ポケモンではないが、ようやく動きが出てきたようだ。しばらく越えられなかった140円台を抜けて142円までつけた。この142円は、CPIの下落時に一時的に滞留した価格であり、また、ドル高の急上昇の時に145円の壁でのサポートとなった価格でもある。いろいろな節目であり、ここを抜ければ、145円が見えてくるだろう。ファンダメンタルズからは、FRB高官の一部に、次のFOMCでは0.75が必要という意見が出始めていることなどが材料視されるだろう。米国10年債の利回りも50日線まで落ちてきたところでやや止まっている。これだけの材料では145円はむずかしいが、12月のCPI、そしてFOMCが注目される。そこまでは142円前後のレンジになりそうである。
今日も暗号通貨の下げからドル高になったのには注意したい。なぜかわからないが、暗号通貨は為替よりも早く反応するような気がする。暗号通貨をトレードしない方もちょっと気にしておくといいと思います。