FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



(連休中の臨時号です)。円安継続をメインシナリオにしていたが、連休前の最後のツイートに「これで大人しく160円に戻っていくと決まっているなら、FXは楽なのだが、157で再度折り返して介入で154以下に向かったらどうする、まで考えておかないと、今回はよくても、いつかやられることになるのがFX。」と書いておいた、まさにそのサブシナリオの方で動いているようだ。しばらく動けなかった神田氏だが、160円で米国から許可をとったようであり、巧みな介入ぶりを見せている。前に書いたように160円は超長期波動のレジスタンスでもあり、中期周期的にも下げ始めてもおかしくはない。そこも狙っているだろう。
 
ツイート後、早朝の第2弾の大きな介入が入って153円を見た。その後、156円台まで戻ったがあとはじり安で現在153円を割ったところまで来ている。なかなか、難しい情勢だが、現状、このドル円の下げの持続性はさほどではないと考えている。介入でロング勢の力がそがれているが、150円前後があればファンドは再度ロングになるのではないか。米国の利下げはまだ遠く、日本の利上げもまた遠いからである。ただ、コモディティ全般の勢いが弱く、暗号通貨も弱いなど、ファンドの方も全力投入しにくい雰囲気もあるので、しばらく150円前後で揉む可能性もあるだろう。

やはりFXは難しく、スワップだけもらっていれば「確実に」利益が出ますよ、などというアフィ案件の宣伝は絶対に信じてはいけないことを今回も知らしめる相場になったと思う。

自分のトレードは、連休前にロングを縮小して、153円あたりからのロングポジションを持って、軽く売り買いしていた程度。一番上で、全玉を利食えていれば最高だったのだが、それは自分の相場観からして無理。二回目の介入の戻り156円台からのジリ下げでは、サブシナリオに従ってさらにポジションを小さくしていって、153円まででノーポジにしている。雇用統計を見てから、次の方針を決める予定である。ビットコインも、平均線からの乖離が大きく、週足あるいは月足レベルでの修正になっている模様。次のチャンスを待ちたい。






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