日々の感じた事をつづる
永人のひとごころ
一・安倍晋三は誰のために政治をやっているのか、思想はあるのか?頭は大丈夫なのか?
言論統制・自粛で語られない真相
日刊ゲンダイGW特別号
一・安倍晋三は誰のために政治をやっているのか
思想はあるのか? 頭は大丈夫なのか?
*
ゴールデンウイークを利用して8日間というアメリカ滞在を楽しんでいる安倍首相。安倍にとって国内の煩わしい公務から解放される外遊は何よりのリフレッシュ法だそうだ。加えて今回の訪米では日本の総理大臣として初めて米議会上下両院合同会議で演説をした。
そのはしゃぎ方、ハイテンションは、いつも0点ばかりの勉強のできない子供が、初めてテストで30点を取ったようなものだった。よほどうれしかったのだろう。
この訪米ではっきりわかったのは、安倍が誰のために政治をやっているのか、ということだ。本来政治は国民の為にあるものだが、安倍の場合は違う。
すべて自分のためだ。そのためには国民を平気で相手に差し出すのだ。
「安倍首相の政治行動は他人から称賛されたい、という虚栄心、手柄を上げたいという功名心、あるいはA級戦犯容疑者の祖父・岸 信介の名誉を回復したいという執念に尽きると思う。
一国のリーダーは、国益のために自己を空しくする必要があるのに、安倍首相には国民のため、という発想が欠けている。今回の訪米もひどかった。オバマ大統領の歓心を買うために、国益を度外視し、アメリカのために日米ガイドラインを見直し、自衛隊を差し出し、しかも国会での審議はこれからなのに、米国には勝手に成就を約束してしまう。
TPP交渉も拙速に進めているし、ここまで自分本位の首相は戦後初めてでしょう」(政治評論家。森田実氏)
しかし安倍政権と癒着し、すっかり去勢されてしまった大メディアは「訪米大成功」と持上げることしかしない。
その一方で国民が強く望む『年金』や『医療』といった社会保障が完全に置き去りにされていることも知るべきだ。
国民生活に全く関心がない安倍は、ゴールデンウイーク後『安倍法制』を成立させ、戦後70年続いた日本の形をガラリと変えるつもりだ。
今年のゴールデンウイーク国内の旅行者数は過去最高なそうだが、国民は浮かれている場合ではないはずだ!!