「日本の芸術を研究していると、これぞ哲学者という人間に出会う。彼は何をして時を過ごしているのか。一本の草の芽の研究をしているのだ。この草の芽が、彼にすべての植物、すべての季節、人間の偉大な姿を描き出させる。そうして生涯を送るのだが、人生はあまりにも短い。これこそ、本当の宗教というものではないか。こんなに単純で、自分自身が花であるかのように、自然の中に生きることこそ・・・」と弟テオにこんな手紙を認めている。
1887年(34歳)、死まであと3年。北斎や広重の作品を集めたり、自ら模写も試みていた。ゴッホ兄弟の浮世絵コレクションは500枚以上もあった(特に広重の『名所江戸百景』を好んだ)という。
ゴッホは日本人の感性に“哲学”を感じたようだが、私たちはゴッホのひたむきな生き方に“哲学”を感じる。
1887年(34歳)、死まであと3年。北斎や広重の作品を集めたり、自ら模写も試みていた。ゴッホ兄弟の浮世絵コレクションは500枚以上もあった(特に広重の『名所江戸百景』を好んだ)という。
ゴッホは日本人の感性に“哲学”を感じたようだが、私たちはゴッホのひたむきな生き方に“哲学”を感じる。
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