平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

原発問題の学習会を行いました

2011-04-05 22:22:56 | 政治 平和活動
 4月も6日経過した。桜の花もこの数日で咲き始め、先週の寒の戻りがウソのようだ。
福島第二原発の放射能汚染は、長期化の様相になり、いたたまれない状況が続いている。現地の復旧作業も、海への汚染水の大量流出は止められていない。怖い現状だ。
 昨日、劣化ウラン禁止を求めるキャンペーンセンターの小山さんを講師とする学習会をもった。「健康にすぐには影響しない」とう政府の説明に不安を感じ、安全の判断基準を知ることの大切さを感じていた。身近には、東北、関東から親戚が関西に一時避難されている人も少なくはない。
 学習会では、ガンなどの健康被害(発生率が5%以上たかまること)はすべての人におきるわけではないが、年齢が低い人ほど感受性が高く、妊産婦、子ども、青少年は守る必要があること。チェルノブイリから5年後、日本でも乳がんの発生率が増えたという論文があることなどていねいな説明がありました。説明を聞いていて、放射線量に対する安全性を確保するという国際基準の「でたらめさ」わかりました。第一の予防原則は、通常より放射能、放射性物質が増えたら、これを避ける・退避するというのが当然だと思います。
 福島原発は、制御できずだらだら核反応を起こし、放射性物質を放出し続けている。核チェルノブイリよりも燃料の量は、圧倒的に多い。福島県の東側に人が住めなくなるのでは、土壌と海の回復は見通しが立たないのでは・・・・。地域が破滅する・・・。もともと制御できない原発は全面廃止の方向に行くしかない。自然エネルギーへの転換を。それが、私の結論です。