槻市の産業廃棄物施設建設を巡っての問題、また交野市星田地域での区画整理・土地開発問題など地域で起こっている様々な課題を議論しました。そこに共通するのは、市民の声を聞こうとしない、市民の声が反映しない行政に対する市民の怒りでした。その怒りも一緒に広く訴えようとピースパレードに結実しました。
 実行委員からは、出来るだけ楽しくパレードができるように「七夕の笹飾りも登場させたいね」とか、「コールもわかりやすいシンプルで、短い言葉がいいね」と声が上がりました。街頭での署名行動に来てくれた方や地域で運動している方などいろんな方々と一緒に作ることができました。
 パレード前の出発集会では、午前中の交流会の報告やまた今の安倍政権への怒り、介護における今の問題点など様々な声が上がりました。若い人の発言も新鮮で頑張っている様子がよくわかりました。また別の参加者からは、「安倍政権はひどいが、一つ感謝することは安倍さんのおかげでここにいる多くの方々と出会うことができた」と言われました。そして若い人が「(図書館問題を頑張っている枚方の運動を知り)今は、沖縄の支援に行こうとしているが、また枚方に戻って枚方の地に足を付けて枚方で運動をしていきたい」との発言もありました。次回は、もっと多くの市民とつながり「憲法こわすな!人権まもれ!」の声をあげ続けていきたい。


マスコミをチェックする・・日本TV元アナウンサーの小山田春樹さんの講演

2017-07-12 08:37:30 | 月刊『平和がいちばん』
 「枚方市民の会」の総会の講演テーマは、マスコミを切る。真実を伝えない大手マスコミの動きは恐ろしい。そのことを再確認し、今後の取り組みに生かせると思います。笑いも含めながら、納得いく内容でした。その報告内は・・・・。

 先月の「市民の会」総会で、日本TV元アナウンサーの小山田春樹さんの講演「国民の知る権利と報道の自由を守ろう」を聞きました。資料として出された「NHKニュースの項目表」。それは「2016年7月9日(土)お昼のニュース」です。翌7月10日は参院選投票日で、その前日にNHKはどんなニュースを流したか? 
 ①東京目黒区殺人事件
 ②北朝鮮ミサイル発射―「ただいま入ったニュースです」(韓国一〇時発表)
 ③西日本東日本激しい雨 ④略 
 ⑤参院選あす投票 
 ⑥北のミサイル発射-事実上失敗・・・
 小山田さんのコメント。①⑥北のミサイルが臨時ニュース紛いに扱われ、しかも発射失敗は最初のニュース時にわかっているのにわざわざ二回も報じる。
 ③は梅雨時でありニュース性は低い。
 ⑤にやっと参院選が登場しているが、視聴者に明日の選挙投票日を意識させようという気は少ない。義理か厄介かの扱い・・・

 この講演に触発され、私もニュースのTVニュースを記録してみました。6月19日、月曜日のことです。三放送局とも全国版で約15分の編集です。
〈一一:三〇~ JNN 四ch〉
  ①ロンドンでテロ     ②米イージス艦事故     ③仏マクロン圧勝・・  ・⑩内閣支持率低下
〈一一:四五~ ANN 六ch〉
  ①ロンドンでテロ     ②内閣支持率急落      ③全米ゴルフ
〈一二:〇〇~ NHK 二ch〉
  ①ロンドンでテロ     ②仏マ新党過半数      ③米イージス艦事故・・・  ⑤東京五輪暑さ対策   ⑥メダル狙う選手発掘


 私のコメント。ANNは内閣支持率の項目が2番目で、JNNは番外の10番目の扱い。NHKは世論調査をやっていないのか項目に無し。
 この19日は前日に通常国会が閉会し、加計・森友・共謀で強引な運営が行われた直後です。この時点での世論調査は意義があると思うのですが、なぜかNHKは取り組まない。⑤⑥など論外。
  たった一回ですがNHKの「偏向」が浮かび上がる「ニュース項目」調査。是非一度。

子どもたちに  平和・人権・共生の教科書を

2017-07-10 06:46:50 | 月刊『平和がいちばん』

 子どもたちには、自由に物事を判断する力をつけてほしい。成長を日々の続ける子どもたちの生活への考え方等を「評価対象」するのは、間違いだと思う。「平和がいちばん」7月号です。

 来年度から小学校で「道徳」が教科になり、19年度からは中学校でも同じく教科化されます。2015年3月、安倍内閣で下村文科大臣の時に学習指導要領が変更されました。主な目的はイジメ‐自殺への対応とされました。現政権は戦前の修身の原典「教育勅語」を礼賛する閣僚が多く、「(教育勅語を)憲法や教育基本法等に反しないような形で教材として用いることまでは否定されることではない」と閣議決定したのは記憶に新しいところです。この流れの中での「道徳」教科化です。

 イジメの多発=「道徳」教科が必要という因果関係は証明されていません。しかし安倍政権は社会の不安感を利用し「イジメを無くすために」と道徳教科の復活を果たしました。例えば福島からの避難者を邪魔者扱いし、「楽して金を受け取る」人たちとの排除の風潮が、子どもたちの世界でのイジメの培養器になっていることを見れば、まず正すべきは権力側です。さらに昨今の独裁的な政権運営に対する内部からの“告発”。公の利益のために事実を明らかにすることは社会的にも道徳的にも賞賛される行為です。ところが政権側は告発者のプライバシーを捻じ曲げてリークし、人物を貶めることに策を弄する。このような政権が「善悪の判断・正直・誠実」などの道徳項目を掲げるとは笑止千万です。

 来年度から使用する「道徳教科書」選定作業が枚方市でも始まっています。市民や現場教師の意見も取り入れて、“平和・人権・共生”が尊重される教科書を子どもたちに渡さなければなりません。

 さらに指摘すべきは、評価が点数ではなく「文章」という点。多忙極める教員に業務が上積みされることへの懸念です。子どもと向き合う時間が減るのではないか、かと言って「点数」が良いというのでもありません。そもそも「道徳」に評価が必要なのか根本から問い返す必要があります。