さて、昨日の一目の分析で示した時点で77.6くらいであったドルインデクスは、現在78.11となっており上昇傾向は変わっていない。遅行スパンも上昇の制約もなくなっており、一目の見地からはさらに上昇の可能性が高いと言える。P&Fで次の節となるのは、80あたりとなり、80近くまではあがっていくのではないか。ユーロドルで1.41ぎりぎりということになろうか。金価格で見てみると、次の節となるのは1080であり、こちらもそこまでの下落は充分にある。
いずれにせよ通常のテクニカル的には、ここでスイングでのドル売りや金買いはお勧めできない状態であることは間違いなく、自分も金ロングはやや縮小して1000ぎりぎりまでの下げにも対応出来るようにしてある。990を割ったらいったん完全にノーポジションとするが、そこまではないと考えている。とは言え、ドルインデクスが底打ちして反転していく場合には、このままどんどん上昇する可能性(金の下落)も排除できないので、金のナンピン買いには慎重でありたい。
ドル高にそってドル円も上げているので、ドル円についても現在はドルインデクスの状況を見ながらのトレードということになる。自分はノーポジションとしているが、むしろデイトレでの買いの方がいいのかもしれない。
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雇用統計以来のドル高は市場全体のテーマとなってますのでむしろ今のユロドルの動きは非常に順当なものです。このテーマは米国回復期待ですから、なにか、それに反する大きなものが出てこない限りまだ続きそうです。見ていきましょう。
おっしゃるとおりですね。欧州の弱さというか、ユーロ自体の問題点が問われている形なので。ただ、それも昔からの問題ですから、やはり市場の今のテーマだとは思っています。しかし、しかし、今は買いにくい。^^;
テッドスプレッドなどからいくとまだ$インデックスにも上値があるように思うのと、金価格も1000ドルぐらいまでさげそうです。来年の初めぐらいまで金はさがるのではと思います。そのあと$安円高に戻るというシナリオですが。。。かといって欧米もあぶないので円高ユー安はつづくのではと思いますが。。。
そうですね。金価格とドル円レートは多くの場合反比例なので、おっしゃるように、金が下がればドル円上昇で、東京金の下降はゆるやかになるかもしれませんね。
ドル円は、12/4の高値を超えたので一時撤退してしまいました。
残念ながら、金はマスコミ報道が煽ってしまったので、やや恐怖を伴う下げがないとすぐには高値更新は難しくなってしまったように思います。
やはり1200ドル越えの時とちょうど逆ですね。あの時はどんどん上がってゆくかと多くの人が思ったところで調整となりました。今回は、もう金はダメかと過半の人が思ったところが底でしょう。やっぱり1000ドル割れ直前まで行くかもしれませんね。多くの人が損切りして投げたところから暴騰ということでしょうか。^^