アメリカがお休みの相場なのでまだそのまま信じるのは危険であるが、どうも今回想定していた調整はあまり大きくならずに終わるかもしれない。とするなら、以前の中期予測から、短期の大調整を削除した形、つまり、このまま春先あたりまでドル安による過剰流動性相場(商品高・株高・資源通貨高)が基本的には徐々に進行するという目もないわけではない。このあたり、週末にゆっくり分析してみたい。
ということでドル高方向のポジションは徐々に縮小している。まず、ドル円は戻り売り体制に変更。このまま80円方向に進むという可能性をより高く見積もる。銀ショートは金ロングと相殺してほぼゼロにして、週末までの動きをみてから、ネットロングに転じるかどうか決定。ユーロポンドロングは継続、というあたりである。
これで、もし調整が来なかったらまさに杞憂に終わったということになるが、まだ大きくロングにしていくことは止めたい。年末の最後の最後にハシゴを外すというパターンも当然あるからである。なんとも相場は難しいものだ。
| Trackback ( )
|