こんにちは。 社会保険労務士法人workupです。
全日本トラック協会の「2022年度版 トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態」調査によると、
一般貨物自動車運送事業者における男性運転者の職種別平均賃金(1カ月平均)は、
けん引が40.3万円、大型が36.1万円、中型が30.6万円でした。
前年結果と比べると、けん引と大型が2%弱伸びた一方、中型は1.5%減少しました。
運転者全体の平均賃金は34.4万円となり、そのうち運行手当や時間外手当を含む
変動給の総額は15.9万円、給与全体の46.1%を占めています。
時間外手当は7万400円に上り、前年結果から6.2%(4,100円)増加しました。
昨年来、多くの運送事業者が賃上げを行っており、同調査でも水準の増加傾向が表れています。
この調査は、トラック運送事業に携わる従業員の賃金や労働時間、
福利厚生などの実態を職種別に詳細に把握し、労働環境改善のための基礎資料とするために実施をしています。
今回の調査は、令和4年10月~11月に実施し、有効回答事業者数は、
特別積合せ貨物運送事業者37社、一般貨物自動車運送事業者754社、(合計791社)でした。
■2022年度版トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【公式サイト】社会保険労務士法人workup株式会社workup人事コンサルティング