「大往生したけりゃ 医療とかかわるな」(中村仁一著)を読むと、戦後の医療、特にここ30年の医療は“穏やかな死”から人間を遠ざけてきた(作者の言葉を借りると「邪魔してきた」)気がする。
話は変わるが、この本を読みながら「弘前治療」という桜の樹を長生きさせる技術があることを思い出した。弘前では除雪の予算化が出来ないほど厳しい財政事情の中、桜の治療(治療といっても、剪定を冬の期間に行なうことには) を年間数億かけて行なっておられるというニュースを伝えたアナウンサーが「そんなにかけるのなら、60年に一度苗木を買った方が安上がりなのではないのか?」というコメントを残した。
一度生を受けたものをどう守っていくか、一度生を受けたものがどう生きるか。自己か自然か、私か公か、どういう社会を残したいかが問われている。
話は変わるが、この本を読みながら「弘前治療」という桜の樹を長生きさせる技術があることを思い出した。弘前では除雪の予算化が出来ないほど厳しい財政事情の中、桜の治療(治療といっても、剪定を冬の期間に行なうことには) を年間数億かけて行なっておられるというニュースを伝えたアナウンサーが「そんなにかけるのなら、60年に一度苗木を買った方が安上がりなのではないのか?」というコメントを残した。
一度生を受けたものをどう守っていくか、一度生を受けたものがどう生きるか。自己か自然か、私か公か、どういう社会を残したいかが問われている。
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