毎年、日本にやってくる海外の特別美術展はとても楽しみなのですが、どうしても目当ての作品に観客が集中してしまい、
ゆっくり観賞できないという難点があります。
海外の美術館で、このあたりのストレスを感じないで観ることができるのは、やはり絵画を観る空間なんだろうと思います。
ヨーロッパ3大美術館のひとつ、ウィーンの美術史美術館はハプスブルク家の皇帝たちが収集したルネッサンスとバロック
時代のものが多数コレクションされています。
その重厚な外観と建物の大きさ、展示室の広さには圧倒されます。
玄関ホールの大階段にはクリムトの壁画が飾られ、ふんだんに施された装飾は、内天井のフレスコ画を透明感のあるもの
にしています。
絵画が展示されているのは2階で、そのほかの階には工芸品や彫刻があったようですが、絵画だけに絞りました。
特に門外不出のブリューゲルの「バベルの塔」「狩人の帰還」「農民の結婚式」などをじっくりみることができました。
フェルメールの作品もここには展示されていました。「画家のアトリエ」、なんという静寂な世界を描き出しているのでしょうか。
ほかにもラファエロの「草原の聖母」と、観賞する絵画を絞ったものの、それでも膨大なコレクションに目がくらくらしそうなの
も確かです。
どんなに心が満足してもお腹は空くものです。ランチは2階ホールにあるCAFÉで、そのまま絵画ギャラリーとなっています。
とても優雅な雰囲気です。
ただ私は、ここで卵3個分という巨大オムレツと、夫もしっかりとウィーン料理「グラーシュ」を食べました。
あぁー、こんな芸術を目の前にしても、どうして精神も肉体もハングリーになれないのかと思ってしまいました。
2日間かけて、美術史美術館、シーレとクリムトの作品が揃うレオポルト美術館、ボッシュの不思議な世界「最後の審判」が
ある造形美術アカデミー絵画館を観て回りました。
更にそれらの名画を写真に取れるなんて驚きです。日本では考えられません。絵画ばかりでなく建物そのものが芸術作品、その中の装飾や彫刻など何時間いても飽きない空間に感じます。
そのような雰囲気の中のカフェでの食事、なんだか映画のワンシーンの中にいるような感覚なのでしょうか?料理もボリュームたっぷりで美味しそうですね。
やっぱり外国はスケールが違いますね
展示のスペースも広くてどこを見ても迫力があって
しかもソファーに座ってゆったり見れるなんていいでね。
それに日本と違って写真OKなのがビックリです。
美術館の中のカフェも最高ですね、日本にもこんな雰囲気のカフェがあるといいな~。
内外共に 素晴しい芸術品ですね。
何処も自由に 撮影出来るのも嬉しい限りですね。館内カフェも何と素晴しい芸術品の1枚。
楽しさを・・・・ 観る楽しさ ・ 食べる楽しさ ・・・究極の楽しさ。 よくよく考えられたのでしょうか?? その世界に 引き込まれるようでしたね。 私も・・・・・。
日本でゆっくりと名画を観るのは難しいので、憧れます。
カフェも優雅で、時間を忘れてしまいそうです。
お腹も満たされて、素敵な美術鑑賞でしたね。
建物といい、絵画といいスケールの大きさには圧倒されますね。
カフェも素敵ですね~ウィーン料理のグラーシュはどんなお味なんでしょうか?
食の欲求には勝てませんね。
広々としていてこの様なところならゆっくり見て
食事、時の流れも忘れますね
夜の街にもお出かけになりましたか? 日本とは違い光の灯りがまた一段と静かに華やいだのでは
美しい街ですね
フラッシュは禁止ですが、写真はどこもOKなのですから、確かに日本では考えられませんね。
美術館ではどこも撮影OKでした。中には名画の前でスケッチしている人もいました。
>nagaさん
ソファもあるのに、なぜか座っている人あまりいませんね。(私も今気がついたのですが)
人が少ないのでしょう。ただ、ベストシーズン中はどうでしょうか。
>大村さん
時間さえ許せば、1日いても見飽きないでしょうね。
入場料は2人で25ユーロ(この時は1ユーロが130円位)でした。
>shigeさん
やっぱり、お腹も満たされていなければ、ですよね!
ここのランチのおかげで、午後も絵画をゆっくり、落ち着いて堪能することができました。
>ユリさん
代表的なウィーン料理「グラーシュ」は、牛肉のスープ煮で、どこのレストランでもありました。
スープの種類や添えの野菜など違いはありますが、
量的にもそれほど多くなく、私たち日本人にもよく合った味だと思います。
>ミナミさん
夜のウィーンは、あまり華やかな感じはかえってしませんでした。
ショップも比較的はやく閉まり、歴史的建物などが柔らかな光りでライトアップされていました。
かえって、ウィーンらしいのかも知れませんね。