パッチギ！

やっと『パッチギ』を観ることが出来た。
本当は映画館で観るべきところ、DVDで
観てしまい、井筒監督ごめんなさい!!!
友人からの年賀状で「パッチギ、観たか?
昨年の映画では一番やったでぇ。」と聞
いていて、キネマ旬報や毎日映画等で1位
も受賞していたので、もっとはやく観た
かったのですが、なかなかレンタルにも
行けず、やっと昨夜観ることが出来、大
満足!!!やっぱり映画はええナァ・・・。
時代は60年代、いろいろな角度で様々な
エネルギーがぶつかり合い、ぶつかり合う中
で互いに昇華しあっていく・・・。なんとい
っても在日という難しいテーマをあえて日
常的に描くことで、まさしく60年代を再現
し、共に高度成長期に大きく飲み込まれて
いくプロセスの中で右翼あり、左翼あり、日
本は、アメリカは、韓国は、国は何で、自由と
は何で、どう行動することが正しくって、
何が人間らしいのか!!ケンカをしていても、
結果平和だった熱い時代と静かで大人しい
けれど何か心の中にもやもやが溜まって不
健全な時代、どちらの時代が良いのか、あ
まり懐かしがってばかりもいられない、30
年後、現代を映画化すると何がテーマになり
、あの時代はよかったといわれるのか、あん
な時代が続かなくって良かったと言えるのか
、それは僕達の次の一歩にかかっていそう。