FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



昨日は、来週には円安に戻るだろうと書いたが、まさかその夜には円安になるとは思わなかった。一度は152円には到達すると予測していたが、153円台で折り返してしまった。理屈通りと言えばその通りの動きだが、早すぎる。笑 特に昨日のエントリーに加えることもないが、日銀が新たに債券買い入れをしてそのペースに変更なしとういうニュースは意外性があったかもしれない。前回すこし量を減らしたわけだが、継続的に減らすことはなかった。金利上昇を警戒していることはあきらかだ。なお、介入の可能性はぐっと減ったと思うが、前回の介入ポイントの157円までは若干警戒しておきたい。
 
金利があがって何が悪い?という話題もいろいろ出るが、現実に、日銀がそれを嫌っていることはあきらかなので、トレーダーとしてはその事実だけで十分である。この制約の中で日本ができることは、介入で投機筋を牽制しながら、なるべくゆっくりとした円安進行として、米国景気の本格的悪化を待つということにつきる。しかし米国が完全におかしくなれば、日本もまた金融緩和を強化する必要も出てくるので、結局、話は振り出しに戻る。どうころんでもファンダメンタルズは円安ということだ。植田氏も、神田氏も、結局、アベノミクスで敷かれたレールの上を走っている暴走トロッコのお猿の運転手と車掌であり、本質的には何もできない。

自分のトレードはずっと継続しているドル円ロングのみ。昨日はわずかにショートしたが、たちまち損切り。155円からドテンロングですこし積み増しをしたが、それほどは増えていない。この後介入などが来て、153円以下で積み増すチャンスが万一あればありがたいのだが、為替の動き、イエレンの3度目の牽制で介入は相当困難だろう。


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