平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

2015年 枚方市長へ  枚方市へ

2015-01-31 08:22:55 | 月刊『平和がいちばん』
 私の尊敬する方の「平和がいちばん」への投稿。枚方市で校長をされていた。今も、世界の子ども達の幸せを願い活動されている。

      新年に 枚方市政に思うこと・願うこと  

「めでたさも 中くらいなりおらが春」と詠んだのは一茶でしたが、新春を迎えて、めでたいのでしょうか、めでたくないのでしょうか。
 身辺のあれこれに思いをいたすと、やはり問題を感じることが多いですね。
香里ヶ丘に建設予定の美術館のこと。図書館・生涯学習市民センターの「指定管理者制度」のこと。市民へのしっかりした説明が欠けているように思います。私も「意見聴取会」に出ましたが、反対の方の意見には耳をかさず、ひたすら「実施」の方向での「説明」に終始しているように思いました。

 竹内市長さん、この際、思い切って、市民会館ホールででも「市民説明・討論会」を開催し、市民の質問にダイレクトに答え、お考えを述べられ、市民を説得なされてはいかがでしょうか。

  短い文の中に今の枚方市の「おかしさ」が、端的に書かれている。香里ヶ丘中央公園には、毎日、市民が集まり監視行動を続けている。また、市民に美鋤館に関するシ-ル投票を全市20箇所でおこなった。

2015年私の周りでは、平和への危機感で渦巻いている

2015-01-26 08:24:58 | 枚方市民の取り組み

 昨日、1月25日 枚方市民会館で行なわれた「枚方・食品公害と健康を考える会」の様子。地場の野菜を買い込んできました。

 昨日は、「枚方・食品公害と健康を考える会」の集いと、楠葉の憲法9条の会の新年会に参加しました。憲法の会では、大正琴の演奏を楽しみながら食事をしました。参加者からは、戦争できる国への流れを変えようとの思いが、多く語られました。「戦争だけはしてはいけない」「日本人人質事件。日本政府は、中東諸国に歴訪し、イスラム国に空爆を行なっている諸国に空爆を止めるようにはいわず、支援資金協力を表明した。このことは、人命を軽視している」さまざまな意見がでた。・・・

また、市民の会の会報「平和がいちばん」の1月号の投稿でも、「平和への危惧」が語られている。投稿は・・。

①昨年の選挙に想うこと      
 昨年は記憶に残る大きな選挙が2件あった。
1件は12月の衆議院選挙、もう1件は11月の沖縄知事選挙であった。
前者は種々の背景の事情(争点隠しの奇襲選挙であり、野党のふがいなさ、投票率の低さ等)から民意が正しく反映されなかったとは言え、国民の多くは我々にとって最も大切な「反戦・平和・護憲・反原発等」の思想より、目先の日常の経済的向上を期待してアベノミクスを支持するという愚かな判断をしてしまった。
ヤマトンチューのこの愚かな姿勢に対し、一方沖縄では知事選挙でも、また衆議院選挙でも、「米軍基地No!」の姿勢を鮮明にする選択を行った。沖縄県民は過去の琉球王国のありように準じた賢い判断をしたと言える。この状況に対し政府は辺野古移設計画の強行と、早速に大人げない対抗策として沖縄振興費の減額を画策している。
我々は今年は一段と、沖縄県民の叡智をサポートする姿勢を明確にせねばならないと思う。

②新しい年を迎えて        
 昨年は、安全保障に関する特定秘密保護法の制定、武器輸出三原則転換、集団的自衛権の行使容認の閣議決定等、戦後七十年、一度も戦争をしてこなかった日本が、今、戦争のできる国へ変わろうとしている。
枚方市は市民の声を無視して、美術館建設を押し進めようとしている。
次の世代への負の遺産にしない為にも、これからも私のできる運動を無理せずにやっていきたいと思う。

   2015年 気を引き締めたい。

 

おかしい!美術館問題で見えきた枚方市、市議会の現状

2015-01-20 07:55:16 | 月刊『平和がいちばん』

松田久子さん・・・楠葉のスーパー前で「枚方市の美術館問題 原発をなくす」ことを訴えた(1月19日夕方)
 「平和がいちばん」1月号で、松田久子さんに美術館問題のインタビューをしました。

 香里ヶ丘中央公園に建設予定の美術館問題。話合いを求める市民の公園監視行動により、予定されていた工事着工が昨年8月末から止まったままである。解決の糸口を見出そうとしない枚方市。今回のテーマは、美術館問題で見えきた枚方市、市議会について。

Q:今回の美術館問題に関わった動機はなにですか?

