FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



結局週末までドル高・円安相場が継続した。ドル円は80.3あたりの週足の一目雲端から外を動き、ついに2007年以来始めて、週足のローソク実体全体が一目の雲の反対側に移った。先週書いたように、これでまずは「円高明け宣言」を出していいと思う。あと残った円高指標としては、月足のMA25があるようだ。これは現在82円ちょうどのようだが、これも一月くらいのうちにクリアできそうだ(ちなみに、MA24ならすでに到達している)。
 
ただ、81円ハイは、様々なレジスタンスが通っているところであり、とりあえずここから上は厳しい。ファンダメンタル的になにかもう一つ上向きの材料が欲しいところだ。逆に欧州がらみや、中東情勢など、突発的な下げの何かがある可能性もある。81円ハイあるいは82円ミッドあたりから一度大きく押す可能性も高いだろう。その場合の下値のメドは、雲端の80.3円あるいは、以前のレジスタンスの78.3円というところだろうか。

ドルインデクスは徐々に上昇開始しており、ユーロ買い、豪ドル買いの勢いが弱まっている。今後も売り買い交錯しつつ、ドルストレートでは徐々にドル高へ進むものと見ている。金は、さらに下降すると思うが、これはユーロ次第だろう。

為替相場が円安期に入ったとすれば、ここからは普通の相場となる。円がらみは、基本に忠実に、RSIやMACDや移動平均を見つつ、普通に、下で買って上で売るを繰り返せば利益が取れる相場になっていくと思う。ユーロドルについては下降トレンドがはっきりするまではもう少し待ってみたい。



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