FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



財務官としては、ドル円156円以下でCPIを迎えて、CPIが弱くて下げていけばよし、CPIが強くて、ドル円が跳ねれば156円ハイあたりで介入も、という段取りだったと思うが、イエレンが三度目の強い介入牽制発言を行って、ドル円は156円台に伸びてそこで停留することとなった。これはかなり意外な動きで、財務官としてはかなり手詰まりになった。156円からではCPIで下げても限界がある。またイエレンの強い牽制で、よほど大きな急速な動きがないと介入は極めて難しい。さすがに、今日は神田氏も発言ゼロである。日銀の国債買い入れ減額も円安にはまったく効かなかった。

これで157円を超えて、さらに前回の介入ポイントを超えると、せっかくの三番天井の演出もふいになり、完全にノープランとなると思う。宇宙人的頭脳を持つと言われる神田財務官だが、経済学のPh.Dを持つわけでもない。そろそろ化けの皮が剥がれてきたと言えるかもしれない。
  
CPI次第ということは変わらないが、これで、そのまま下げていく可能性は極めて低くなったと言えるだろう。ということでトレードの方針は変わらないが、今日のPPI、そして明日のCPIでドル円が押したら、躊躇なく買っていきたい。


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