 昨年3月20日に開催された総務常任委員会の「負担付き寄付(美術館の建物)の収受について」の審議報告書を読みました。発言議員のほとんどの内容が反対意見であり、賛成した議員も「(美術館は)負の遺産になる可能性が強い」とまで語っていました。数々の問題点を指摘しながら賛成したのに驚きました。毎年7千万円もの税金が30年間の長期にわたって使われるのに、議員の納得もなく、ましてや市民に至っては全く知らされていないのに、先に議会で決めることが許されていいのだろうか? 「議会制民主主義」をはき違えているとしか言いようがないと思います。
 
Q: 香里ヶ丘中央公園に行かれた時、どのように思いましたか。
 
 何度か公園に足を運んでいますが、毎日朝早くから夕方遅くまで多くの市民が公園に集まり、数ヶ月にわたり雨の日も雪の日も監視行動を続けていることに、市民の「公園を守りたい」という熱い思いと気迫を感じています。同時に市民を無視して強引に建設を進めようとする枚方市に対する「怒り」の大きさを感じます。緑豊かな、自然を残した景観、秋の紅葉の美しさ等、思わず写真を撮りたくなります。ボール遊びをする子どもたち、ジョギングをしている人、木漏れ日の下で本を読んでいる人、休んでいる人、おしゃべりを楽しんでいる人等、市民が思い思いに過ごしている公園、癒しと憩いの広場に文字通りなっている公園であることも実感しました。

Q: 市の対応で一番「驚かれたこと」は何ですか? どのようにすればいいと思われますか? 
 市民に説明もなく進められていることです。すでに建設ありきの説明会も市民の意見や質問にまともに答えず、打ち切られてしまいました。市民は議会に「請願」したり、再検討を求める署名活動や要望書を出したりしながら、市長との話し合いの場を求めています。しかし市長は市民との面談を急きょキャンセルして、その後も「反対する市民とは会わない」と頑なです。市長は市政を預かる責任者として市民が納得できるように話し合うのは当然です。それをしないで、公園に夜間に資材を運び込んだり、地域コミュ二ティー会長の連名の市長あての独断の要望書(建設賛成)を公園に掲示するといった姑息な手段にでています。このような枚方市の態度はあまりにも「市民軽視」です。
 
 3月議会でも指摘された美術館の場所や維持管理費などの問題点について、市会議員はとことんこだわり、そのひとつひとつを議論し、市民に明らかにしていくことが必要です。結論を急ぐのではなく、継続審議で時間をかけて議論してほしいと思います。そのためには現場に行き、市民の生の声を聞く必要がありますし、市民の貴重な税金が多額に使われようとしているのですから、もつともっと広く、多くの市民に情報を発信し、意見を求める等の努力をしないといけないと思います。枚方市で初めての美術館をつくるのですから、場所の選定や内容等について、美術関係者や専門家も含め、市民と一緒に作っていく姿勢がなければ、市民や地域から愛される美術館にはならないし、施設の発展もないのではないでしょうか。
ありがとうございました <インタビュー:おおた幸世>


原発NO 戦争ができる国NO の声を生活の場から

2015-01-14 09:11:32 | 月刊『平和がいちばん』
2015年 私は、どうしても集団的自衛権行使を、認めることは出来ない。国民の多数の願いとおなじ。にもかかわらず、強引に進める政府に「怒り」を感じると同時に、かわいい、無邪気な孫の顔をみると「大人」としての責任を感じる。「平和がいちばん」1月号1面。今日から各戸配布を始める。

