FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



急速に155円台に戻したドル円だったが、さすがに一休み。まだパワーが足りないので、屈伸運動中だ。もう一回155円割れも十分にありうるので、無駄な動きにつき合わないよう、押しを確認していきたい。

それにしても、ゴールドが強い。ウクライナ・イスラエルと、米国の軍事支援がよい方向に働いていないのを見ても、米国の軍事力による影響力は大きく減退しているのは明らかだ。それに伴って、米ドルの力も落ちている。世界各国が金に流れるのは自然なことだ。テクニカル的にも日足で2450ドルあたりのレジスタンスを試す勢いだが、チャートの形からも十分に可能性はある。ここを突き抜ければ、3000ドルが見えてくる。円建てだと16000円/グラムの世界である。

米国の力が落ちたといっても、OpenAIを初めとする米国IT企業の開発力はすさまじい。従来の国家(ステート)の枠組みでは捉えられない新しいサイバーワールドが形成されつつあるのだと考えている。その世界の住民には、人間だけでなく、今後大量に作られるAIエージェントも含まれる。そこで使われるのは、従来のドルではなく、暗号通貨になることも間違いない。ドル離れから、ゴールドに行き、次の段階では、暗号通貨になる、という流れだと考えている。まだまだ上下動も激しいが、10年単位では極めて大きなものになるだろう。本ブログが、為替・ゴールド・暗号通貨を統合的に扱っていることの意味もそこにある。

来週は様子見の週としたい。ドル円の上下動を観察して、軽く押し目買いを目指す。





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