バイオテクノロジーの世界でも日本は大きく出遅れることになってしまっているという。
携帯電話の世界ではガラパゴス現象といわれ、世界標準ではない独自の世界を築いてしまった日本だが、総合医薬品メーカーは自動車産業に例えると、トヨタ自動車とマレーシアのプロトンサガの資本力の差に近いほど世界と差がついてしまっているという。
医薬品以外のバイオエタノールや微生物産業利用に関しても同様のことがいえる。
何故、そんな日本になってしまったのか。
ひとつは、資本規模の体力差、資金力の差。そして企画力、政策力、経営能力、技術力、・・・等々全てに原因はありそうだ。
そして何よりも物足りないのが、強力なリーダーシップ力なのではないだろうか。国内競争に勝ち残ることに忙しかったのか、適切な外部のアドバイザーも持たず、海外の状況すら適切に把握していない。融通の利かない縦割り行政と今の利益しか追求しない民間企業、論文を書くことだけに追われてしまっている学者の先生方等々。本来だと明治初期や戦後の混乱期を脱した時に必要だった将来を見通す見識と度胸を持ちあわせ、全体を一気に引っ張るカリスマ的なリーダーが、今こそ総合プロデューサーとして日本には必要なのではないだろうか。
携帯電話の世界ではガラパゴス現象といわれ、世界標準ではない独自の世界を築いてしまった日本だが、総合医薬品メーカーは自動車産業に例えると、トヨタ自動車とマレーシアのプロトンサガの資本力の差に近いほど世界と差がついてしまっているという。
医薬品以外のバイオエタノールや微生物産業利用に関しても同様のことがいえる。
何故、そんな日本になってしまったのか。
ひとつは、資本規模の体力差、資金力の差。そして企画力、政策力、経営能力、技術力、・・・等々全てに原因はありそうだ。
そして何よりも物足りないのが、強力なリーダーシップ力なのではないだろうか。国内競争に勝ち残ることに忙しかったのか、適切な外部のアドバイザーも持たず、海外の状況すら適切に把握していない。融通の利かない縦割り行政と今の利益しか追求しない民間企業、論文を書くことだけに追われてしまっている学者の先生方等々。本来だと明治初期や戦後の混乱期を脱した時に必要だった将来を見通す見識と度胸を持ちあわせ、全体を一気に引っ張るカリスマ的なリーダーが、今こそ総合プロデューサーとして日本には必要なのではないだろうか。
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