 今年4月市会議員選挙が行われます。「市民の会」は候補者を二人擁立する準備を始めています。
 昨年暮れ総選挙が行われ、安倍自公政権が3分の2以上の議席を獲得しました。私たちは戦争・原発・格差拡大政策をすすめる安倍政権に反対してきましたが、残念な結果になりました。

 しかし選挙結果は民意の正確な反映ではありません。今回の投票率は戦後最低でした。マスコミによって低投票率が誘導されたと言っても過言ではありません。象徴的なのはTVニュースが常に使った「アベノミクスを争点にした総選挙は・・・」のアナウンスです。この世論誘導は集団的自衛権行使解禁をはじめ諸々の憲法違反の政策を国民に見えなくさせました。そして何を問う選挙なのか国民には明らかにならないまま投票日に至りました。
 自民党は291議席占めましたが、世論が反映されるという比例代表で、自民党と書かれた票は約1765万票、全有権者1億人の約17%に過ぎません。六人に一人が自民党を選択しただけです。ところが議席は61%を占めます。小選挙区制がつくる歪さです。そもそもどの世論調査を見ても安倍政権の個別政策では不支持の方が多いのです。消費増税反対が67%、川内原発再稼働反対が52%、集団的自衛権行使反対が60%、普天間基地県内移設反対が73%、と主要政策が軒並み支持されていません。景気が良くなったと思わないのも70%です。だから選挙結果は民意の正確な反映ではありません。

 私たちがしなければならないことは明らかです。これから安倍政権が繰り出す一つ一つの政策に国民的な反対の運動を広げることです。憲法を護ることも、増税に反対し生活を守ることも、原発の再稼働を許さず命をまもることも生活の場から声をあげることが大切です。そのすべてを反安倍に結び付け、新基地建設反対で統一候補を擁立し全ての選挙区で勝利した沖縄のように闘えば、必ず民意少数党の自公政権は倒すことができます。今春の市議選をその決意で闘います。
(世論調査 「消費税」「再稼働」11・11朝日 「集団的自衛権」8・3共同 「普天間」11・4琉球 「景気」12・1 毎日)

1月11日集会 井手禎昭さんが講師 テーマは「考えよう 内部被ばくと子どもたちのこと」に参加します

2015-01-10 22:14:13 | どこでも誰にでも、放射能健診の実施を要求

香里ヶ丘中央公園の美術館のシール投票が、少しづつ呼びかけられている。「賛成」「反対」「どちらでもない」「知らない」の4回答欄にシールを貼っていく。

 福島原発の事故から4年近くたちました。子ども達の甲状線ガンが多発しています。福島県が実施している健康管理調査で、子供たちから多くの甲状腺がんが見つかっています。2014年12月25日に開かれた「県民健康調査」検討委員会(旧称 県民健康管理調査検討委員会)では、29万6253人の先行検査(1巡目の検査)結果確定者のうち甲状腺がんと診断された人は84人、がんの疑いは24人、計108人(他に術後、良性結節と判明が1人)と報告されています。
 また、今回は2014年度から実施の本格検査(2巡目の検査)の第1回結果報告も行われ、6万505人のうち4人(男3人、女1人)が甲状腺がんまたはその疑いと診断されています。この4人は1巡目の検査で異常がないとされるA1ないしA2判定であり「前回の画像も確認したが見落としはなかった」と説明されているので、2年間で識別できるレベルのがんに進行したことになります。がん診断を受け手術を受けた患者は「臨床的に明らかに声がかすれる人、リンパ節転移などがほとんど」として、放置できるものではないと説明されています。進行が速い例や転移が多いことを考えれば、早期発見ができるよう検診を充実する必要があります。

 明日の自然環境センターとストップ・ザ・もんじゅ主催の学習会がある。講師の井手医師の著者「ガン難民をふせぐために 抗がん剤・放射線治療の基礎 そして福島へ」を読んだ時、放射能の被害に対する事実が分かると同時に、あまりにも放射能の影響に関する真実を隠している国や東電への「怒り」がわいたことを思い出す。
 福島の健康被害の状況は深刻。明日の学習会で、もう1度、内部被曝のことを学びたいと思う。