FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



せっかくの休みで出かけたいがインフルもいやなので、出るとしても新宿にクルマで買い物に行くぐらいになりそうな連休です。
 
新型インフルエンザはワクチン開発が始まったようでどうやら秋までには市販の見通し。今後は南半球での蔓延を押さえ込めばなんとかなりそうなメドがついてきました。とにかく関係者にはがんばってもらいたいものです。
 
経済情勢の方は、クライスラーが片付き、おそらくGMも似たような方法でなんとかなるだろうという見通しができて、あとは税収不足、企業の収益不足、銀行のソルベンシー問題という、お金が足りない問題が残りそうです。ただ、これはプリンティングマネーの威力で当面なんとかするでしょうから、この分では秋ぐらいまでは株は、欧米・アジアとも上昇気流に乗ったと思われます。AIGのCDSもいつのまにか政府系の法人に買い取られているらしく、金融機関はぜんぶ粉飾決算で問題は先送りされていて、当面は損失が表に出てくることはないでしょう。

こうなると、原油・資源の値上がりなどからユーロやオセアニア通貨に焦点があたることは間違いなく、ドル安が進行すると見ていいでしょう。4月の相場でわかったように、(欧州・オセアニアに対しての)単独ドル安は、最初ドル円を下げて円高になりますが、後にクロス円を持ち上げて円安となってひとつのサイクルが終了します。ですから、今後も、急激なドル安(ドルインデクスの下降)が発生して、ドル円が下げて上がるという動きが何回か起こるという見方をしています。

画像はユーロインデクスをドルインデクスで割ったもの(ユーロドルの別バージョンとも言える)ですが、P&Fはきれいな大型の三角保ち合いになっており、次のブレークは大きいでしょう。たぶん、上方=ドル安です。

ちなみに、ドル高になるような金融不安は、現在の粉飾が表面化する時、すなわち株が再下落する時でしょうから、まだかなり先になると思います。

当面は(「ブレークして調整する」を繰り返す)ドル安および、ドル円のレンジ相場を見込んでいて間違いないとかんがえています。




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ジャパンハンドラーズさんのブログで、今年度の日欧米三極委員会の模様を報じていた。まったく普通の報道では知られていないことなので興味深かった。ぜひご覧いただきたい。デビッド・ロックフェラーもちゃんと来ていたようだ。
 
三極委員会は、ビルダーバーガー会議に参加できない日本のために(オランダ王室が反対していると伝えられる)、ロックフェラーが主宰して作った委員会とされる。日本側のメンバーとしては、昔はソニー会長の盛田氏とか、外務大臣だった大来佐武郎氏、そし宮沢喜一氏など、今は、朝日新聞の主筆の船橋洋一氏、ゼロックスの小林陽太郎氏、もと外務省の行天豊雄氏などがメンバーと伝えられる。



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