中日新聞によると「大飯の稼動なしでも電力に余力があった」とのこと。既に言われていたことが明らかになったのだ。
関電は7月、夏場の電力不足を理由に大飯原発3、4号機(福井県おおい町、いずれも出力118万キロワット)を再稼働させたが、広報室の担当者は「節電効果があり、現時点では原発がなくても供給力は維持できた」と話している。
最大需要は大阪市の日中最高気温が36・7度に達した3日午後2時台の2681万キロワット。関電は原発を除く発電能力を公表していないが、中日新聞の独自調査で水力、火力、揚水、地熱、太陽で少なくとも2008万キロワットあることが分かっている。これに、中部電力の融通電力など742万キロワットを加えると、供給力は計2750万キロワットで、大飯原発3、4号機の再稼働がなくても、今月3日のピーク需要時でもぎりぎりカバーできた計算になる。
関電によると、3日の供給態勢は、大飯2基をフル稼働する一方、需給調整を理由に、相生火力1号機(兵庫県相生市、出力38万キロワット)を休止していたという。
大飯原発3、4号機のフル稼働とそれに伴う揚水発電の増加を加えた潜在的な供給力は少なくとも3182万キロワット。ピーク需要時ですら原発4基分にほぼ相当する500万キロワット、率にして16%の余力があったことになる。
この事実は大きい。原発がなくても必要電気量はあると証明されたのだから。原発の再稼動NO! 大飯原発3,4号機は直ちに運転中止を! そんな思いがわいてくる
関電は7月、夏場の電力不足を理由に大飯原発3、4号機(福井県おおい町、いずれも出力118万キロワット)を再稼働させたが、広報室の担当者は「節電効果があり、現時点では原発がなくても供給力は維持できた」と話している。
最大需要は大阪市の日中最高気温が36・7度に達した3日午後2時台の2681万キロワット。関電は原発を除く発電能力を公表していないが、中日新聞の独自調査で水力、火力、揚水、地熱、太陽で少なくとも2008万キロワットあることが分かっている。これに、中部電力の融通電力など742万キロワットを加えると、供給力は計2750万キロワットで、大飯原発3、4号機の再稼働がなくても、今月3日のピーク需要時でもぎりぎりカバーできた計算になる。
関電によると、3日の供給態勢は、大飯2基をフル稼働する一方、需給調整を理由に、相生火力1号機(兵庫県相生市、出力38万キロワット)を休止していたという。
大飯原発3、4号機のフル稼働とそれに伴う揚水発電の増加を加えた潜在的な供給力は少なくとも3182万キロワット。ピーク需要時ですら原発4基分にほぼ相当する500万キロワット、率にして16%の余力があったことになる。
この事実は大きい。原発がなくても必要電気量はあると証明されたのだから。原発の再稼動NO! 大飯原発3,4号機は直ちに運転中止を! そんな思いがわいてくる