FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



CPIのあと、10分くらいして、急激に円高になった。自分は、円売りのポジション調整だと感じたが、その後、ニュースで為替介入というリークが流れたので、そうかもしれないと思う。今日の朝8時にも2回に分けた介入っぽい動きがあった。午前のユーロ円へのレートチェックは間違いない発表なので、財務省為替部門が動いていることは確かである。総じて、介入の可能性が高いと考えているが、いずれにせよ、1ヶ月後の発表でわかることなので待ちたい。なお、日銀の当座預金の計算では、3兆円から4兆円くらいが不足している勘定になるようで、やはり3兆円以上の規模での介入があったと考えるほうが良さそうである。

昨日のエントリーで、危険性がある相場になってきたが、まだなんとかいけると思うと書いたが、ここまで急な動きは予測できなかった。それほどのボラティリティもまだない状態だ。神田氏のコメントはこのようだが、顔はいつもの介入後と同じく笑っているようにも見える。

今回がもし介入だとしても、最初の下げの勢いや、今後の円高方向のイベント(日銀利上げ、FED利下げ)の可能性を考えると、これ以上大きなものはないというのを第1シナリオとしている。現状では、テクニカル的な下げとしても矛盾がないレベルの下げにとどまっている(日足のMA60まで)。ただ、警戒感は続くので、急に160円以上に戻すのは難しい。じわじわと戻すのではないだろうか。ただ、上下とも不安定なので、むずかしい相場になると思う。

自分はドル円ロングをおいていたが、昨晩の下げですべてスクエアにした。前に書いたように介入対策で159円台で売りの指値もしておいたので、これは158円で利食い。全体として、介入ですこしマイナスになったが、大打撃はくらわなかった。介入時には、前からの玉は利益を減らすし、とにかく、いいことはない。はやく、神田氏には退任してほしい。



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