FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



CBR商品指数も急上昇、GSR(金銀比)は急降下と、完全に景気回復期のパターンだ。株も連日の高値を世界中でつけている。
 
が、2点だけどうも解せないところがある。ひとつは、円高傾向だ。ドル安は、円安を招くのが普通であり、また、今のような景気回復期には円安になるのが一般的だ。しかし、今回はどうもあまり円安になる気がしない。実際の値動きも円高・円安をフラフラしている。どうして、円があまり売られないのか?
 
もうひとつは金価格だ。こちらも、高止まりしており、GSRが下がって銀が急上昇であるよりは上昇してはいないが、下降してもいない。これもリスクが無くなったということと反するものである。
 
ということで、リスク回避の代表選手である、円と金がいずれも高止まりしているのがどうも解せないところである。やはり、根本で解決されていないということが、こんなところに反映されてしまうのだろうか?



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H1N1新インフルエンザウイルスは、複雑な過程を経て四種類のウイルスが融合してできたものだが、これについては、豚の体内で10年にわたる変化を経てできてきたという説が伝えられている。(相変わらず生物兵器として作られたという説もある。それくらいこれは珍しい事象だ。)。

ここに来てUPI通信がそのサイトで驚くべき専門家の説を紹介している。

(引用)

The four strands of the swine flu virus come from pigs, humans and birds. Experts believe that the virus mutated into its current form in the bodies of pigs. Health authorities are particularly worried that the capability to mutate already exhibited by the virus could eventually let it combine with the human immunodeficiency virus, which causes AIDS.

That could cause a lethally dangerous global health problem on a comparable scale to the 1918 Spanish influenza epidemic

(この豚新インフルの持つ4本のDNAは豚と人間と鳥由来のものである。そして専門家は、このウイルスが豚の体内において現在の形に変異したものと信じている。また、この問題についての権威筋は、すでに発揮されたこのウイルスの持つ変異する能力によって、これが人免疫不全ウイルス(いわゆるHIV。エイズを引きおこす)と融合するのではないかと特に心配している。もしそうなれば、1918年のスペイン風邪大流行にも匹敵するような規模の世界的な大きな致死的な危険を持った健康問題を引きおこす可能性がある。)

(引用終わり)

この新ウイルスの変異能力は特異なものであり、きわめて柔軟性が高い。そこで、その能力がインフルエンザの中にとどまらず、もっと重度の作用を持つウイルスと結合する可能性を指摘しているのである。

もちろん、これはただちに起きる脅威ではないし、証明された事実でもないが、数年のうちに現実化しないとも限らない。また、強毒性の鳥インフルエンザウイルスと再結合するというようなシナリオはもっとあり得るだろう。今後もいろいろな情報に注意してゆきたい。

なお、これとは反対の立場の話になるが、ロン・ポールは、今回のウイルス騒動を「swine flu hoax」(豚インフルエンザデマ)と呼んでいることも付言しておきたい。彼にすれば、このHIV説こそ、とんでもないHOAXである。
 
ものには両面があるということであろう。



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GWの最中、さっそくドル安方向の動きが出てきた。今回は金も上昇しつつのドル安であるが、株は上昇しているし、景気回復方向へのドル安と考えていいだろう。
 
想定通り、ドル円は下げはじめた。まだ不安定であるが、これで当面の100円越えの目はまずなくなっただろう。今日は99.30あたりでかなり売りを仕込めたので、これはしばらく置いておく予定である。
 
クロス円もドル安の進行で、上下に股裂きになるものの、結局はドル円に抵抗することはできないのが通例だ。今回も前回と同様にドル円ついでクロス円が下げ、市場が総悲観になったところで反転して円安になり、ひとつきぐらいでドル円98円あたりまで戻るという形と予想しておく。問題は、ドル円の底であるが、ドルインデクス÷円インデクスのテクニカルのP&F分析では、90円を割るような円高はまったく想定できない。92円から95円というところではないだろうか。理論的には、ドル安が全体に進行している関係で、前回よりは深く押すとは思う。(画像で橙色の←を書いたあたりまでを予測)。

明日以降、上下しながらも、ドル円が下がる展開を予測する。クロス円は、下げ、ただし下げはゆるやかだ。当然、対ドルでは、ポンド・ユーロ・オセアニアともさらに上げると予測している。



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